| 10:30 |
現地のゲートをくぐり駐車場に車を停める。シャトルバス乗り場からは多くの観客が暑そうに歩いてくる。駐車場からしばらく歩くとオフィシャルグッズ売場があり、まだ人も少なかったので、早速Tシャツ2枚とパンフレットを買う。荷物が邪魔なので車に置きに帰り、再び入場ゲートへ向かう。 |
| 10:50 |
入場ゲートに向かい、チケットと引き替えにリストバンドをつけてもらう。よく考えると、何でチケットは半券だけとって残りをくれないんだろう。記念になるのにな。リストバンドもうまく取れればいいのに。。。と思いつつグリーンステージへ向かう。 |
| 10:55 |
グリーンステージへ向かう道からダンステントなどが見える。グリーンステージもそうだけど、とにかく会場が広い。緑も多い。日差しはきついが、風はひんやりしていて、去年のような体力をじわじわ削ぎ落としていくような嫌な暑さではないようだ。 |
| 11:00 |
"Welcome To Fuji Rock
Festival"とスマッシュの日高氏がステージで話している。グリーンステージの前の方では様々な国の国旗が揺れている。さあ、お祭りの始まりだ。まずは電撃ネットワークのステージを見るためにホワイトステージへ向かう。ところが、ステージ間が結構遠い。ゆっくり歩いていると10分くらいだろうか。途中きれいな川などを通ってホワイトステージにたどり着き、座る場所を探す。ステージ後方に日陰があったので、とりあえずそこに座ることにする。 |
| 11:30 |
電撃ネットワークがステージに登場。ステージ上にはドラム缶など音楽とは関係なさそうなものが転がっている。外国人の女の人に「あれは誰ですか?」と聞かれて「電撃ネットワークです」と答えると「シラナーイ」と言われてしまいました。彼らのパフォーマンスは祭りのオープニングとしてはピッタリで、ドライアイスを食べて鼻から煙を出したり、ドラム缶にダイナマイト(?)を入れて爆発させたりと身体を張ったパフォーマンスが続く。ちょっと間延びした感じもあったけど、なかなか楽しかった。良い子は打ち上げ花火を人に向けて飛ばしたり、ドラゴンに火をつけて人に向けないようにしましょう。 |
| 12:30 |
とりあえず昼食。暑い中カレー、シャウレマ、チャイ、コーラを買って日陰を探して食べる。シャウレマっていうのはアラビアパンに羊を焼いたものとキャベツ、トマト、マヨネーズを挟んだもので、非常に身体に悪そうな食べ物だけど、癖になるほどおいしい。これを食べている内に午後のステージがはじまりそうになるので、ホワイトステージに向かう。 |
| 13:00 |
Neveのステージ開始。アメリカの新人バンドという以外には前もって情報は何もなく、奥田民生のステージまでのつなぎ位に考えて見始める。1曲目はいきなりハードなディストーションギターで始まる。「あ、これは間違えたかな」と思いながらしばらく聞いていると、ドラムマシーンを交えながら、イギリスっぽい音を出したりもして、しかもメロディーもなかなかいい感じ。聞いているときにはちょっぴりThe
Smashing Pumpkinsを思い出したりもした。そんでもって、ギターの兄ちゃんのキャラが良く、とにかく客にモノをあげる。ステッカーやらピックやら、何でもかんでも渡す。憎めないキャラでした。ステージが終わる頃にはすっかり彼らをお気に入りになった。一度ひっこんだものの、拍手がしばらく続くとアンコールまでやってくれた。全く期待していなかっただけに、ラッキー度高し。 |
| 14:20 |
グリーンステージに移動。奥田民生はショートパンツにランニングシャツ、頭にタオルを巻いて、サンダルかなと思っていたが、割と普通の格好をしていた。音楽の方は誠実に演奏してくれていて、彼の曲調が昼間の野外にピッタリ合う。ポカリスエットを飲みながらグリーンステージ右後方で寝ころびながら聴く。うーん、これぞフェスティバル。 |
| 16:20 |
同じ場所でStevie Salasを見た後、ワールドレストランエリアに移動。ここはエチオピア料理やらイタリア料理やら、インド料理やら中華料理、タイ料理などいろんな食べ物が売ってる。しかも、値段もそこそこリーズナブル。ひととおり、何を売っているかを見て、New
Band Stageを見に行くと、筋肉少女帯の大槻ケンジのようなボーカルのバンドが演奏していた。かなり、壊れ気味で、個人的には壊れすぎでちょいと辛かった。確か、このときに夕食を食べたはずだったけど、何食べたか忘れてしまった。シチューみたいなものを食べたような記憶・・・本質じゃないからいいか。 |
| 17:10 |
再びグリーンステージに戻る。ステージでは Hi-Standardが演奏している。前の方はかなり盛り上がっている。このときはグリーンステージ右後方で見ていたのだが、後ろで馬の顔をかぶった兄ちゃんが踊り狂っていて、そちらを見るのに忙しかった。いろんな人が彼を見て爆笑していた。Hi-Standardが終わり、The
Black Corwesを見るために、グリーンステージの一番前のブロックへ向かう。次第に、Rage
Against The MachineのTシャツを着た人が増えてくる。とりあえず前から10列目くらいまで進む。 |
| 18:30 |
The Black Crowesのステージ開始。全然知らなかった割にはすごく楽しめた。ルックス、服装共、見るからにアメリカのロックバンド。音もオーソドックス&トラディショナルなアメリカンロックなのに、なぜか古さを感じさせない。女性コーラス隊も参加して良い意味での「アメリカ的ロック」を演出する。力強く、サービス精神旺盛なステージはプロフェッショナルだった。少し涼しくなってきた苗場をいい感じにヒートアップさせてくれた。こういうタイプの音楽も良いなと素直に思えた。 |
| 19:45 |
急いでホワイトステージにPropellerheadsを見るために移動。但し、Rage
Against The Machineのオープニングを見るために10分くらいしか時間がない。ステージ間が遠すぎる。Propellerheadsのステージではとにかく"Bang
on!"を聴きたかったので、10分間の間にやってくれることだけを祈りながら見ていた。時間切れでホワイトステージを後にしようとしたときに、"Bang
on!"が始まった。もう、これでいいや。心おきなくグリーンステージに戻る。 |
| 21:10 |
予定より30分ほど遅れてRage Against The Machineのステージが始まる。ステージ前方はものすごい人だ。とりあえず、本日の目当てUnderworldのステージが間近なので、10分間だけ見てホワイトステージに移動。この途中なぜか走っている人多数。「何でだろう」と思っているとホワイトステージからなぜか音が聞こえてくる。ステージ前の曲か何か流しているのかなと思っていたら既にステージが始まってる・・・「えー、まだ予定より10分以上あるやん」と心で叫びながら、ホワイトステージへ向かう。 |
| 21:30 |
Underworldのオープニングを見逃したのはショック大。何分くらい見逃したんだろう。着いてから演奏された曲は新作の"Beacoup
Fish"からの曲が中心で、CDより若干メリハリのあるリズムにTomatoの映像がシンクロし、ときおりKarl
Hydeが怪しく腰を振る。Underworldの音楽ってすごくセクシャルなんだなあと感じる。もちろん、Karl
Hydeの恍惚の表情やら意味深な言葉がその根元であるのは言うまでもない。"Push Upstairs", "Jumbo"などUnderworldの曲はダンサンブルでありながら、内へ内へと落ち込んでいくタイプの曲が多い。それは、ライブ会場を単純に巨大フロア化させることを拒んでいるかのようだ。ライティング、映像もその内部へ潜り込んでいく音楽を後押しして、バンドの放った音のエネルギーをそのままバンドとオーディエンスが蓄積している。ライブ後半になるまでその蓄積は続く。オフ気味のライティングは空の流れ星を見ることを可能とし、暗闇もまた彼らの音楽の演出に一役買っている。そして、貯めて貯めて、ほぼ臨界点に達した瞬間に演奏された"Born
Slippy"でエネルギーは全て放出された。Karl Hydeの声、彼の表情、そして会場を照らし出すライティング、全てはそれまで抑えられていた全てのものを解放させる。この瞬間、Underworldのステージは単なるフロアを超越したように感じた。Underworldの曲、Tomatoの映像、苗場の夜というロケーション、全てが正帰還を与えながら、それぞれ単独の効果を何倍にも何十倍にもしたように感じた。そこに存在するあらゆるものを味方に付けたUnderworld圧勝の初日だった。彼らの勝利はライブ終了後のKarl
Hydeの表情に表れていた。これまで体験した中でも間違いなくトップ3に入るライブだった。 |
| 23:00 |
Underworldは予定より早く初めて、予定通りに終わったようだ。ホワイトステージからの帰り道は細く、なかなか進まない。それも今見た幻想的でかつ現実的なステージの余韻を楽しむにはいい時間だった。 |