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これまでの40年間の人生で一番忙しい日々の中、日曜日のBeckから中1日で再びライブ。一昨日の超渋滞が頭を過ぎり、16時半頃に家を出たら17時半頃に西宮ICに着いてしまい、30分ほどスタバで休憩。そこから、"Definitely
Maybe"を聴いて、意識的に気分を昂揚させながら湾岸線を飛ばしてインテックス大阪へ。
ブロック指定ということもあって、のんびりと18時40分くらいに会場に着くと、入口の外にはまだかなりの人が溢れかえっていた。着いて数分で入れる順番になったのはラッキーだったけど、あと20分くらいで全員を捌ききれるのかと言うほどの人の数。それを見ながら、「何だかんだ言っても、やっぱりOasisは人気あるんだなあ」と改めて実感。
ステージのセットは実にシンプル。縦に長い会場にもかかわらず、両サイドにはスクリーンもなかったので、「これじゃ何にも見えないなあ」と思いながらも、「まあ、別にあんなオヤジを見てもしゃーないけど」と心の中で一人ツッコミをしたところで照明が落とされ、"Fuckin'
in The Bushes"でライブスタート。
えらい年食っちゃったNoel、その他メンバー、そして見かけが異常に変わったような気がするLiamが順番に登場し、いきなり"Rock 'n'
Roll
Star"へ。シンプルだと思っていたステージは実は背後がでっかいスクリーンになっていて、メンバーの様子がリアルタイムで映される。確かによく見えるけど、やっぱり別にあんなオヤジを見てもしゃーなかったというのが本音。"Lyla"、"The
Shock of The
Lightning"と臨界点を越えそうで越えない爆発力を秘めたロックナンバーを続けてフロアの温度を高めながら、性急で粗削りなところが魅力の"Cigarettes
And Alcohol"から"The Meaning of Soul"へと続き、常時一定以上のテンションを維持する展開。
Noelがボーカルを獲った"The Masterplan"、Liamがボーカルを獲った"Songbird"と来て、初期の名曲"Slide
Away"。さらに、イントロが始まった瞬間に大歓声が起こり、掻き鳴らされるギターと吐き捨てるようなボーカル、これまで見たOasisのライブでもトップクラスの一体感を感じさせるサビの大合唱が素晴らしかった"Morning
Glory"への流れが中盤のクライマックス。と思っていたら、意表を突いてアニキが弾き語りで"Whatever"を演奏。「バンドセットだったらなあ」という贅沢を言いそうになったものの、やっぱり初めて生で聴けたこともあって満足。
その後は、水戸黄門のテーマソング"The Importance of Being Idle"などを挟みつつ、"Wonderwall"、"Supersonic"という初期の名曲&王道路線で本編終了。この2曲のシングアロングぶりも過去最高クラスで、自分のライブでもないのに、良い場面に居合わせることができたことに唯々感激。
そして、アンコール1曲目は最高の予定調和"Don't Look Back in Anger"。Noelは全部のサビをオーディエンスに委ねて、それを見ながら満足そうに少し微笑んでいた(ような気がした)。つまりは、そういう大合唱ぶりだった。毎日の仕事で疲弊しきっている身体には既にエネルギーは残っていなかったけれど、"Champagne
Supernova"のスペイシーなサウンドに身体を揺らしながら歌い、えらく気合いの入った演奏を聴かせてくれた"I Am The
Walrus"でと叫び、身体に溜まったモヤモヤを全部吐き出したところで大団円。
終わってから冷静に振り返ると、近作よりも初期の曲で盛り上がってしまうといういつもの課題を抱えたいつものOasis。但し、この日のインテックス大阪はオーディエンスのノリが素晴らしく、ライブ中は全くそんなことは感じさせなかった。あの一体感の中でOasisの曲を一緒に歌えたこと、その満足度はこれまでのOasisのライブの中でも間違いなく一番だった。そして、実はそれこそがOasisのライブで一番重要だということをようやく理解できた。(2009/04/09) |