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僕はサザンが好きである。カラオケに行っても良く歌うし、レコード、CDも「KAMAKURA」以降は持っている。音楽的に飛び抜けて凝っているわけでもないし、曲がメチャクチャかっこいい訳でもない。ツボにハマルというか、うまく言葉ではい表せないがとにかく好きなのである。友達にも、「何でお前がサザンを聴くねん」と言われても答えようがない、そう理屈じゃないのだ。何か、楽しそうだから好きなのかも知れない。
で、サザンは好きでもさすがに自分の音楽的趣味を考えると、ライブにまで行こうとはこれまで思ったことがなかった。しかし、運良くチケットを手に入れることができ、甲子園球場にサザンのライブを見に行くことになった。甲子園球場は前にPrince
& The
Revolutionのライブを大学院の入試の前日に見に来た思いでの場である。Princeのときはスタンドであったが、今回は堂々のグランドである。土を持って帰ろうとか、一塁側のベンチに座ってみようとか色々な作戦を持って甲子園に向かったが、当然そんなことはできなかった。
「で、でかい!」これが最初の印象だった。スコアボードの下に作られたステージもでかければ、グランドとスタンドを埋めている観客の数も桁外れだ。会場ではCMの関係からかビールを売っており、当然始まる前からビールを飲み既に気分はハイな状態になっていた。ライブが始まる。結構知らない曲もあったが、桑田佳祐の盛り上げ方の巧さとビールの酔いが回ってきたことで独りでに身体が動く。知らない曲にもかかわらず何故か歌っている。シングルの曲になると盛り上がり方も半端ではない。会場中がカラオケ会場になったかのようである。「みんなの歌」ではスタンドとグランドに超巨大な風船が投げ込まれ、ファンが前へ前へと運んでいく。演出もベタといえばベタだが、観客がやって欲しいと思うタイミングで的確にベタな演出をする。これが、サザンの魅力ではないか。そうだ、これがきっとサザンの魅力だ。
ライブは3時間にも及んだ。ライブと言うよりは体験型のお祭りに行ったような感じだったが、楽しさという点ではこれまでに体験したライブの中で群を抜いている。自分の中に眠っているミーハーな部分はこの夜最高に楽しむことができたと思う。また、機会と体力があれば次もこの祭りに参加してみたいと思う。 |