| 5:00 |
前日早く眠って気合いを入れて起床。もちろん、こんな早くから行って開場待ちをするわけでもなく、理由は駐車場に安心して車を止めるため。思えば、この考え方自体が都会生活の象徴だったのかも。何とか30分で支度をして、5時半に出発。空は青空、予想最高気温は35度。暑くなりそうだ。 |
| 6:30 |
5日の週末ということもあり、ひょっとしたら道が混んでたらなんてことは心配しすぎでした。渋滞なんてまったくなく、西宮で降りて鳴尾浜まで湾岸線の横を走り、湾岸線に乗るとあれよあれよという間に南港の出口。Zeppに行くときにいつも停める駐車場(1日500円!)に向かおうとすると、途中でたくさんのライダー。急カーブでハングオンしてる。ちょいとびびりながら何とか駐車場に着く。既にフェスのために到着しているとおぼしき人が10名くらいいた。コーヒーを飲んだり、仮眠を取ったり、思い思いの時間の過ごし方をしてる。 |
| 8:00 |
暇で仕方がないので、駐車場からWTCの方に向かう。WTCのローソンに入ってクーラーに当たる。まだまだ人は少ないけど、今日のイベントのためだろうか、やたらとおにぎりや弁当が置いてある。ジュースを持ってステージ裏とWTCの間の広場のような場所に座る。なかなか風が爽やかで気持ちよかった。ただ、メインステージのキャパはかなり小さい。苗場のフジのグリーンステージの半分、東京のフジのグリーンステージの3分の1くらいか。ちょっと不安を抱きながら時がくるのを待つ。 |
| 9:30 |
いい加減待つのにも疲れたので、並ぼうかと思ってゲートの方に向かうと途中で既に行列ができている。その距離500mくらいだろうか。「このクソ暑いのに並ぶのも馬鹿らしいなあ」と思い、再び引き返す。今思えばこれがケチのつきはじめ。 |
| 10:00 |
いい加減行かないとまずいなと思い、外へ出る。さっきの行列は解消されていて・・・と思い進み始めると、なんじゃ、この行列は!ひとまず並ぶが、果てしなく続く。ゲート側から隣の駅を経由して、朝停めた駐車場を越えて数100メートルいったところでようやく折り返し。その後再び元に戻り、Zeppの手前まで行き、さらにぐるっと回ってようやく入り口。一緒に並んでいた人は怒りを通り越してあきれてた。Tahiti80目当ての人が結構いたようで、悔しがってた。それにしても、僕が途中で見たバイト君達は給料全部返すべきだ。単に拡声器で「列の後ろはあちらです」っていうだけなら、スピーカーおいとけばいいんだ。横入りしようとする奴を止めるために雇われてるんだろ。いい加減うんざりしてきた。 |
| 11:50 |
まだ入り口まで半分くらいだったので、ステージ1に行くのはやめて、ステージ2に向かう。リストバンドの交換をして会場に入ると中は冷房がガンガンに効いてる。寒いくらい。残念ながらホッとしてしまった。この辺も都会生活に浸かりきってるからだろうなあ。既に疲れた状態だったので、コンクリートの地面に座り込んでステージ2のGlowを待つ。 |
| 12:30 |
Glowはドイツのバンドで本国では人気があるようだ。オープニングは一瞬テクノ風のSEで始まったが、その後はギターを中心としたミクスチャロック。可もなく不可もなくといったところか。こういう元気のいいバンドはできれば野外で聴きたかった。ABBAの"Dancing
Queen"のカバーなんて、太陽の下で聴いたら最高だっただろうなあ。 |
| 13:40 |
ほぼ時間通りにSnugの登場。パワーポップをこれでもかというくらいに突きつける様はある意味潔く圧巻だった。ただ、これもできれば外で聴きたかった。音はぶっとく、しなやかなグルーヴを叩き出していただけに、周りの環境がもっと良ければさらに彼らの音が生きてきただろうと思うと前のGlowに続いて残念。ファーストアルバムは日本未リリースのはずだが、結構ファーストの曲でも盛り上がっていたのが印象的だった。ここまではフェスのオープニングとしては充分その役割を果たしていたと思う。 |
| 14:30 |
本当はくるりを見ようと思っていたのだが、客が増えて来そうだったのと、お腹が減ったので、WTCで昼食。食べることには困らなかったけど、それはそれでいつもの生活の延長をしているという感覚がより増幅されてしまった。お昼はおろし山菜そば定食。WTCでは至る所で寝ころんでる客が多い。正直、マナー悪すぎ。自分たちの行為が自分たちに跳ね返ってくるかも知れないなんて全然思ってないんだろうな。 |
| 15:10 |
本日初めてのステージ1へ向かう。いやー、クソ暑い。ゲート入り口はどんなもんだろうと思ったら、何と貧弱な・・・これじゃあれだけ行列できるの無理ないよ。ちょっと腹が立ったので、「明日は今日ほどは混まないですよね」と聴いたら「さあ、わかりません」って答えられた。本日2回目のいい加減にしてくれの思い。 |
| 15:15 |
Triceratopsのステージ。暑さでダラダラ聴いていたので、イマイチのめり込めなかったけど、彼らのちょっとひねったメロディは案外タイプ。歌詞のいい加減さもあんまり続くと苦笑ものだけど、あの程度の長さのライブだと我慢できる。ラストの曲は良かったと思った。普段見ようと思わないバンドの音が聞けただけでも大きな収穫だ。そうこうしている間にセットチェンジ。次のMansunに備えて前の方に進出開始。 |
| 16:15 |
約1年半ぶりのMansunは1週間ほど前にニューアルバムをリリースしたばかりというグッドタイミングでの来日。これまで気むずかし屋の印象の強かったPaul
Draperは何とTシャツにジーンズで登場。会場に向かって「モットモットサワゲー」。。。いったい何があったんだ?オーディエンスの中のユニオンジャックを見つけて嬉しそうにするところなんて、あのMansunとはどうしても思えなかった。ライブの方は、新作と旧作からバランス良く選曲されていて、ファーストからセカンドを通って新作に続く、スパイラルをうまく表現していたと思う。前のライブでも思ったが、"Six"の複雑な曲をライブでやるところはやっぱり驚きだった。アレンジ的にはシンプルだけど、全体を通して一つの作品とも思える"Six"から一部分を抜き取ったステージでも、"Six"を経由した音の新作からの曲を通して、ファーストアルバムの音へと収束していく。暴力的なまでの激しさは身を潜めたものの、バランスの良さと力強さ、スケール感は確実にアップしていた。"Legacy"をやって欲しかったけど、残念ながら聞けず。早く単独で来日して欲しい。 |
| 17:35 |
Weezerは混んできそうなので、ちょっと休憩後ステージ2のWeenを見に行く。Mansunでエネルギー残量がほとんどゼロになったヤワな身体にはこの涼しさは嬉しい。しかし、会場は客が少なく寒そう。ほとんどをWeezerに取られてしまったような感じ。僕は最新アルバムの"White
Pepper"しか彼らの作品を知らなかったけど、どうやら大きな勘違いをしていたようだ。アルバムを聴いた限りでは、ちょっとひねくれた感じのポップスを書くXTCのようなバンドなのかと思っていたら、なんとぶっといグルーヴなこと。これには正直言って驚いた。オーディエンスの反応は今ひとつだったけど、力強いステージは見ていて力がわいてくる。「バギューーーン」と何度も叫ぶボーカルの後で同じく「バギューーーーーン」と客席で叫んだ兄ちゃんは最高だった。途中でPrince
& The Revolutionの"Kiss"を挟んだときに思わず絶叫してしまった。。。 |
| 18:40 |
もう動くのは嫌だったので、ちょっと後ろに下がってThe Bluetonesを見ることにする。正直、アルバムでの彼らの音は細く、ちょっとばかり中途半端なバンドだなというのが僕の彼らへの思いだった。スーツを着て登場したときにも、「何だか一昔前のバンドみたいだな」とか最初の方では「トライセラのボーカルに声が似てるなあ」とか思ってたけど、途中から小気味よいサウンドに引き込まれていって、ラストの"If..."では大声で叫んでた。こんなにカッチリとした力強い音を出せるバンドだったんだという驚きがわいてきた。予想外のアクト第1位かもしれない。 |
| 20:05 |
ステージチェンジにちょっと手間取っているのか、珍しく開始時間がやや遅れた。ラストはTeenage Fanclub。恥ずかしながら彼らの音を聞くのは初めて。実は何度かSongs
From Northern
Britain"を買おうとしたのだが、ちょうどCD乱買時期と重なり、旧譜にまで手を染めることができなかった。しかし、しかし、何と澄んだ美しい音を出すバンドなんだろう。青いといえば青い音なのかも知れないが、直接的に身体に入り込んでくる即効性の強い音だ。クリアなギターも優しげなボーカルも全てがツボをついてた。このライブを見て来週末は絶対に彼らの作品を買いに行こうと思った。ただ、最後ちょっと疲れたので終演10分くらい前に会場を出てホテルへ向かった。ステージ1の砂利とステージ2のコンクリートに足は悲鳴を上げていた。風呂でゆっくりもんで次の日に備える。 |