アカペラ街詳細シナリオ(爆)

 はいもう「暴挙のページ」とお呼び下さい。アカペラ街を見終えたその夜、ホテルで余りに暇だったので(しかも興奮して寝付けなかった)、シナリオを書き起こすという作業をしてしまいました(ということは何をしたかはおわかりでしょう)。何か自分の手元であっためとくだけなのもつまんないので暴挙承知で掲載。多少私感混じってますし本来ベースとなっているのは「やばいこと」です。この意味の判らない方、賛同できない方は気分が悪くなるだけですから見ない方がよろしいかと思います。

ではでは。

 ベースとなっているのは3/31公演です。一部30日分で勝手に再構成してるところもアリ。でまあ、私書き起こし作業は好きなんですが、舞台に関してはシロウト以下の知識しかないので書き方はテキトーです。自分で思ったままにやってますので説明部分がまどろっこしいかも知れません。

 まずステージセットですが、文章で説明しきれないかも知れない。一応書くと、まず向かって左端が北山さんの家という設定らしいです。テーブルと2人掛けのソファ、1人用の椅子。あとは覚えてないっす。あ、2000ツアーで登場したのと同じものだと思われる望遠鏡がありましたわ。で、右端が酒井さん宅で、2人掛けぐらいのソファがあって、床にカーペット、あとシーケンサーと赤い目覚まし時計。鉄製のラック(ちゅーかモノを置けるヤツ、正式名称わかんないよぅ)の上に電話。ソファの横の壁に吊してあるハンガーにTシャツ(GOSロゴTでした)とシャツがかけられている。ごめん、酒井宅だけ細かくて(笑)。んで、中央は練習場所ってことなのかな?右側に背もたれなしのベンチ、その横にちょっとレトロな電灯。左側にピンクの公衆電話、後方に上部へ続く階段。で、階段上は左側(北山宅の上になります)は壁(そういうのは舞台袖になるのか?)客席からはその後ろは見えません。で右側(酒井宅の上になるかな)が安岡宅でベッドがあって電話があってギターがあって…あとは覚えてない(爆)。

*ステージ中央にライトが当たる(両端は暗くて見えてません)。てっちゃんが公衆電話を使って電話をかけている。会場には呼び出し音が流れる。階段にヤスが座っていて、ソロで歌う。これタイトル判りません。あ、「シエスタ」だったかな。とにかく新曲っす。
(てっちゃん受話器を叩きつけて)
村上「いねぇよ。居ちゃ困るんだけど」
安岡「くろぽんでしょ?まあ、この時間家に居たらまずいよね。うまく来れたってさ、2時間はかかるんだし」
村上「ヘタしたら3時間かかるな。あいつフツーに電車乗り過ごしたりするから」
安岡「寝過ごすならまだしもね。ただ乗り過ごすからあの人。中吊り広告にさ、集中力奪われちゃうんじゃないの?」
村上「一度に二つのことできねぇんだよなあ黒沢は」
安岡「歌いながら踊るとか?」(会場笑)
村上「踊りながら口説く(?ちょっと自信ないです)とかなあ」
安岡「できないね」
村上「…ま、とりあえず家は出てるみたいだから…」
(てっちゃん再びTEL。コール音が鳴る。ステージ右にライト。ソファの上で丸まって寝ていた酒井さんがもそもそと起きて電話に出る)
酒井「…はいもしもし、酒井です(寝起き声)」
村上「村上です(ちょっと声が尖っている)」
酒井「(寝惚けつつもはっとしたように)おはようございます…
村上「おはようございます」
酒井「…今何時ですか…?」
村上「時計ないの?」
酒井「あります」
村上「じゃ見て」
酒井「見てます(置いてあった目覚まし時計を手に取って見ながら)…すいません…
村上「わかってんのかよ?」
酒井「ハイ…」
村上「明後日なんだよ?」
酒井「ハイ…いや、でも、ですね、マジで」
村上「もういいから。早く来て(怒)」
酒井「や、あのですね」
(てっちゃん電話を叩き切る。酒井さんは一瞬ぼーっとしてから、そのまま舞台袖へはける)
村上「もおーっっ」
安岡「酒井さんだ?」
村上「今何時ですか、だと」
安岡「寝てたんだ」
村上「あいつ家に呼び出しの電話がかかって、それから出りゃいいと思ってっからな」
安岡「全く、家が近いってのも考えもんだね」
村上「…さ。そして。最後は最も読めないオトコです」
安岡「やっぱり最後に持ってくるんだ」
村上「こっちの常識を揺るがされることがあるからな」
(三度てっちゃんが電話。今度はさっきと別のコール音が鳴る。ステージ左の北山宅にライトが当たる、が無人。4〜5回のコールの後)
安岡「いないの?」
村上「わかんないよ。出ないからって居ないとも限らないし」
安岡「居ないからと言って、こっちに向かっているとも限らないか」
村上「善福寺公園で鴨見てましたとか」(会場笑)
安岡「鴨いるんだ、あんなトコに」
村上「何か野生の鴨が迷い込んだらしくてね、パチンコ玉で狙いに行くの」(会場笑)
安岡「あいつが!?ダメじゃん」
村上「すぐ禁じ手をやるんだよなー」
(ここで電話を切る)
村上「はじめてっか」
安岡「え?2人で?」
村上「信用できるの、お前だけだからよ。もう2人で、デビューしよっか」
(んでここから「GOS' THEME」が入ります。最初2人でやってます。歌いながら微妙な動きをしててそれが会場の爆笑を誘ってました。で、途中ステージ右からくろぽん、左から酒井さんが登場、合流して4人まで揃う。で♪Do you wanna good music♪の部分で止まり、4人でステージ後ろ中央を振り向く。ライトが当たるんだけど誰もいない…もう1回やってみる。でもダメ。更にもう1回、しかし…)
村上「…っタコっ。今のタイミング逃したらもう完全に出て来れねぇだろっ!?」
黒沢「こりゃ完全に遅刻だねえ」
村上「おめぇが言うなよ」(会場笑)
黒沢「ごめんっ。電車ねぇ、乗り過ごしちゃったんだよぅ」
村上「何で23にもなって電車も乗れねぇんだよっ」
黒沢「いや電車に乗れないってコトはないんだ、いつも西八王子からちゃんと乗ってるんだけど、中野から早稲田までが難しいんだ(力説)」
村上「乗れるけど降りれないってことそれ?(吐き捨てるように)バカかお前」
安岡「何回さ、同じ電車に乗ってる訳?」
黒沢「んーあのね。東西線の中吊り広告には魔物が棲んでるんだ」
安岡「居ません(きっぱり)」
(ここで酒井さんが自分のお腹を擬音付きで殴り出す)
村上「ちょっと待て。何だよ」
酒井「遅刻の罰と腹筋の鍛錬です」
村上「嘘つけっ、お前口で音出してただろ」
(酒井さん「しゅっ」って言いながらシャドーボクシングの真似をする)
村上「何を(やってるんだ)、お前反省してんのかそれでお前っ、何で遅れんだよ」
酒井「バイトー…」
村上「家に居たじゃねえかよ」
酒井「そのとおりです」
村上「判るよ、お前が夜遅くのさ、バイトやってんの、そりゃ大変。でもお前よ、夜遅くにバイトしてたから次の日練習来れませんでした、それ言い訳になるかよ?これからプロになるって時に自分たちの練習時間も守れないでそれから先に進める訳ねぇだろ、って、こんな引っ張ってんのに何でまだ出て来ないんだ北山はよっっっ!?(激昂)」
安岡「アイツのコトだから今頃言い訳でも考えてんじゃないの?ほらアイツさ、時々あり得ないようなこと言い出すから。例えばね…“あ、身体の内圧が高まって左右のバランスが悪いなあ”とか」
村上「トップアスリートかそれはっ」←このへん素ですね
安岡「内圧が高まるってどういうことかって聞いたら、お腹いっぱいだったりとかする訳よ。で、胃が右側になるから右側が重いとかそういう理論らしいんだけど、彼の中では。そういうことがあるみたいよ」
村上「イチローか何かだと思った、俺は」
黒沢「でもね、あいつそういう科学的なこと言う時もあれば、科学を超えたもののコト言うことがあるじゃん。こう…びっこして(足を引きずりながら)“鴨の呪いだ”」(会場笑)
村上「ま、あいつ世が世だったら宗教家になってるタイプだよ」
安岡「信じるタイプだもんね」
酒井「やでも、やっぱりこう出てくるなり、遅刻のコトは責められない調子…なんてーの、見た目でね、そういう感じで来ると思いますよ今日は。多分…何かこう、イルカとかずるずる〜っと(引っ張ってるようなジェスチャーをする)」
(このあたりで北山さんの♪you can join us…が声のみ響く。メンバー「何だよっ!?」と。で、♪good music for you…でステージ中央後ろからライトを浴び回転しながらキメて登場)
北山「(階段を降りながらさらっと)おはようございます」
村上「バカヤロウお前っ、カッコつけてんじゃねーよっっ」(掴みかかろうとする)
黒沢「(てっちゃんを押さえつつ)まあまあまあまあ。(北山さんに向かって)お前もさ、何かもっとこう、遅れてきた人間の登場の仕方ってのがあるだろう」
北山「いやそれがさ、聞いてよくろぽん」
黒沢「何だよ」
北山「っていうか、ヤスに話すべきかな」
安岡「なあにっ?」
北山「時間より少し早めに着いたからさ、都会で見過ごされがちな季節の風物詩を探そうと思ってそのへんをぶらぶらしてたんだよ」
安岡「あ〜あのさ。端折って話してくれる?」
北山「そこで、ヤスの息子に会ったんだ」
安岡「…全然意味わかんない」
北山「声をかけられたんだよね、ヤスの息子に。“ホクサンですよね、眼鏡の”って」
安岡「…どゆこと?」
北山「“マコトです。安岡の長男の”」
黒沢「え、え、え、あのさ。それはさ、いくつぐらいの人なの?」
北山「んー、40はいってない」
黒沢「40!?」
北山「そんなにいってない、30代多分後半。ちょっと可哀想な感じで、一昨日ぐらいから来てたらしいんだけど、知り合いもいないし、とりあえずお父さん探すしかないって大学の近くまで来てみたら、ちょうど」
黒沢「思い当たるフシは(とヤスに聞く。ヤス無言で首を横に振る)…ないよねえ」
村上「(呆れたように)ほらやるぞっ。やるぞ練習」
酒井「や、ちょい待ちちょい待ち。40前のヤスの息子が一昨日来たっていうコトはだよ、その来たっちゅーのは、福岡から来たとか大阪から来たとかそういうもんじゃねえな」
黒沢「つまり…」
黒沢・酒井・北山「…未来」
村上「バカなこと言ってんなよぉ。大体おかしいだろ、安岡に会いに来たんだったら何でお前と一緒に来ないんだよ」
北山「いや、そこまで来てたんだよ。でもやっぱり心の準備が必要じゃない。一番信じられないのは本人だろうし」
村上「…やるぞ、練習。はい、“星屑”ね、2番から」
酒井「(音合わせが始まってからおもむろに)やっぱり未来から来た人ってのは身体にピッタリした銀色の服を着てるのかな」(会場笑)
(酒井さんの台詞を無視して歌に入る。「星屑」って聞こえたんだけど、確かに聴いたことない曲でした、新曲っす(後日改;「星屑の街」ですねえ)。で、この曲の途中でステージ上後方からその「マコト」さんが登場。じりじりと歌っているメンバーに近寄ってくる。で、メンバーが一人ずつ歌の途中でその存在に気付き、そっちに気を取られ、だんだん歌が止まっていく。ちなみにマコトさん、銀色の出で立ちではアリマセン。その昔どこぞの政治家が着てた「省エネスーツ」みたいな何かこう…微妙な格好でしたけどね。そしてヤスと同じ左のほっぺにおっきいホクロがありました…)
マコト「あ、あ…(ヤスの足にしがみついて)お父さんっっ!!」

(暗転・場面転換。明るくなった時には村上・黒沢・北山・マコトが北山宅へ、安岡・酒井はそれぞれの自室にいます。でもっておのおのの場所で「JOIN 2 JOYS」を歌う。歌終わって、北山宅のみライト。そこの4人で盛り上がる←うう、臨場感のない説明でスマン)
マコト「いやいや、すごいすごい、good、good、goodですよお!あの、この歌は一体誰が作ったんですか?」
黒沢「俺。俺が作ったのよお」
マコト「いや〜、さすが黒沢さんだあ。ダイムの裏表で明日を決めてみな、って人生観はこの頃からのものだったんですねえ」
黒沢「え?…どゆこと??」
マコト「あり?え、ええ、トイレ、トイレどこですかね?」
北山「玄関の隣だよ」
マコト「あ、ありがとうございます」
(と言ってトイレに立つ=袖にはける)
黒沢「…俺そういう行き当たりばったりの人生送ったってコト?」
村上「真に受けんなよ。どうせ作り話だよ」
北山「そうかなあ?俺あの人が嘘ついてるようにはどうしても思えないんだけど」
村上「まだ言ってんのかよ。いいか、ああいう人はな、寝る場所と食べ物欲しさに誰にでも平気でああいうこと言うの。俺達のことだって、どうせ前のストリートライブか何かで見てたんだろ」
北山「うーん…まあ確かにそう考えるのが一番辻褄が合うんだろうけど…ただ、信じたい、っていうの?」
黒沢「将来さ、レストラン経営してさ、権利書持ち逃げとかされんのかなあ」
村上「…黒沢…(苦笑)」←これ素で笑ってました。多分くろぽんの台詞がアドリブだったんだと思う。んで、てっちゃんツボにはまったんでしょうね。
(さて、場面は変わる。酒井・安岡の自宅にライト。安岡宅の電話が鳴る。かけているのは酒井さん)
安岡「はいもしもし、安岡ですけど」
酒井「あーもしもしー酒井です」
安岡「はぁい、どしたの?」
酒井「ごめんね、夜遅くにね」
安岡「いや、別に起きてたし。何?」
酒井「…あのさ。変だよね、あのおじさん」
安岡「ああ、全っ然気にしてないから。大丈夫」
酒井「あそう。…何かホクサンの家行ったみたい。危ないからってリーダーもついてったらしい」
安岡「あいつらなっ(うんざり)。舞い上がってんじゃないの?何だっけ、7年後だっけ?2001年に大ブレイクするって聞いてさ。(語気を強めて)遅せえっつーんだよ!(会場笑)ブレイクするなら3年後ぐらいにしてくれなきゃ。何で7年もかかるんだよ」
酒井「50年後だっけ?あのおじさんが居たっていうの。言ってたじゃん、その時になっても、まだそうやって70歳になっても歌い続けてるって」
安岡「まあ、言ってたね」
酒井「想像できないっつうかさ、うん…みんなは、まあ、どうか判らんけど…俺は多分無理だなあ、ってさ…」
安岡「…」
酒井「まあ…俺の場合1年後だってわかんないから、さ。…ごめん、どうでもいいよ、ね」
(と言って電話を切る。よく考えたら勝手な会話の終わり方だよな…)
(そして酒井さん立ち上がり「讃歌」へ。ここはいいぞおー、酒井雄二見せ場っ!これはフルで歌いました。歌のラスト♪待っているのさ、の後「僕は」という台詞がつき、酒井宅暗転。再び北山宅へ舞台は移ります)
マコト「でねでね、その子の名前がコナコって言うんですよ。勿論ニックネームですよ、本名はナオコって言うんですけどね。僕は愛情込めてコナフキンって呼んでました。何でかって言うとね、頭からね、全身から粉吹きよるんですわ。で、何だろうな、誰に似てるって言ったらいいんだろうな…んー、みなさんの時代ではねえ、米倉涼子。米倉涼子にこれはもうバッチリなん(似てるん)ですよ。んでね、その子と3年もの間意識し合っちゃって意識し合っちゃって。どっちかが好きだって言い出さないと二進も三進も行かない状況になっちゃったんですよ」
村上「で、告ったんだ」
マコト「はい。ああまあ、僕にとっては3日前の出来事なんですけど、実際には2044年の5月16日、朝の6時に高尾山の山頂に呼び出しましたよ。“コナコ、俺のほうから言う、結婚してくれ”(ダミ声で)“ごめんねえマコトくん、私アナタのこと動物以上人間未満としか思ってないの”(会場笑)、声はジャイ子なんですよ(会場笑)、でケーブルカーで麓まで降りてきましたよ。意識してたのは僕のほうだけだったんですねえ。人生終わった。そう思いました」
村上「判る。判るよ、その気持ち。それで線路の上を走ってたんだ」
マコト「んで、八王子の居酒屋でヤケ酒煽ってべろんべろんに酔っ払って、中央線の線路の上を“コナコばかやろ〜っ!”って言いながら突っ走った訳ですよ。僕の両目から涙が真珠のネックレスのようにつつつ〜っと1本の筋になって糸引いていきました。全速力で走りながら“あれっ、もしかしてこの先鉄橋?”と思った瞬間に、僕の股間と枕木は運命的な出逢いを。グッチャン、バリッ(擬音。これを聞いた3人悲痛な顔をする)。意識とキャンタマ袋を同時に失ったんですわ。…でね、気付いてみるとね、何か回りがこう、ノスタルジックな何となく懐かしい風景が広がってるんですよ。“えっ、何?吉野家牛丼400円!?50年前価格じゃ、食べなきゃ損じゃ〜!”って、松屋290円てのも見えたんですけど、それは見ないことにして、食って、そうだ、知った人、知った人を探さなきゃ、父さんだ、父さんに会おう!と思って大学付近をうろうろしてたら」
北山「僕に会ったのね?」
マコト「あ、あの眼鏡は、父さんの親友のホクサンだ!って」
村上「まだ痛む?」
マコト「…身体のほうはもう何ともないんですけど、こっち(=心)のほうが。…あ。あれあれ、あの歌僕好きなんですよ、何て言いましたっけ、♪愛してるってヤツ、僕ね、あれ歌いながら線路の上走ったんですよ」
村上「?どんなの?」
マコト「ああ、すいませんねヘタクソで。あの、あれあります?(音叉のジェスチャー)」
(北山さんが音叉を取り出す)
マコト「ああ、それそれ!ゼットの7半お願いします」←何じゃそれ。未来のコードか?
(で、マコトさんが「ひとり」を歌い出す。最初すごい調子っぱずれで、それに合わせるようにてっちゃんが除々に本来のメロディーに戻していく。というか、この時即興で一緒に歌った、的雰囲気。サビから全員が入る。んで1番でここでは終わります)

(暗転・場面転換。明るくなった時にはくろぽんがピンで中央に立っている。マコトさんがねー、いたんだっけか?いたとしたら後ろのベンチにブリキのバケツ持って黙って座ってた筈です。くろぽんは泡立て器とざるかな?はっきり判らないけど台所用品を持ってました。これで音を出す。ここからSTOMP的なリズム合戦。次にヤス登場、ボウルとお箸かな、お玉かな?んで酒井さん、フライパンにヘラ。てっちゃんがブリキのバケツのフタ2枚、シンバルっぽく。最後が北山さん、ポリのバケツに、これは普通の太鼓用のバチ持ってたと思うんだけど。が、次々と加わってくる)
(で、これが終わり、各自持ち楽器(!?)を置き、今度はクラップ&スタンプ。それから「靴を磨く」へと続きます。それが終わると誰か…忘れちゃったけど、と北山さんの2人が一旦袖に入り、柄付きの長いモップブラシを持ってきます。床掃除用のやつね。北山さんが4本持ってきて3人に放り投げて渡し、そこからモップブラシを使ってのリズム出し。練習終盤に床掃除しがてらっていう設定なのかしらん?で、それを後ろで聴いていたマコトさんがここでバケツ叩きながら出てきちゃうのね。それでリズムをぶち壊されちゃって)
村上「マコトさんっっ!!」
(てっちゃんに怒られてマコトさんここで失禁(爆)。村上・黒沢・北山の3人はマコトさんを取り囲むんだけど、酒井さんは自分の場所にじっと立っている。ヤスは無視)
村上「練習の邪魔した挙げ句ションベンなんて漏らさないで下さいよっ(絶叫)」
黒沢「いやでも今の♪セクシーマシンガン〜はジョンボンジョヴィもビックリでしたよ」
北山「ホントビックリしました」
マコト「やー、やめてくださいよお、私天狗になっちゃいますから」
北山「でもまあ、元気になって良かったですね」
マコト「ありがとうございます。これもみなさんのおかげですー」
村上「…元気になったのはいいけど、こっちも切羽詰まってんだから、練習の邪魔はしないで下さいっ」
(そう言いながらモップブラシでマコトさん回りの床を拭く)
村上「やるぞ。酒井」
酒井「(突如振られて)おっ?」
村上「次の曲やろう」
酒井「ああ、はいはい」
(で、ここで村上・黒沢・北山の3人が床を拭いたブラシを水気切るようにと振り払う。そいで、酒井さんの音出し・カウントから曲へ。新曲です、タイトル判りません(後日改;FC会報には「こういう曲調好き」ってなってましたね。仮タイトルだと思う、これが本タイトルだとネタすぎる…)。酒井さんリードVo、ちょっと雰囲気ひと昔前のKANちゃんが歌いそうな曲だなーと私は思った。モップブラシをスタンドマイク代わりにしておりました)
村上「(曲終了後)はい。じゃ明日1時から練習、6時から本番ね。絶対遅れないように、解散!」
全員口々に「お疲れ様でした」と。
酒井「リーダー、ちょっと」
村上「何?」
(ちょっと無言のやりとりがある。話がある、って感じでいるとてっちゃんが行くぞ、って感じの合図を送って2人で左舞台袖へ消える)
黒沢「マコトくんは?」
北山「ん、今日も来る?」
マコト「あ、いいですか、お邪魔して?」
安岡「お疲れ」
(3人のやりとりを阻むようにして。結構口調が刺々しい。マコトさんの存在を快く思ってないのがありありなのね。で、後方階段を上っていく)
黒沢・北山「あ、お疲れー」
マコト「(ヤスを目で追って、それから残った2人に向かい)…あのー、すいません。僕ちょっとどうしても見ておきたい所があるんで後から行きます」
黒沢「なに?」
マコト「皇居」
(で、階段を上がっていく)
北山「ん?21世紀もう(皇居が)ないってこと?」
黒沢「俺メシ作ってるからさあ!」
マコト「すいません」
北山「ん?あれ、くろぽん今日も泊まんの?」
黒沢「1時に来れる自信ねえんだよ」
北山「それは俺もないね(断言)」
黒沢「じゃ一緒に遅刻しよ、な、な、なっ?」
(このくろぽん結構かわいくて笑いを誘ってました。この台詞を言いながら黒沢・北山舞台右袖へ退場。ステージに残っているのはヤスとマコトさん。階段上部でのやりとりです)
安岡「何だよっ」
マコト「あのー、父さん」
安岡「…やめろよその呼び方」
マコト「じゃあ、ユタカさんでいいですか?」
安岡「…(すごい不機嫌)もう帰れよおっさん!大体何しに来たんだよ?何が目的なんだ」
マコト「さあ…何しに来たんでしょうねえ」
(へらへら笑う。それがよけいにヤスの怒りをかい、ヤス激怒状態のまま無言で退場。マコトさんはそのまましゅんとして階段に座り込む)

(舞台暗転。雨の音が入る。ヤスは自宅に、ベッドに腰掛ける。左から黒沢・北山が北山宅に入り、北山さんが電気の紐を引っ張るジェスチャーをすると部屋上部のライトがつく。くろぽんおっきなソファに、北山さん一人掛け椅子に座る。右側から村上・酒井が酒井宅へ。酒井さん電気をつけるとソファに座り込む。てっちゃんは立ったまま。そのまま「参宮橋」へ。これもフルでしたが、♪萌えいずる想いに…見ていた〜♪まで酒井さんが地声歌いで、あ、ファルセットじゃない声ってことです、それでリード取ります。この時酒井さんが立ち上がる。歌が終わるとてっちゃんがソファに座る。酒井宅のみにライト。また雨の音。)
酒井「…止みそうにない。土砂降りですわ。(てっちゃんに向かい)…雨でもやりますかね?」
村上「当たり前だろ。見に来てくれる人が一人でもいたらやるよ」
酒井「ですよね(薄く笑う)」
村上「で?話って何?」
酒井「いや…大したことじゃないんです」
村上「何だよ、言えよ」
酒井「(数秒の沈黙の後)…正直、まだ迷ってます。このままプロとしてやっていけるのかどうかって」
村上「何言ってんだ、今更」
酒井「(自虐的にちょっと笑って)すいません。…でも、ある意味戻れない橋を渡るってことじゃないですか。俺はまだ卒業もしてないし、今だったらまだやり直せるかなあ、って」
村上「…本気で言ってんの?」
酒井「本気で考えてます」
村上「(はっ、って感じで苦笑して。ある種驚きを隠すような笑い方です)何だよそれ」
酒井「(こっちも相変わらず自虐的に薄笑いして)すいません。…ちょっと出てきます」
(で、酒井さんのみ退場。てっちゃんは酒井宅に残されたまま。こっちのライトが消え、変わって北山宅にライト)
黒沢「(袖からお皿を持って)できましたー。今日はね、菜の花売っててね、チャーハンにしてみました。春色チャーハン。菜の花と卵の黄色と、ハムのピンクが“春♪”って感じで(ここで会場笑い出す)もう最高、美味いぞっ」
北山「(半浮かれのくろぽんを制するようにして)マコトくん。遅いね」
黒沢「…皇居だっけ?見てくるって言ってたからねえ。もう帰ってきてもいい頃だけどなあ」
北山「…帰っちゃったかなあ?」
黒沢「2044年、だっけ」
北山「くろぽん何歳?」
黒沢「23歳」
北山「や、今じゃなくて」
黒沢「あー。ええとね、73かな?」
北山「俺は70か」
黒沢「果てしなく先の話だねえ」
(で、結構長めの沈黙)
北山「…ねえくろぽん。俺達、マコトくんに何もしてあげられないのかな?」
黒沢「それは…あの人が何をしたいかによるんじゃない?」
北山「…そうだ、ね…」
(北山宅暗転。舞台中央にライトが当たる。マコトさんが階段に俯いて座っている。そこに酒井さんが走ってくる)
マコト「あ。酒井さん」
酒井「あ…ああ」
マコト「どうしたんですか、こんな時間に」
酒井「や、マコト…さん、こそ」
マコト「…嫌われちゃって。父さんに。無理もないですよね、自分の息子がこんな情けない、だらしない、しょぼくれた大人になってるなんて、誰も信じたくありませんもんね」
酒井「…」
マコト「嘘ついてました、僕。本当はみなさんのこと良く知らないんです。実際僕が小さい頃は父さんも忙しくてなかなか会えないし、TVで見てることのほうが多いぐらいで、それが当たり前だって思ってました。学校なんかでもね、安岡お前ハモってみろよなんてよくからかわれたりして。僕もムキになってやろうとするんですけどね、無理でした。一人じゃハモれないんですよね。だけど、だけどね。父さんが…父さん達の歌がたくさんの人達を喜ばせてるってことは誇りに持ってます。これ、本当です」
酒井「その頃…僕も?」
マコト「もちろんですよぉ!ああ、でも…30の後半ぐらい1〜2年なんかゴスペラーズ抜けてたことがあった…ええと…(ごにょごにょ)」
酒井「えっ(苦笑)。やちょっと、はっきりして下さいよ(詰め寄る。んでマコトさんの隣に座る)」
マコト「引っ越しのサカイに対抗して何か(会場笑)。詳しくはよく知らないんです…。あの、親には反抗したくなるじゃないですか。親とは絶対違う生き方をしてやろうって。僕はね、大人になってから父さんが何をしてたかなんてよく知らないんです。たまの正月に会うくらいだし」
酒井「マコトさんは、何をやってるんですか?」
マコト「僕はインド人女性をブラジル人男性に紹介する仕事をしてました」(会場爆笑)
(ここ、日替わりのようです。ちなみに3/30は「ピノキオの伸びた鼻を切って売る仕事」って言ってました)
酒井「(笑)何か、すごい範囲が狭いですね」
マコト「2012年にブラジル人男性の間でインド人女性が大ブームになって」
酒井「…戻りたいです?未来に」
マコト「最初は…彼女に振られた時は、死んでもいいや、ぐらいの気持ちでいたんですけど、今は…ちょっと、帰ってもいいかなって思い始めてます。父さんには敵わないなって思ってずっと生きてきたけど、父さんだって道端で練習してたり、街角で歌ったりしてた若い頃があるんだって思うと、何か…ね、もうちょっと頑張りたいなあ、って。“愛してる〜”の歌歌いながら鉄橋を渡りきれれば、何か少し違った明日が見えてくるかなって」
酒井「(沈黙の後、意を決したように)…渡ってみましょうか」
(ここで歌。「ひとり」です。今度は真っ当に(笑)フルコーラスやりました)

(暗転・場面転換。ええとライトついた時は酒井さんピンだったかな?それとも最初から全員いたかな?覚えてません。要するに「星空の5人」で酒井さんから始まりだったので。ここでお客さん起立。♪星空に高く 遠く♪までやって、その後曲は「夜をぶっとばせ」へと変わります。これが終わってから)
村上「どうもありがとうございます。今晩は、ゴスペラーズです。昨日から降り続いている雨が雪に変わりまして(これは本当のコト)、もうみなさんすいませんね、雪の中傘もささずに、ストリートライブなのにね、なぜかチケット握りしめて5500円を払ったりしながら(だから、ここはストリート、っていう設定なのよ。私たち客は劇中でメンバーが練習してたライブの「本番」を観に来てる、ってことなのね)、何で、新宿のコマ劇場の前の」
安岡「ねえ、通りがかっただけなのにねぇ?」
村上「妙に見やすい傾斜がついてるし(…ま、アプルですから…)。とにもかくにも、みなさん僕らのこと知らない人ばっかりだと思いますんでね、もう1回言っときますが、ゴスペラーズで〜す」(会場拍手)
酒井「あのー、あ、後ろ車通りますからみなさん気を付けてくださいよ。車道にはみ出すって言うんで警察の人が来ると、そこでストリートライブって中止になっちゃうものなんで、ひとつ宜しくお願いしまーす」
村上「あとね、占いのオバサンとかには絶対ちょっかい出さないでください」
黒沢・安岡「ダメですダメです」
安岡「街にはルールがあります」
村上「意外にモメ方が大きくなることがありますので、気を付けていただきたいんですけども。さ、まずは2曲聴いて頂きまして、“星空の5人”“夜をぶっとばせ”と、僕らの中ではケンカアカペラなんて呼んでますけども、アカペラのイメージって優しい、スローテンポなものが多いと思うんですけど、そういうのを覆そうという僕らのストリートよりの、ヒューマンビートボックスなんかも入れた(ここで酒井さんがキックの音を再現)2曲お送りしたんですけど、次は雰囲気をがらっと変えまして、バラード行こうと思うんですが、“シエスタ”っていう曲なんです。“シエスタ”ってこれ…スペイン語だっけ?」
黒沢「スペイン語だよね」
村上「昼寝だよね」
黒沢「そう昼寝。午睡って書くやつ」
村上「何となくね、料理の一種だと勘違いしてる人が」(会場笑)
北山「(笑)小海老のシエスタとかそういうヤツ?」
黒沢「あー、ありそうですね」
安岡「それ、ポワレとかの仲間だってこと?」
村上「創作料理屋さんとかによくそういうタイトルがついてることが」
メンバー「ああ〜」
村上「料理と関係ない生活のことをメニューに加えちゃう様な」
黒沢「料理法だと勘違いされてんのね」
村上「そういう創作料理屋さんは気を付けてください」
北山「○○(←これ聞き取れない)のシエスタとかあったね」

安岡「えええ〜っっ?」
村上「お前イルカのシエスタだろ」(会場笑。前半のイルカ云々を拾ってきてます)
(で、立ち位置につく。その時のてっちゃんがささっと立ち位置につかないでちょっとそこらをうろついてる)
北山「(てっちゃんに向かって)何うろうろしてんの?(苦笑)」
村上「(笑)ちゃう、今イルカを連れてみたの(笑)。立ち位置間違った訳じゃないよ!小ネタやってたんだよ俺は」(会場笑&拍手)
(で、その「シエスタ」です。オープニングでヤスがソロで歌ってたやつですね。リードはヤス、私この曲すごい気に入りましたね。またアカペラ限定の曲になっちゃうのかしらん?CD化して!)
(更にヤスリードVoが続く。次はなつかしの「CITY BEAT」でした。これもちょっとダンス?フリが入っててねー、私30日は酒井さんばっかり見てました。心配で(爆)。で、31日はできるだけ全員を見たら…うーん、やっぱ北山さんのダンスは軽快でいっすね。相変わらずヤス中心に右半分と左半分で踊りが別物、かも…)
(で、間髪入れず「終わらない世界」へ。♪fly to sky…部分の手振りあり、で会場も結構やてたんですけどねえ)
村上「どうもありがとうございます!もう雪の中みなさん傘まで投げ捨ててフリやってくれてすいません。参考のために言っておくと一応♪チャン・チャン・チャン(←手振りの入るところです。で、ここは最後に手をゆっくり降ろすほうをやる)ではなくて、(で、ここでは手を降ろさず止めていました)」
黒沢「止めてくださいね」
村上「確かに最初はこう(降ろす)だったんですけど、前のストリートライブ見た人はこう(降ろす)やってた人がいるかも知れないですけどね、ここ3ヶ月ぐらいはこう(止める)なんで、宜しくお願いします。ええ、我々ゴスペラーズなんですけど、ちょっとね、とても僕達的にビッグな話がありまして、実は。我々、今度デビューすることになりましたよ」(会場大拍手!)
村上「もう大変です。何と言ってもこの世界というのは本当に大変だと思います。この5人で活動してくっていうこと自体がまず大変なことで、生まれ育ってきた環境も違う、趣味、性格、そんなものもみんな違う5人が集まって、一つの物語、一つの道へ続いていくストーリーを作っていかなくてはならない、それは本当に大変なことだと思います。きっと僕らの身近な人、親とか兄弟とか友達とか、そういう人にとってはそれはとっても危なっかしい物語に映ってると思います。でも、僕らはそんな、趣味も性格も世界観も違うばらばらな5人が、一つの物語を作る。だからこそその物語は強く、確かなものになるんだ、そんなふうに確信しています。誰かを好きになったり、愛したりするっていうことも同じで、その人の物語を、その人の未来を、そしてその未来を紡いでいく現在を信じてあげる、っていうことで、例えその人の物語がぼろぼろで破れそうな物語であったとしたら、それを繕ってあげればいい、治して、また描き直してあげればいいし、もし昔描いた未来と今が違ってきてる、そしたらその時その時、その物語を何度でも、一緒になって描き直してあげればいい。
(このあたりの台詞を言ってる時にマコトさんが後ろから登場してます)
 そんなことをある人に出会って知りました。その人の言葉は一々突拍子もなくて、とても信用できるような代物じゃないんですけど、でも何か、その人の言葉を信じてみたい、信じたい、そう思わせる力に満ちていて、だから僕らはその人の破れかけの物語を一緒になって描き直してあげよう、彼のことを信じてみよう、そんな気持ちになるんです。これから、この5人でプロフェッショナルな歌手として活動していく上で、きっといろんな困難や問題、高い壁、いろんな難しいことにぶち当たると思います。でも、その時その時、、今僕らが描いている物語を、困難にぶち当たったその時、5人で何回でも描き直していければいいし、そしてそんな5人を信じてくれる、たくさんの人に出会えていけたらいいなと思っています。そして、あいつらを信じてみたい、信じ続けてみたい、そんなふうに思わせる力を持ち続けていきたいと思います。いつの日か、あ、この5人を信じてきて良かったな、ゴスペラーズを信じてきて良かったな、そんなふうに思ってもらえたらいいなと思います。
 次の歌で、ゴスペラーズがストリートで歌うのは最後です。この歌でデビューすることになりました。“Promise”、聴いて下さい」
(で、「Promise」を歌います。それでストリートライブは終了という設定。お客さんの拍手に対して5人で礼。その後ヤスだけが中央でまだ頭を下げている内に後の4人は退場。マコトさんが後ろでずっと拍手をしてる。ヤス、顔を上げるとそっちのほうを見ながら)
安岡「やめろよ、もう」
マコト「すいません…やっぱり来ちゃいました」
(ヤス、階段を上って退場しようとする。ぎりぎりのところで立ち止まって)
安岡「…来いよ」
マコト「(驚いて)でも…」
安岡「みんなだってさ。そう毎日泊まられたら迷惑だろ」
マコト「いいんですか…?」
安岡「狭い、けど」
マコト「(すごい嬉しそうに)はいっ!」
(んで退場。台詞のみ聞こえる。「ホンット狭いよ」「どのぐらい狭いんですか?」「段ボール10箱分ぐらいかな」「引っ越しラクですね」という会話)

(2人が一緒に行ったのを確認しながらステージ左からてっちゃんと酒井さんが出てくる。お客さんは着席)
酒井「うまくいったみたい、ヤスもすっかりその気だよ」
村上「…ま、あれでぐっと来なかったら俺は安岡をメンバーから外すよ」
酒井「や、ぐっと来ました、見直しましたよ、リーダー」
村上「だろ?伊達に○○シアター(ここ聞き取れなかった。けど劇団でしょうね)のオーディション受けてないよ(後日改;知人によると「全自動シアター」と言ってたらしいです)」
酒井「マジすか?」
村上「落ちたんだよ」
酒井「何だ」
(右から黒沢・北山が出てくる)
黒沢「行った?」
酒井「そりゃもう、まごうことなき親子連れ、って感じで」
村上「俺の演技力の賜物だな」
北山「いや、俺も徹夜で台本書いたりして頑張ったよ」
黒沢「歌まで込みで評価しようよ」
村上「俺がリード取ったって言いたいんだろ?」
北山「そう言えばリーダー、台本と違うこと言ってたよね?」
黒沢「アドリブ?」
村上「…間違えた。予想を大幅に超える長尺台詞だったからね。覚えきれなかったんだ」
酒井「あの2人。まっすぐ帰ったかな」
村上「居酒屋でも行ってんだろ」
(このあたりで後ろの安岡宅にヤスとマコトさんが現れます)
黒沢「銭湯だな、背中流し合ってたり」
北山「まあ息子にあの部屋はいきなり見せられないだろうからねえ」
酒井「まあ、何はともあれ、みなさんお疲れ様でしたということで」
(で、歌、「今日が終わる前に」。この流れ個人的にはすごい好きでした)
(安岡宅にライト。あとは暗くなりますが全員ステージ上にいます。黒沢・北山がベンチに座り、村上・酒井が階段に腰掛けてる)
安岡「何?振られたんだって?」
マコト「はい。こっぴどく。30過ぎて定職にもつかずにフラフラしてる男は御免だって」
安岡「でもさ、俺の親父ゴスペラーズだよとかって言わなかったの?」
マコト「それだけは(苦笑←会場も苦笑。どういう意味なんだ…)。あ、あとね、あなたのお父さんいつまでヤングって呼ばれてるのって(会場笑)」
安岡「うちの親父ゴスペラーズだよって」
マコト「勘弁して下さい(何故だ?)。(後ろのギターを見て)…あれ?父さん、このギターもう持ってたんですねえ」
安岡「ああ、全っ然弾いてないけどな。ほら、弦もさ、一本切れちゃってるし」
マコト「僕がもらった時もおんなじとこが切れてましたよ、ホントに弾いてなかったんだ」
(言いながらギターを手にする)
(安岡宅暗転。ステージ中央にライト)
北山「子どもの頃、考えなかった?この世界は自分以外の誰かが見ている夢かも知れない、って」
黒沢「中学校1年生の多感な時期に駅前で遊んでて、お腹が痛くなったの。で、駅前のデパートのトイレに入って、用を足したのね。で、ああ〜すっきりしたーと思って、そん時気付いたんだけど、女子トイレに入ってたのよ(会場爆笑)。でその時に“これは俺の夢だ、って言うか夢であって欲しい、どうやって出ようかな〜”…って」
(北山さんその話を聞きながら眉間に手を当てて顔を伏せる←そーゆーことじゃない、ってリアクション。ちなみにここのくろぽんの台詞も日替わりなのか、30日と違うこと言ってました)
村上「ま俺は小さい頃からシュールリアリズムに傾倒してたからね。何が夢で、何が現実かわからない世界に迷い込んでた」
酒井「(苦笑)まあ…そこ行くと俺なんかはただのTVっ子で、TVに映ってる松田聖子とか川崎麻世(会場笑)、そういうとこ見てわ〜なんつって、俺も雑誌の表紙でレモンとか持ちてえなあ、なんて(会場笑)そんなこと思ってた訳だからさ、まあ今回のデビューの話なんて言ってみれば夢みたいな話な訳じゃない?」
北山「うん。…考えたんだよね昨日。もしかしたらこの世界は鉄橋の枕木の上で意識を失ったマコトくんが見ているつかの間の夢なのかもしれない」
黒沢「彼が目覚めた時、俺達が消えてしまうってこと?」
北山「…判らないけど、ただ、もし、これがマコトくんの夢なら、いい夢見させてあげたいじゃない。目が覚めた時、総ての痛みが消え去るような…」
黒沢「心地よい5月の風に包まれてるような…いい夢を、ね」
(で、「永遠に」です。)
(ステージ中央暗転。再び安岡宅のみライト)
安岡「ひとつだけ聞いていい?」
マコト「何ですか?」
安岡「…お母さん。つまりさ、俺の奥さんになる人ってどんな人なの?」
マコト「本当に知りたいですかあ?(にやにや)」
安岡「…いや。やっ…ぱり知りたくないな」
マコト「とにかくね、メチャメチャ愛し合ってましたよぉ。見てるこっちが恥ずかしくなるぐらい」
安岡「ごめん、ホントに言わなくていいよ(汗)」
マコト「もう尋常な愛し方じゃないんですよ(会場笑)、子ども心に恐怖心抱きましたもん(会場笑)。まずね、父さんが母さん何て呼んでたかっつーのがすごいんです、何て呼んでたかって言うとね…」
安岡「や、やめっ…」
(で、一瞬間があって)
安岡「もう寝よっか」
マコト「そうしますか。お疲れのところすいません」
(で、マコトさんが床のクッション類を集めて寝場所を確保しはじめる)
安岡「ああ、ベッド使う?」
マコト「ああ、もう床、床で十分ですよ」
安岡「…そうか。じゃ…おやすみ」
マコト「おやすみなさい」
(2人とも横になる。が、ヤスがすぐまた半身を起こして)
安岡「…あのさ。明日俺が目ぇ覚ました時、お前もう居ないなんてこと…ないよな?」
マコト「(仰向けに寝たままで)…わかりませんよ。一晩寝た後なんて、そんな先のこと」
安岡「…そうだな。じゃあ、さよなら云っておかないとな」
マコト「…さよなら。父さん」
安岡「…さよなら。マコト…」
(で、本編ラストの歌になります。これが再び「星屑の街」かな?タイトルこれが正式なのかは判りませんが。フルだと思います、この曲のラストに会場全体が電飾ライトアップ。星ですねえ。それでラスト、ステージ中央前にいる4人がマイクを外して生声でコーラス、そのコーラスの上に階段上にいるヤスとマコトさんの台詞がかぶります)
マコト「父さん、起きてますか?この前の答えなんですけど、ほら、何しに来たか、って」
安岡「もういいよ。そんなの」
マコト「いいえ。一つ一つ答えていかないとまた明日が来ませんから」
安岡「答え、見つかったんだ」
マコト「答えっていうほどかっこいいものじゃないんですけど。ただ…」
安岡「ただ?」
マコト「この歌を聴きに来たのかな、って。いつまでも5人で歌い続けてる、この歌を」
安岡「歌ってるんだ。この5人で」
マコト「はい、歌ってます。いつまでも…いつまでも…いつまでも…」
(最後の台詞にかぶるように除除にコーラスが大きくなる)

<The END>

 うぎゃあ、長かった(笑)。本編はここまでになります。あとアンコールがありましたが、それはもう本編とはつながりのない、「現在のゴスペラーズ」って設定に戻って?歌っておりました。ちなみにアンコールの曲目は
<EN>・侍ゴスペラーズ・或る晴れた日に(なりきりゴスペラーズ)・W
<EN2>・one more day
となっておりました。以上!終了!