6月17日(日) FM NORTH WAVE公開録音
至:マイカル小樽5番街ネイチャーチャンバー
怒濤の1日。ここの公録の様子って新聞でも結構大きく取り上げられていたから(スポーツ報知の全国版!)ご存じの方も多いかな。何とか裏事情?っぽいのを含めてレポお届けしたいと思います。
まあ、覚悟はしてましたよ。今ノリにノッてるゴスペラーズとケミストリー、両グループがいっぺんに出演する公開録音だから、相当な集客力だろうなと。ケミストリーが17:00開始でゴスが18:30開始。ケミファンと競合しちゃうから、ヘタしたらこりゃ前日勝負だぞ…と予想。でも私にとっては当日朝6:30に家を出るのが精一杯だったのよぅ…それから札幌で車に乗せる人を拾って小樽に向かったら、どう頑張っても正午着だったんだもん。←実はこれじゃもう甘いと思っていた。そしてそれは予想どおりでした(涙)。既に1階のステージ前には陣取れる状況じゃない(スペースはあったけど人の頭で遮られステージを見るどころじゃない)。そこのステージって2〜4階まで吹き抜けになっていて、上からでも見られるってことで急遽2階に移動(一旦3階まで上ってみたんだけど角度がきつすぎてこれだとステージ上の人は頭しか見えないと判断)。2階の中央よりちょっと左寄り3〜4列目あたりに陣取りました。見えにくいんだけどまだマシだったので(後日談ですが、やはり前日からマイカル前でスタンバイしてた子が結構いたらしいです。何たって10:30の段階で既に2000人くらいいたらしいですから。…そりゃ1階はもうダメだよな)。しかしその後もお客さんはどんどん増え続け、2階も14:00には「これ以上入らないで下さい」とシャットアウトされ、3階、4階に回されてました。最終的には屋内は殆どシャットアウトで、外(ステージ後ろがガラス張りだったから外からでも後ろ姿は見られるようになっていた)や他所にあるモニター前に行かざるを得なかったらしいです。最終的な観客12000人(!)だったそうな。ぶ、武道館かここは(汗)。
さて、16:00ちょっと回ったところでケミがリハ開始、17:00から本番。ケミファンすごかったです。そこで騒いじゃ歌聴けないんじゃない?状態(笑)。私達はケミはとりあえず置いといてたんだけど、場所をキープしとかないと肝心のゴスが見えないと思い必死に交代で持ち場を確保するのに努めていました。いや私は堂珍くんちょっと見てみたかったから良かったけど(苦笑)。まあこんな状態だったからケミより観客ウォッチングしてました(汗)。1階は将棋倒し寸前だったし、2階でも後ろでベンチやゴミ箱の上に乗っかったり肩車してる人いるし、外では庭石?の上に上がって乗り出している人いるし、すごかったです。そして予めビデオ・カメラ撮影はダメだと古家くん(パーソナリティ)にさんざ言われてるのに、そこらへんにいっぱい貼り紙もされてるのに、本人達が登場するとおかまいなしのフラッシュの嵐。途中古家くんの顔オペラグラスで見てみたら、すんんごく怖かったです(汗)。
でもって、18:30登場予定のゴスは到着が遅れてしまい(大阪から直行だったしねえ)、ようやくリハに現れたのが18:45ぐらいでした。はい、リハ時のメンバー。
てっちゃん:迷彩柄のナイロンジップぽいトップス+赤のハーフパンツ。白に赤ラインの入ったスニーカー
ヤス:紺Tシャツ(無地だと思う)+黒レザーパンツ。赤orオレンジのグラサン
くろぽん:黒スーツでシャツは白
北山さん:オレンジTシャツ+グレーにオレンジの細い1本ラインの入ったジャージ。白のスニーカー
酒井さん:グレー系のスーツでシャツは白、黒の革靴。髪は降ろしてました。
で、まずリハ時から聴いてて「ん?」と思う部分はありました。リハで入る曲目が…この時期にしては変わったチョイスだなと。「シークレット」や「LOVE
MACHINE」って…?個人的には嬉しかったけど「Love
Notes」リリース後のステージでこの選曲って、妙。おまけに「シークレット」はオケが音飛びしてちょっと中断みたいなハプニングも。しかし「永遠に」もなけりゃ「Promise」もないって一体何だ?で、マイクのバランスも何だか…私には「ひとり」の酒井さんの声がヤケに目立つなあ、ぐらいな聴こえ方をしてたんだけど、カオラーに言わせると「くろぽんの声聴こえない」って。うーん。何でしょ。
私がリハ時すごい頭に来たのは、やっぱりフラッシュ焚いてる人がたっくさんいたこと。酒井さんがカメラはダメ!ってジェスチャー(カメラ構えた格好してから両手でバツ作ってたり)してるのを見た時は泣きたくなりました。そこまで言われてまだわかんないかい、って。そういう酒井さんを撮ろうという根性、何ですかねあれ?何かああいうのと同じ場にいる人間として、メンバーにもスタッフにも申し訳なくなりました。どうしてこういうところちゃんとできない人がいるんでしょう?私の周囲にいた知人関係は勿論一人もやらなかったけど、私はああいうのをわきまえられない人とは絶対トモダチになれないと思った。
そして、結局19:15から公開録音本番がスタート。古家くんの紹介のあとに改めてステージに上がったメンバー。白スーツ姿でしたよん(酒井さんは髪結わえてました♪)。そしててっちゃんが「最初にみなさんに軽く謝らなくてはいけない。たいへん心苦しいんです、僕達も」と言い出した。…え?何?遅れたこと?写真撮るなってこと?(でもこれは当然だと思うんだけど)と悩んでたら、爆弾投下。「黒沢薫の声が出ません」…。…え、え、えっ?ごめん、本当にごめん!先に謝っちゃうけど私これ聞いた瞬間「…ネタで言ってんのか?」と思っちゃったんです…余りに信じられなくて。後から「なんて言ってみたりして」ってオチがあんのかな、ぐらいに思ってしまったのよ。でもくろぽんがぽそっと「こんな声になってしまいました」って言った声聞いて唖然。がさがさの嗄れ声でした…。「マジか、これ?」とびっくりしましたよ。それで曲目に若干の変更があるってことを説明。この時点で物見遊山の客じゃない、コアな(?)ゴスファンには「今日は“永遠に”や“Promise”ができないのね」って判ったことになりました…。しかし、こんなの前代未聞だろオイ。どーなるんだ…?とちょっとはらはらしながらのスタート。
一発目は「夜をぶっとばせ」でした。出だしはまだぽんの状態がどの程度なのか掴めてなかったからそれでも聴いてる方にはまだ少し余裕があって、私は酒井さんの結わえた髪がヴォイパに合わせてぴょこぴょこ上下するのを見てたりしてたんだけど(って着目するところがマニアすぎるよアンタ^^;)、メンバー紹介の部分。てっちゃんを「リーダー・村上てつや」と紹介するくろぽんの声、言うには言ったものの声に全く勢いや抑揚がない。その後通常はすぐくろぽんのワウギターっぽい音が入るハズなのにそれは全く入れることができず。酒井さんもくろぽんの紹介する時「ハイノートヒッター」のセリフを外していました。…ここに至ってようやく「こりゃ相当深刻だな…」と気付いた。
で、この曲が終わると「I love you,Baby」のイントロが。…へ?これってサビのリードVoくろぽんだよね…。「この曲って…キイ高いところなかったっけ?」「いやそれなりに高いでしょ」「歌えるのか?」と周囲と話していたら、問題の♪I
love you,Baby 出逢いは数え切れぬほど…♪あ!ヤスが歌ってる!!そうです、結局全編ヤスが一人でリードVo歌いきりました…!あ、ある意味ではすげーレアVerだ。さすがにサビの部分の歌詩はうろ覚えだったのかぼろぼろだったんだけど、これは責められないよ。なによりも2番のあたりではもう本当にヤスが持てる力を出し切って歌ってる、くろぽんの部分を必死にカバーして、くろぽんの分まで頑張ってくれてるってのが伝わってきたし、歌い終わった後もうすっかり汗だくで顔真っ赤なの。何かあの姿にはぐっと来た。本当によくやってくれた安岡!って感動しましたね、これは。
それからMCへ。まあこれはいつものことなんだけどてつヤス中心のトークが展開されました。ええとね、ゴスとしてライブで小樽に来たのは2回目だけど(1回目は昨年のHMVですね)、てちゃんはSHDやってた時にドリームビーチでSKOOPとナンパしたりしてた(笑)とか。北海道は寒くて「“この俺が”だよ、Tシャツ脱げなかった」ってことも言ってました(笑)。
で、自分たちの前に出ていたケミストリーについて話を持ち出しました。ゴスのデビュー時代制作部長だった方が現在ケミの事務所のボスだってつながりがあるんだよ、ってこととか、ケミがカラオケでゴスを歌ってるらしい、ってことを話し、「せっかくこういう機会だから一緒に歌おうか」と!そこでケミストリー再登場(結果的にここがこの日一番の大騒ぎになりました。新聞でも大々的に取り上げられた部分です)。「ひとり」はカラオケで歌ってるっていうから、今日は「永遠に」をやろうじゃないか、ってことに。「あ。これって苦肉の打開策なんだ」と気付きました。ぽんは今日歌えないけど、コアなファン以外にも不特定多数がいる場でやっぱりヒット曲であるこの曲を外す訳にはいかない。そこでケミとジョイントって形にしちゃえば何となく「ここでしか聴けないスペシャル」的にできるし、観客の興味も十分にひけるし、変な話だけど、ゴス最大の持ち歌をちゃんと披露したよって形にもできる。それで急遽ケミの方に話を持ちかけたんじゃないかな?まあ邪推ですけどね。うまい処に持っていったと思います。実際会場は大喜びだったし、今日の状況でいけばこれ以上ないくらいにベストな選択だったと思う。でもね、でもゴスファンとして、完全にゴス寄りで今日のステージを見ていた私達には、川端・堂珍がリードVoを歌ってる時のくろぽんの姿を見るのはちょっと辛かった、です。そう思っちゃいけないんだろうけど、ね。
で、湧きに湧いた「永遠に」が終わりケミの2人が退場、またステージはゴスだけでちょこっとMCを。デビュー時に札幌駅南口で早朝からストリートライブをやったこともあった、って話をしてから、歌ったのは「月光」。これのデキはですね、私には今ひとつ…に思えました。ヤスがね、何かずうっとキイが上擦り気味だったのよ。リハの時もこんなだったな…。でも北山さんもヤスもまたすごく気持ち入れて歌ってるのは伝わってきました。年下組の頑張りは好意的に評価できると思う。偉そうだ(^^;)。
そいで、ここから盛り上がろう、ってコトで、本番前にお約束があったヤスの「Soulで・気持ち・いいーっ!」っていう、この「いいー」の部分を会場に振るから言ってね、っていうところをやってから、「LOVE
MACHINE」へ。来ましたよ、酒井雄二!ごめんよーごめんよー、この時ばかりはくろぽんのことも何もかも吹っ飛んで酒井さんに集中しちゃいました(汗)。♪La〜lalalala〜♪の部分では2階でぶんぶん手振り回しましたよ(苦笑)。この時てっちゃんはちゃんと外から見ているお客さんに対してもアピール。このへんきっちり全方位に気を遣ってくれるあたりはやっぱりゴスならでは!まあね、私サカイストだから酒井さんに対しての点が甘いのかも知れないけど、酒井Voはやっぱり年下組では一番安定してると思ったわ(年下組の中では年長ちゅー微妙な位置だからねえ)。私ラストの♪I'm
just a love machine“LOVE MACHINE”〜♪のところで「LOVE」の低音から「MACHINE」の上にくっと上がる部分ところがとっても好きで(はいマニアです^^;)、今日はここがぴたっと入っててすげー嬉しかったなー。てっちゃんやヤスがラストでは酒井さんを指しながら“You're
just a LOVE MACHINE”って変えて歌ってたところも良かった♪
そして、てっちゃんのMC、「Promise」ってデビュー曲をいい曲だってずっと言ってもらって、いつかそれを越える、みんなが知っているアカペラを作ろうと思ってた、って話から、今回ブレイクした「ひとり」へつなぎました。これがラストって言ってたのよ。「あれ、リハでシークレットやってたのに…」と思ったんだけど、リハ時にオケがトラブったりしたし、それで「永遠に」を入れたって部分もあったのかな、と推測。いや、「ひとり」のてっちゃんもすごい入魂のVoでしたね。
ここで本番終了となりました。
何かこう、くろぽんのアクシデントによって、ほか4人の気概がどの曲にも痛いほど現れてました。この日ずっとくろぽんが本当に苦しそうな顔してるのは何か見ていられなかったですが…喉が辛いっていう実際の痛みもあったんだろうし、こういう状態でステージに立つというのは、きっと彼本人が一番切なかっただろうし、気持ち的にもどうだったのかなあ、って。今日全編で精彩を欠いていたくろぽんだけど、何か責められないです。誰に言われる前に多分一番辛いのはくろぽんだから。
日頃の私はさんざ毒吐いてて「プロならいつ何時でもプロらしい歌を聴かせろ」って糾弾する方なんだけど、逆に今日の持っていき方はプロだと思いました。状態が良くなくても歌い切るのがプロなのか、ダメならすっぱり別のやり方を探すのがプロなのか。その判断は人それぞれだろうけど、私は今日のゴスはベストな選択したと思います。まあ、ゴスだから、Vo5人いるから出来るワザだろうけどね。でもそこで内容変更できるってのも彼らの強みじゃないさ。私としては無理をおして満足いかないものを聴かせられるよりは、多少内容変更してでも、ほかの4人がくろぽんの分までカバーして歌うっていう気持ちがありありと伝わってきた今日のステージって良かったと思う。だましだまし中途半端なことをやらずにいさぎよく最初に「ごめんなさい」しちゃったのは今日の状態だと正解だったんじゃないかな。
しかし休む間もなく明日はインストア。非常に心配です。くろぽんの喉、復調はあるんでしょうか?そもそも最初に声出ませんって宣告があったこと自体前代未聞だろうし(多分他でもなかったでしょ今まで)。うーーー、不安だあ。私にできることは…祈ることだけですね…。