c h a p t e r 2
g e t b a c k □
前日に計画していたツーリングがお流れになり、急きょノトーリアスTの知り合いのツーリングに参加したんですよ
NT「どうやろ?明日知り合いがツーリングにいくゆーてるねんけど」
管理人「はいいきますよ!」
ツーリングなんてこの前みたいなもんかと深く考えもせずに一つ返事でOkしたんですが
しかしこれが悪夢の始まりになろうとは予想だにしなかった
今までに行ったルートで最速かつ最凶の様相を呈することとなるのはこの後あきらかになる
当日、集合場所が弥富ということなので時間よりも速く現地に赴く。
が、集合していたのはどうやらベテランライダーで俺のような新人は一人もいなかった。
ここでこの玄人メンバーのヤバさに気づくべきであった。この後俺は学ぶことととなる
「素人には、踏み込んではいけない領域」があるのだと
これが始めての集団マスツーリング。どんなものかがわからなかったがついていくことに
リーダーの人「さあ、そろそろいきましょか?」
とリーダーが号令をかける。最初はどうやら堤防道路を走っていくようだ。堤防・・・この死角も、信号も、K察のネズミ捕りも、子供のとびだしが気になる
横道もない完全な無法地帯が何を意味するかなど、自分はアホなのでどうなるかわからなかった☆
一応速度域の近い(近そうな)400とかと一緒に走ろうってことで、俺はカワサキEX−4の前について発進した
まずガードレールが無い・・・当たり前ではあるのだが・・・
どうやら海部郡弥富町はこの長いテストコースにそんなものつける親切心がないようだ
脱輪しようものならば対地ミサイルバイクとして後の伝説に語り継がれただろう。無論命の保証なぞないが。
そしてなにより先頭の速度である。こっちも確実に法定速度の二倍以上はだしていた
フルスロットルに近い加速も少なくなかった、が。が、である。
なぜかそれでもすぐに視界から消えうせるのはどうしてかと?
ここで速い先頭集団は「一軍」ということに心の中で納得。恐るべし一軍
堤防を信号左折で降りて幹線道路にかわり、嵐は去った。 と思った。
しかしまさかここで小学校の時に習った古いことわざを思い出すことになろうとは
「一難去ってまた一難」
この格言を見事にそして忠実に再現させてくれたこの人たちに尊敬の意を述べたい(笑
ネクストステージ。日本は国土の多くが山林である
こんなことは今し誰でも知っている事実だが、日本人である管理人自身その認識がいささか足らなかったようだ
当初の目的が九竜頭(くずりゅう)であったためひたすら内陸方面へ向かう
途中の休憩地で最強の名を欲しいままとするバトルマシンを含む2・3台が合流した。
これにより以後の疾走りがヒートアップすることは確実となった。当然心の中ではカテゴリ一軍(笑
ちなみに機体はGSX−R1000でまたがった感想は「軽い、速そう、かっこいいetc」と尽きない
ところが出力はCBの3.5倍を叩き出し、二速で180まで持ってくらしい
が、無論俺はアホだったのでどうなるかわからなかった(笑
九頭竜に行くにはふつうは海側のR8を行くが、この予想をことごとく打ち破ってくれた
なんと裏側から行ったのである。山道である。そのキツさといったらそこいらの峠の比ではなかった
おまけに地図に載ってないらしい(TдT)ノ
「あっれー?この地図では今の道ないなぁ(爆」
もうホントに泣きたい気分だった。ああ、俺もCBもここで終わるのね。みたいな。
皮剥いた端っこは半分消しゴム状態とか、コースがキツすぎ。ストレートはほぼ無くヘアピンの連続でした。
もちろん俺が上手いんじゃないよ、コースがキツ過ぎなだけ。後で見たら後輪だけトレッドがなだらかに・・・(^^;;;
それよかDS11で一緒に参加したNTは・・・コーナー毎にステップから飛び散る火花が美しかった
無事に峠もおりたことだしもう平坦な場所だから良いだろう。三度目の正直」ともいうし、もうさすがにこれは無いだろう
と思ったが、甘かった。ぼくは考えがつくづく甘いようだが、ここまできてもなお甘いというのか福井県!そして国土交通省!
まずクルマとバイク。こいつらが対向できないあの道の細さ。ちょっとでもこういうとこ行った人ならわかると思うけどどういうことだあれは?
片方は岩壁、逆サイドは見晴らしの良いガケ・・・多分地元では自殺の名所として通っているのかもしれない(汗
けっきょくジムニーかなんかと対向不能に陥ったわれわれはヨチヨチ歩きでぬかるみをバックする羽目に。
普通のバイクにはバックギアなんてありません
まだまだあるぞ。雪解け水。ちょっとならたいしたこと無いんだけどあの尋常でない雪解け水のおかげでなんと
道路水没
幅2〜3メートルにわたり各所に河が出現し我々の行く手を阻んでいた。
一瞬「あれ、道途切れてるよ。道でも間違えたのかな」と思わせるほどの冠水。冷静に考えると道路は川底となる。
バイクで河渡りするとは思いもよらなかった。渡っている最中水面がキラキラしてて美しかった
その渡岸後、フルカウルの人はどうやらアンダーカウルに水をたたえて走ったらしい。おそろしや。
それとカーブに砂が浮いてるわ落石は転がってるわ道路は陥没してるわでその後も大騒ぎ(笑
そして試練は続く。九頭竜渓谷手前。ミッション高速コーナー
いくらK察がいないからってあれはやりすぎ(爆
はっきり言って一軍とかに限らずバイクの独壇場。突っ込み速度3桁はゆうにあった。もちろんコーナー脱出後さらに加速
こっちはそれ以上速度を上げるとタイヤの感覚がなくなってきていたので無茶はしませんでしたが
とろとろ走るという雰囲気ではなかった。
その後の会話では
「最後いい感じでしたねーー」
「どれくらいでてたんです?」
「ぼくは安全におさえてたんで○50km/hくらいかな」
「こっちは○70km/hまでしかいってませんわ」
なんとおそろしい
帰りは高速道路、いわずとしれた事であるが大型車の天下である
序盤は渋滞していたため当然の流れとしての高速すり抜け戦争が勃発
およそ20kmにおよび路側帯を中心に戦場と化した
もちろん速度なんてもう口が裂けてもいえん・・・途中ニッサンプリメーラが道を塞いできたりとバトルも楽ではない
やっと渋滞が終わった、ここからが大型車の本気が見え隠れする所である。
彼らは文字通り視界から一瞬にして消えた。
「しかーし、こちらも400ネイキッド、アメリカンや250にはついていけるだろう」
朝から早々に麻痺った速度感覚もあり、少しは余裕が出てきたのかも。まあ高速では滅多にこけないし。
が、やはり認識は甘かった。先頭の一軍は1km先ではもう見えない。
まずNSR。ぼくの前にいた機体だ。物理的におかしい加速で消え去る。えーと、どういうこと?あれは・・・???
どうやら皆さん俺がまだ慣らし中ということを忘れていらっしゃる
SAでの解散時に「おそかったなー、事故ったかと思ったで」
と賛辞をいただいた。
コース的には面白く、おいしい所がたくさんあるため
できれば慣らしの終わった今こそ、一番一緒に行きたい人たちである
g e t b a c k □