そこには悪魔が

There is a devil who was smiling
 
 

g e t   b a c k   
 
 
 

その日、先週ハリーポッターDVDを借りに行った親戚の家に単車を取りに行っていた
そのついでに親戚の子の勉強の面倒を見ているとNTからメールが・・・
「昼からちょいとてつだっちょ?」
どうやらあっちの世界に旅立ったまま還らぬ人ならぬ還らぬバイク750GPを蘇生
させるため近くのバイクショップに移送するというのだ。推定車重200kg+α
当然エンジンのかからぬ単車ゆえ一人でトラックに載せるとかムリ
 
 

話は変わるが昨今は「わしゃ爆音が好きじゃ」とノーマルを取っ払って
社外マフラーをつけるのはもはやなにも特別のことではなくなってしまった今日この頃
しかしこんな今であるがあえて言わせてもらおう。ぼくはノーマルマフラーの静かな音が好きだ
静かで速いというのが最高だと
爆音が嫌いではないのだがこのSPEC2のマフラーの親切な音や性能に満足しているのだッ
それはこいつのは7000rpmより排気音がレーシーになることや3000rpmの
異常なまでの下のトルクのためだ。ノーマルでも充分特殊なもんである
街中はこっちのが断然いいのも重要な要因だ
 
 

話をもとに戻そう。われ等は750をふたりがかりでトラックに載せた
トラックの上の750はドナドナっぽかった。ライトから涙が垂れてるように思えた
大丈夫だ心配するな。売るわけじゃないんだから。置きざりにはするが
そしてショップに向かい軽トラ発進
思えば積んでからソッコー帰ったほうが良かったのかもしれない
そして店についてからは店長以下数人が復活作業を試みている間
そこにはなにやらバイク屋の中をウロウロするあやしい男二人がいたという
 
 

また話はかわるがこの前(二週間前くらい)にもかれ(NT)はここに訪れていた
そのとき彼はCB400用のフルエキ(エンジン排気部から変えるやつ)を発見していたのだ
その日にも「フルエキ35千円」というメールが入ってきたが行ったら店が閉まっていたため
あえなく帰宅。寒さと無駄足という条件が重なり不機嫌でバトルモード寸前に
帰り道のR1高架で重低音を効かせていい気になっているであろう
VIP仕様の高級車を一瞬でブチ抜いてちぎったとこまでは覚えている
 
 
 

話を元に戻そう。750GPはまだ修理中である。店内をうろつく
「あれから二週間、今回訪れたときにはもうねーだろーなー」というのがおおまかな予測であった
が、そこにはまだ例のフルエキが残っていたのだ!しまった!!
ぼく「ん、ひょっとしてこれって・・・・」
NT「ああっ、まだのこっとるやん、ラッキーやな!」
ぼく「これは一個前のモデルのやつやでぼくのはつかんかな」
NT「ん〜そうなん?残念やなぁ。爆音デビューは先送りか〜」
ぼく「( ̄ー ̄)ニヤリ」 やったぞぼくは純潔を守り通したぞ!
危ない危ない、あやうく爆音戦隊に入隊する所であった。
もし入隊してしまうと深夜早朝の発進がはばかられ、
親戚や友人の親御さんにも嫌な顔をされることは見えている。おいそれとは行けなくなる
ちなみに戦隊長のバイクに静かな物を見たことはかつて一度たりともない。断じてないッ!
ところがこの安心は長くは続かなかった
 

ぼく「ん?なんだこれ?」
おもむろにフルエキに隠れていた新聞紙の中からチタンの筒を取り出す
NT「!!VTEC用のや。これ」
しまったぁーー!これスリップオン(マフラー)やんけーー!!(汗
心の中で叫びながら片手にマフラーを持った元生徒が気づく前に元担任は行動を起こした
ぼく「ちょっ・・・」
NT「これいくらですん☆」
店員「20000¥ですよ☆」
不覚ッ!先を越された!!
うっ、二万とは安い・・・TSRならこんな新品同様、しかもチタンで4万4千は下らないだろう・・・
しかもこのストレート構造、高回転での伸びとかなり痛快な爆音を奏でてくれることは疑いの余地がない
あーあーあーあーあー  ノ(( ̄∇ ̄))\
 

だがっ!こんな誘惑に負けててはスーパースポーツ計画から遠のくばかりだ
ぼく「よく考えるわ・・・」
NT「スーパースポーツはもっと先の話でしょ?」  ぼく「うっ」
店員「それに今なら消費税の千円はオマケしてあげよう」 ぼく「あううっ」
この商売上手め・・・、やりおるわ・・・、もはやここまでか、精神的に落城寸前
しかしなにか忘れてはいないだろうか?財布の中身2千円。マフラー2万円
フフフ☆ビンボー万歳
 
 

NT「いまちょうど二万円あんで?( ̄ー ̄)b」
 

その時ぼくには優しく語りかける微笑む悪魔が見えた。しっぽが生えてた気がするNTがいました
悪魔と契約を結んであえなくサイフ問題は解決し
ボクの一抹の理性は彼の一言のもとに粉砕されたのはいうまでもない
 
 
 
 
 

ぼく「これください」

店員「まいどありー☆」
 
 
 
 

ああーー、やっちまったー!と気づいた時には時既に遅し
当然スーパースポーツ計画は二万円分先に延びる
ごめんなファイアーストームちゃん以下数台の1000cc達よ、君達と逢うのがもう少し遅れそうだよ☆
 
 
 

インプレはというと・・・思ったより下がスカスカにならない。
あのストレート構造ならば排気の抜けが良すぎて低回転でのトルクがなくなってしまう
との予想が大方だったがそれを覆す結果となった。
音に関してもストレートにしてはかなりおとなしい。インパルスのRPMと比べると
まるでノーマルみたいである。
性能面では高回転での伸びがなかなかな感じ。特に8,000回転くらいから真価を発揮か。
ノーマルでもそうだったが7,000回転での音圧変化もちゃんと大きくなってきている。
個人的に満足(^ー^)vの一品。
最近転倒したのだがそのときからどうもバックファイアー(?)が出るようになった
抜けが良すぎるのか、キャブセッティングなのか・・・
 
 
 
 

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