
December 2001
Ireland
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Andrea Corrが語る、愛、死、音楽、仕事、家族 The Corrsにとって飛躍の年となった2000年。 アルバムIn Blueは世界中のヒットチャートを賑わし、600万枚を超えた。 アメリカで、シングル曲Breathlessは、ビルボードチャートで1位になったが、アルバムは他国ほどの大ヒットではなかった。 アメリカの音楽業界は巨大で難しいマーケットだ。 どのアーティストもアメリカでCDをリリースする時、現実と直面する。 ブラックミュージック − R&BとRap(Hip Hop)の存在。 アメリカではこれらの存在がどのジャンルよりも大きい。 そしてチャートに入る曲も同じだ。 アメリカでのヒットの理由にコア−ズのようなバンドは、プロモーション活動、MTV、ビデオ、ラジオなどの影響が大きい。 昨年2月、Andreaの耳の病気によるためにアジアでのIn Blueツアーをコア−ズは中止しなければならなかった。 それはAndrea自身にもショックであり、ストレスの原因となり、聴力の損失を恐れた。 そして約一ヶ月間、彼女は活動から距離を置いた。 Andreaは4人の中で一番シャイで静かな人物かもしれない。 あまり積極的に話しをするタイプではない。 しかし、それが彼女の性格でもあり魅力である。 恋愛に関してもAndreaは他の姉妹とは対照的だ。 彼女はいたってシングルだった。 しかし、それは2001年までの話し。 きっと彼女が交際を始めたことを知った世界中の男性ファンのハートは砕け散っただろう。 最近では、"Best Of The Corrs"が発売後1週間で200万枚を突破した。 そんな事実とは逆にとてもリラックスした表情で、今回のインタビューの場所となるダブリンのThe Herbert Park Hotelの一室に彼女はやってきた。 インタビューの内容はいたって明確である。 それは彼女が何を思い、何を言うか、それだけである。 それは、全くタブロイド誌とは逆である。 彼女はとても素直であり、しっかりした意見をもっていてインタビューをしていてもそれを感じた。 Andrea Corrとして、今年はどんな年だった? Andrea: 今年はすばらしかったわ。 でも、ツアーとプロモーションの移動でものすごく忙しかった。 それと耳の病気にもかかって、一ヶ月のオフを取ったわ。 一ヶ月もオフなんてすごく変な感じだったわ。 ツアーは無事成功したけどね。 じゃあ、一番の出来事は? Andrea: アジアでのツアーがすごくおもしろかったわ。 アイルランドとは違うし、行ったことがない場所にもたくさん行ったし。 でも、行ったことのない場所でライブをするのはすごく不安だった。 特にインドネシアとフィリピンね。 それらの国でライブをするのが不安だったのはなぜ? Andrea: 私達が旅立つ約4日前にテロが起こったの。 あのニュースにはショックを受けたし、なぜ人はあのような事を考え、なぜあのような事をするのか考えさせられたわ。 飛行機に乗ることがものすごく怖かった。 なぜそこまでしてツアーを続けようとしたの? ツアーキャンセルをしたアーティストはたくさんいたし。 Andrea: 以前、 私達はすでにアジアでのツアーをキャンセルしてたし、インドネシアも2年前に1度キャンセルしてたから。 だから今回はどうしても実行させたかったのよ。 でも、一番奇妙だったのはジャカルタでのライブ。別に私達には何も問題は無かったけど・・・、あなたもそこ行けば感じるわ。ライブ中が特にそうだった。 観客を見れば、イスラム教のドレスを着た女性がいるの。 もちろん全ての女性じゃないけど、そこでのライブは奇妙だったわ。 他に何か感じた事は? Andrea: ツアーを中止する話しがでたの。 あのテロが起きてからよ。 いろんな人から言われたわ、その国を早く出たほうが良いとか、ヨーロッパに戻った方がいい、とかね。 でも、ツアーは成功したし、すばらしかったわ。 インドネシアではどんな所か想像してた? Andrea: アイルランドの歴史は昔から戦争ばかりだったわ。 あのテロのニュースを見た時のこともまだ覚えてる。 でも、あの事件が起きたからってアメリカに住む全ての人々が母国に住むことに対して恐怖があると思う? それはアイルランドでも同じことで、どんな事件があっても素晴らしい国よ。 今じゃいろんなアーティストが北アイルランドでライブをするし、向こうからも来る。 私達のアルバムは何度もインドネシアのチャートで1位になってるわ。 そこには私達の音楽を聴きたい人がいる。 だからどんな国であれ、ツアーを成功せたことに安心してるわ。 個人的に嫌な出来事はあった? Andrea: 耳の病気にかかった時は怖かったわ。 痛みというのは誰でも不安にさせる。 私の耳は全く聞こえなかった、突然よ。 夜中の3時に目が覚めて、聞きたくない音だけが聞こえるの。 私の心臓の音は今までで聞いたことがないぐらい早かった。 人としゃべってても、その人の言ってる事が上手く聞けないの。 もう、気分は最悪だった。 全てのスケジュールがキャンセルされて、恐怖だけが残った。 もう、私の音楽はこれで終わったと思ったわ。 それぐらい最悪な出来事だったわね。 その病気の原因は? Andrea: 右耳の鼓膜の損傷と左耳の伝染病。 仕事のしすぎが原因らしいわ。 その時、死に対して意識はした? Andrea: 母の死が頭をよぎったの。 私の耳の感覚からして死も意識したわ。 その時改めて人生は何が起きるかわからないもので、それは突然やってくることを実感した。 誰でもそれにきずく事は難しいわ。 今、生きてる1日1日を大切にしなきゃね。 The Corrsにとって、アメリカでIn Blueがあまりヒットしなかった事に対して、何か失望したことはあった? Andrea: んー、むずかしいわね。 アメリカでのBreathlessはものすごいヒットだったわ。 すごく。 でも、In Blueも100万枚は超えたわ。 それだけでもすばらしいことよ。 確かに予想したほどではなかったけど、それは全然問題じゃないわ。 だって、たった1つのアルバムよ。 私達の音楽ダメなわけじゃないし、向こうで受けいれられてるのは感じるわ。 じゃあ、なぜヒットが生まれないの? Andrea: アメリカの音楽は厳しいわ。 国が大きいのもその理由ね。 本当にすばらしくて最高のものがナンバーワンになるのよ。 でもそれだけ。 次はだれ?みたいにね。 でも私達はベストを尽くしたつもりよ。 ベストアルバムについて聞きたいんだけど。 例えばU2は20年もベストを出すのに待ったけど。 Andrea: あのアルバムはベストと呼ぶよりヒット集と呼んだほうがいいわ。 特別な意味はなくて、これまでのアルバムからの曲を集めたアルバムよ。 ただの商売目的やファンを増やすためなどの目的でこのアルバムを出したわけじゃないわ。そんなのバカらしいと思わない? 誰も銃をあなたの頭に付きつけて、私達のアルバムを買え!なんて言わないでしょ? だからThe Corrsの10年間の一区切りとして出したのよ。 これから2月に次のアルバム製作に入るから、その前にも何かを出しておきたかったの。 そのためにWould You Be Happier?も作ったわ。 一番誇りに思う曲ってある? Andrea: Queen Of HollywoodとNo More Cryね。 この2曲を歌う時が一番素直になれるわ。 この曲を歌う時に不思議な気持ちにさせてくれるの、なぜだかは解らないけど。 夢の中にいるような。 それにRunawayも良い曲よ。 私達の最初のシングルだし。 どれも良い曲で好き。 じゃあ、ステージでこれらの曲を歌う時は君は頭の中で違う世界にいるんだね? Andrea: アハハ、そうね(笑) でも、時々よ(笑) Sharonが結婚した時にこれからのバンド活動に支障がでると思った? Andrea: いいえ、思わなかったわ。 だってそれは一人の人間の人生の1つだもの。 それにSharonの場合、Gavin(夫)と今の仕事をしながら7年間も付き合ってたのよ。 そして、彼らの意思で結婚した。 すごく素敵なことだし、これからも問題はないと思うわ。 恋愛はポジティブな生活への変化にもつながると思うんだけど Andrea: 私にもその生活の変化の為に彼氏がいるわ(笑) それは君にとって良い影響はあるの? Andrea: すごく素敵よ。 誰でもそうだと思うけど、恋をしてる時って素敵な気分だわ。 エネルギーをもらえるし、すごくリラックスできる。 彼は私をただのダンドーク出身のAndrea Corrに戻してくれる。 わかる? その時はこのインタビューに答えてるAndrea Corrじゃないの。 そしてまたいつもどうりに仕事をする。 今の仕事は好きだし、歌う事は最高よ。 でも彼といる時はまた別の気分になるわ。 夕食を一緒に食べて、談話を楽しみながらストレスを発散させる、ハリーポッターを読んでるみたいにね(笑) 恋をすると、君が描いているとおりになる? それは僕らでも同じことだと思う? Andrea: 人はただ愛と生活が欲しいのよ。 きっとそれだけ。 恋をすることはとても重要よ。 人と関係を持つ事はね。 だけど兄姉はべつ(笑) 話しは変わって、君はアイリッシュだけど、飲みすぎたり二日酔いになることってあるの? Andrea: 時々ね。 特に二日酔い。 誰かなったことない人なんている? でもその時は最悪の気分ね。 だれでも飲みすぎることはあるわ。 私の場合、酔うと人を笑わせるらしいけど。 お酒を飲むのは悪くないわ、アイルランドじゃお酒をたくさん飲むことが文化の1つみたいなもんだけどね。 じゃあ、今まで酔っ払ってしたことは? Andrea: 言えないわ(笑) ここまでインタビューしてきて、君がかなりのドリーマーだと感じたんだけど Andrea: そうね、そうかもしれないわ。 誰でも夢は見るし、私はそれが好きよ。 現実も夢の世界も。 さっき、インドネシアでの経験を話してくれたけど、今のアフガニスタンの事をどう思ってる? Andrea: あの国ではたくさんの人が死んでいるし、間違った事もたくさんあるわ。でも、時間が経てば良い方向に向かっていくと思う。 あの国の場合は特別な状況ね。 同じ人間でも自分たちなりの違った生き方をする人がいるということ。 あのニュースを初めて見た時、ずっと見ているのが辛かったわ。 子供のようにハリーポッターやシュレックをずっと見ていたい気分だった。 君にとって2001年のヒーローはいる? Andrea: 父ね。 私の父は最高のヒーローだわ。 じゃあ、2001年の悪人は? Andrea: 私の兄(Jim)かな(笑)。 これまででJimがバンドの中で父親としてコア−ズを引っ張ってきたと思うけど、何か問題はあった? Andrea: いえ、特にないわ。 時々、意見はぶつかったりするけど、決して悪い方向には行かないし、私達3人はJimより若いから、Jimにとっても都合がいいと思うわ。 インターネット上のコア−ズや君のサイトなどを見る時はある? Andrea: 時々ね どう思う? Andrea: ヘンな感じ。 知らない人達が私やコア−ズの事について話してるんだもの。 事実じゃないことも含めてね。 まるでアニメを見てるみたい。 タブロイド誌は人のプライバシーを無視してるけど、インターネットもそれに近いと思わない? Andrea: そうね。 インターネットは便利なものでもあるけど、危険なものでもあるわ。 最近はたくさんの若い子がスクリーンを1日中見てるけど、あまり良いと思わない。 パソコンにそうやって向かうことはある? Andrea: 無いわ。 全くない。 |