[ the spitz 2002 ]物語  「文化祭直前のメンバー・・・そしてステージついに幕開け」 DAIKI著

 その11にもあるように、ありちさんは翌日の文化祭に向け気持ちを高ぶらせていたようだ。そして僕は、前日は塾だった。今、覚えばあの日の塾の授業は全然集中していなかったなぁと思う。そして、塾から帰り寝る時も緊張して寝られなかったのでいろいろと考え事をした。今日の放課後までのメンバーの頑張りなど思い出すとキリがなかった。そして今、他のメンバーも緊張しているのかなぁといろいろ考え、眠りに就いた。あっという間に朝を向かえた。僕はいつものようにNi君と一緒に登校した。そのときは余裕の発言をしていたが、内心はとても緊張していた。しかし朝、他のメンバーと合流すると 緊張も少しずつほぐれ、クラスメートからの激も頼もしかった。そしてついに体育館に向かったのだ。

  そしてついに生徒会長の言葉とフィナーレで文化祭が始まった・・・・・・。

 僕たちの出番は午前の部の最後なのでしばらくは皆といっしょに文化祭を楽しむことができると思った。しかし、実際始まってみると緊張でそれどころではなかった。次々とプログラムが進み、舞台裏へ向かう時間になった。 プログラムは思ったより早く進行しているということで、時間的な焦りはなかった。だが、歌詞を間違えないかなどいろいろな不安がよぎった。そんな中、2年生のグループが順調な演奏をしていた。そして、次に、3年生の女子 のグループの演奏になった。とてもきれいな演奏でミスもなく、素晴らしかった。そして、会場もすこしずつ、盛り上がっていった。そして、幕が一度閉まり、僕たちは準備を開始したのだ。僕は、アンプのつなぎ方などよくわからないが、マイクを入念にチャックし、みんなが落ち着くように、声をかけた。そして準備が終わり、ついに幕が開いたのだ・・・・・・・・。

 幕が開くと、みんなの声援が思ったよりももの凄かった。そして、S君のカウントが入り、ついに演奏が始まったのだ。歌ったいる時、僕はいろいろなことを思い出しながら歌った。グループ結成当時に歌ったチェリー、文化祭出場が決まった時の喜び、夏休みの練習、文化祭直前になって、投げ出しそうになった自分。そしてこの「空も飛べるはず」は僕の中での思い出の集大成だった。そして、そんなことを考えているうちに、演奏が最後のサビに近づいた。最後のサビは思いっきり自分のいい声で歌った。(あとにDriver’s Highが控えているのに 笑)そして、一曲目の「空も飛べるはず」が終了した・・・・・。そして、「波乗りジョニー」にバトンタッチだった。僕は気持ちを切り替えて、キーボードの位置についたのであった・・・・。