[ the spitz 2002 物語 ] その13 『不思議な力と心に刻まれた゛自信゛の文字』 ☆超化学反応少年+☆ 著
僕はご存知の通り「波乗りジョニー」と「Driver's High」(←これはツインボーカル)を担当した。まず僕達は文化祭で演奏する曲も相当悩んだが、自分が担当する曲もかなり悩んだ。
また文化祭までまだまだだと思っていたが悩んでいるうちにあっという間に日が過ぎていたと思う。文化祭前夜は「最後の夜」といってもいいだろう。歌詞の確認やもう1回曲を聞いて隅から隅まで頭に入れ、リズムももう一度確認した。その夜はもちろん不安でいっぱいだったが、今思うと何故かわからないが緊張という2文字の言葉よりも不安の方がいっぱいだったと思う。1度しかない本番で間違ったらどうしようという気持ちでいっぱいだった。夜もあまり眠れなかった。
本当の物語はココから始まる…。
翌朝、何故かわからないが「不安」という言葉が消えていた。友達も期待していてくれて激励をしてくれたからだ。その時、僕はやるしかないと思った。何故だろうと考えている暇もなく、吹奏楽部員と朝一から楽器を体育館へ運んでいた。
DAIKI君の話である通り僕達は午前の部の最後だった。2,3年生の器楽のグルーヴが次々と素晴らしい演奏を終えていく…。正直僕達は緊張し、心臓がドキドキの状態で出番をまっていただろう。今でも゛あの瞬間゛は忘れてはいない。
ついにこの時間(とき)がきた。
まず最初はDAIKI君の「空も飛べるはず」…。僕は隣でタンバリンを叩いていたがDAIKI君はミスもなくとても気持ち良さそうに歌っていた。次は自分だと考えると何故か緊張どころかやってやるぞぉっという気持ちになった。
バンドの結成…夏休みの猛練習…曲選びですごく悩んだあの日…。本番はもう始まっている。ここまできたのだからもうやるしかないっと思った。
ついに2曲目の「波乗りジョニー」…。みんなの準備が整い遂に演奏スタート。管理人ありちのピアノの音が響く。そしてベース君の音も響く。
DAIKI君のキーボード、S君のドラムも響く。まずは歌いだしは順調でいよいよサビに入るっ!!回りのノッてくれる拍手とともにのびのびと歌った。
最後のサビに入る前の♪体疼いてる…………・だぁからのトコロも成功した。とても嬉しかった。歌い終わり、演奏も終った。
回りから莫大な大歓声の拍手やコールが起こった。正直びっくりし、嬉しかった。そのときの大大歓声は今にとってみれば「自信」に繋がっていた。その大大歓声は今でも忘れはしない大切な思い出になった。今思うと本番前は緊張と不安でいっぱいだったのが、いざ舞台に上がって歌いだした時には不安という文字はもちろんのこと緊張はまったくしなく、堂々と自分の歌声を
体育館に響かせられた。