[the spitz 2002 物語] その4

  『文化祭出場決定!! そして始まり…』

 担当の先生の口から、オーディション結果となる文化祭出場のグループが発表された。しかし、その中に、[the spitz 2002]はなかった…。それも、男子のグループが1つも入っていなかった。
 もちろん、これには男子の器楽のメンバーは大反発をした。抗議とも言えるかもしれない。
 しかし、その次の器楽の授業で、文化祭出場のグループの発言が撤回され、訂正してから発表された。そのときに決まった(最終決定した)文化祭の出場バンドは、女子のバンドが1つと、[the spitz 2002]の2つだった。[the spitz 2002]は喜びとともに、「その3」でも説明した、ボーカル補強に力をいれた。検討の末、草○さん(現・堂○さん)になった。しかしこの事も、草○さんのグループのメンバーや、もう1つの男子のバンドからも強い反発があった。しかし、先生も僕らも、実力のあるボーカルとして招集をかけたのだからということでおさまった。休み時間に、友達から「がんばれよ」と声をかけられ、熱意を感じた。ここで初めて、文化祭のバンド[the spitz 2002]が結成・誕生したのである。

 そして、あっという間に夏休みを迎え、リーダーのギタリストさんやボーカルの草○さんを中心に練習日程を組んでいった。しかしボーカル兼キーボードであるDAIKIは、最初ほとんど練習に参加できなかった。塾の講習が忙しかったのだ。悪いと思いつつも、第1志望への思い入れが強い為に迷惑をかけてしまった。でも、なんとこの練習の欠席や早退は本番直前になっても変わらなかった。今思えば、なんでこんな僕をメンバーに置いてくれるのかな?と本当に申し訳なかった。全員が一斉の練習する機会が少ない中、なんとか[空も飛べるはず]を仕上げていった。
 しかし、問題はまだあった。[空も飛べるはず][Driver's High]はすぐに決まった。しかし、2曲目、いわば前者2曲の中間のテンポにあたる曲が決まらないのだ。最初の案は、ミスチルの[Any]だったが、僕(管理人)もギタリストさんも、最初の練習の時(7月31日)「ピアノパートがむずかしい。今からではとても仕上げるのは無理」という判断が一致した。その練習の午後、僕が遊びで[波乗りジョニ−]を弾いているとギタリストさんも、その時ドラムの位置にいたNi君も草○さんもアンサンブル状態になり、曲が終わった後の達成感と、そのアンサンブルの出来具合が他の2曲より、Anyよりずば抜けて上等なものだった。
 このことにより、文化祭の演奏曲が決定し、[空も飛べるはず][波乗りジョニ−][Driver's High]の3曲になった。
 しかし、今思えば、[Any]ではなく、[波乗りジョニ−]になって良かったと思う。


〜〜お知らせ〜〜 このたびボーカルDAIKIは第1志望の高校に見事合格しました。みなさん、本当に、ご迷惑をお掛けしてスミマセンでした。(by DAIKI)