N.S.Pが最も活躍したのは'70年代だったと思う。その頃私は多感な時期だった。陽水や拓郎にももちろん影響を受けたが、一番影響を受けたのはN.S.Pだった。
当時他の誰もがしていたように、私もギターをかき鳴らしていた。大人になるにつれ、そのギターもやめてしまい、いつの間にかN.S.Pの曲も聴かなくなってしまった。でも、実は昔つくったN.S.Pスペシャルカセットテープをたまに一人で聴いていたのだけれど。
少し前ラジオから天野滋の声が聞こえてきた。「N.S.Pが復活する」 え? ちょっと驚いた。なぜ、いまさら?? 番組の中で司会者が同じような質問を本人になげかけた。そして、その答えは、「なんとなくまたやりたくなった」というようなあいまいな感じだった。新しいバージョンの「夕暮れ時はさみしそう」も流れた。 それを聴いた私は正直がっかりした。
なぜがっかりしたのか。答は簡単、昔の方が良かったからだ。それにグループ再開の、あいまいな動機。「やっぱりN.S.Pなんかダメだな〜」とその時は思った。 しばらくして、私はカセットテープのほとんどを処分してしまった。これからは外国のおシャレな音楽を聴くんだ、などと思って。 
さらに月日は流れ・・(といっても数ヶ月)ギターを弾いている友人のHPを見て、「ギターが上手いわけではないけれど弾いていてとても楽しい」という雰囲気が伝わってきた。 ちょっとだけギターを再開したくなった。 でも、残念な事にギターもすでに処分してしまっていた。
ある日、外出先で小さなギターを見つけた。なんだかとてもかわいくて、その場で手に入れてしまった。そして家に帰り'70年代のフォークソングを弾いてみた。やっぱりいいな。まぁ、それしか弾けないという理由が大きいけれど。そんなわけで、N.S.PのLPやCDを買い直して今また一人楽しんでいる。
長くなってしまったけれど、ここでは私のオリジナルソングにも多大な影響を与えたN.S.Pの曲について、リアルタイムなあの頃を思い出しながらいろいろ雑感を綴ってみたいと思う。 最後まで読んで下さってどうもありがとうございます。