| 随想 9 |
| さて、今回はギターあるいは音楽を 「 プレイする側 」 として、何か読者の皆さんに少しでも参考 となるようなシリーズをスタートさせたいと考える次第でこれを書いている。そんなわけで、とりあえず 私の機材について思うところ、体験談を書いていこうかと思う。 私の最初のギターは14,000円の中古のクレイマーであったと既に書いた。そしてマーシャル社製の 「 ガバナー 」 という歪みのコンパクトエフェクターを使っていた。他に 「 RAT 」 というこれまた歪み のコンパクトエフェクターを持っていたが、機材といえばそれだけであった。随分と音作りには苦労した。 なにせ、ちっともパワーがないんである。古すぎてもうピックアップが死んでいたんだと今は思う。 この機材で最後にライブをやったのはWFSというサークルでのライブであった。例のぼろクレイマーに RATをつないでまず、ローランドのJC120のチャンネル2のLOWに入力して音を作る。さらに、チャンネル 2のHIGHからチャンネル1のLOWにつなぐ。なんとこれで、2チャンネル両方から音が出るんである。 これは絶大な効果があった。このほかにも、イロイロなことをボロクレイマーは教えてくれた。 ピックアップと弦の間の距離でゲインが変わることや、音はピックで作るもんであること・・・・など、枚挙に いとまも無い。 その後、一年ほどして 「 ギブソン 」 社製の 「 レスポール・スタンダード 」 を買ってきた。それで ギターそのもののパワー不足は解消された。しかし実は後はそのままで、去年までやっていたんである。 今なら考えられないことだが事実である。 そんなある日、「 ガバナー 」 は盗まれてしまったのでついにラックシステムを買う気になった。 プリアンプはサンズアンプのPSA−1というモデルを購入した。空間系のエフェクトをこのときはじめて 導入したのだが、ZOOMというブランドのマルチが元々あったのでこれを入れた。 結果としては今まで身につけた音作りの 「 技 」 はもうこれで必要無くなった。まぁこれからまたやる かもしれないが。しかしやはり結局お金かけるべきなのだなというあたりまえの事がこれで分かった。 今一つな機材でよい音を出すことは出来ないわけではないが、やはりお金をかけてさらに同じ苦心を すべきなんである。当然のことだが一番良いのはヘッドを購入し、そのエフェクトループを空間系で使用 し、音色自体はヘッドのペダルで変更することである。高価な真空管アンプでの 「 直差し 」 サウンド は最高のものである。 ここからは実際の 「 音 」 について書いてみるが、ここからは実に勝手な意見を書いていってしまう ので、なにか異論のある読者は是非BBSに書いていただきたい。 まず、簡単に私のアンプのセッティングを書いてみる。まず、歪みであるが、私はレスポールの武器と いえる中低音域の豊かさをいつも最重要視するので、ミドルをいつもMAXにする。ここから音に迫力を 付け加えるためBASSを上げていくが、だいたいいつも10時から12時の間であろうか。最後に、気に なる高音部分をトレブルを下げてカットしていく。だいたいバンドで合わせると少し余計にトレブルが欲しく なるので少し上げ気味、9時と10時の間位。場合によっては8時くらいのこともある。またソロの音色は、 さらにマイルドで歪みの少ないセッティングが好ましい。ただし、音量そのものはバッキング用より上げて おく。 クリーンもほぼ同じセッティングになるが、少しトレブルを上げ気味にすることが多い。またクリーンの時 は音量自体をかなり上げておくのも効果的だ。思いっきり弾くとそれだととんでもなくうるさい音になるが、 そのセッティングで弱く弾けるようにしておくと、曲中で音の強弱による表情豊かなプレイが可能である。 またこの状態でボリュームポッドを効果的に使うのも良いと思う。 分かりやすくまとめてみよう。 かっちゃん・アンプセッティング (MAX=10) PRESENCE TREBLE MID BASS 歪み・・・・・ 1〜2 3 10 5 歪みソロ・・ 0〜1 2 10 6 クリーン・・ 2〜3 4〜5 9 5 長々と書いたが、今回はこれまでとする。 (随想9終わり) |