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◆2月13日(木)のライブ◆
っていうか旅日記だって!


場所:バーミンガム
会場:アカデミー2

シェフィールドで、さして心が盛り上がることもなくライブを見たと思っていたのですが、なんていうか、こう、余熱が煮物をおいしくするみたいなもんで、いや、煮物が余熱を保つぐらいの勢いで、じわじわ余熱が沸いてきて、げこと2人で、来週末もライブ見に行こうか!ってことになりました。ブリストルが週末だったのと、今までブリストルに行ったことがなく、しかもいい都市だという話だったのでいってみたかったというのもありました。せっかくブリストルにいくなら、その前日のバーミンガムもついでに行こうと。で、その日。

すっかり遠足と間違えた我々は、2人ともおにぎりを持参、私はエジンバラから、げこはシェフィールドから、同じ電車内で待ち合わせ。電車内でおにぎりと海苔を取り出して、もぐもぐ食っている変な日本人と化しながらバーミンガムへ到着。

バーミンガムは日本みたいです。本当に日本みたい、何がなんだってわからないけど日本みたい。前一度いったことがあって、その時も全然好きじゃなかったんだけど、今回もやっぱりつまんなかった。楽しかったのは無印良品があったことだけかねー。インド人が人口の半分を占めているのではないかというくらい、街中インド系の人だらけ。いちおうゆっておきますが、バーミンガムはロンドンに次いでUKで2番目にでかい都市です。すごいビジーな都市。そのせいもあって日本ぽいのかな?日本ぽいていうか東京ぽい。

ほらね!日本みたいでしょ〜!

ラブホみたいなホテル(その名もフォーミュラ1!激安、1人10£)に宿をとり、しばらくボケっとして会場に向かうと、なんとソールドアウト。チケットを持ってなかったわたしたちは、オアシスのキャップをかぶった変なダフ屋の兄ちゃんからチケットを買うことになりました。2人で60£と振られたのですが、もちろんシカト。1人20£まで値切って、なんとかチケットゲット。イギリスのソールドアウトギグでは絶対(特に日本人と見ると)高く振られるけど、値切るのを忘れないように!めったに特別なギグじゃない限り、いくらダフ屋でもそんなに高いわきゃないです。ロンドンのTFCソールドアウトギグでは、下手すると、一枚80£とか最初は言われます。元値は10〜15£なのにもかかわらず。何も知らない日本人は高値を払ってしまいがち、だからこそ向こうは高値をふっかけてくるわけ。何を言われても、15£しか払えないと言いましょう!最終的には20£くらいで売ってくれるはず、普通は。

会場に入ってみると、中にはステージが2つありました。階下は少し大きめ、上はめちゃくちゃ小さい。おれたち2人はもちろん、TFCは下でやるものと踏んで、とりあえずビール。

…ところが。

お客さんが少しずつ入ってきて、みんなが向かう先は小さい上の方のステージ。まじでっていうくらい小さいのだよ!そりゃソールドアウトになるわけさ!はりきってTFCTシャツになったはいいものの、会場がめっちゃ寒い。気温&空気ボスオブゼム寒い。しかたないからセーターを着直して、ライブスタートを待つ。一番前に、どうみても日本人と思える男の子が。ブランキーの人か、清春にそっくりなのでどう見ても日本人。早速話しかける。めっちゃくちゃいい人!旅は道連れといいますが、今回のTFCツアーでも道連れした人が何人がいましたが、そのりょっけくんともここから道連れの旅が始まることになります。りょっけくんとは、この後、オックスフォード、エジンバラでご一緒しました。

すっかり旅日記になってますが、肝心のライブはといえば。ステージもマジでしけてて、楽屋からステージに直に出られる出口すらなく、メンバーははしっこのドアからステージによっこいしょとのぼるカタチででてきました。ライブは今日もスピード・オブ・ライトからスタート。ノーマンはいつもの、10年ぐらい着てるんじゃないかっつー噂の黒いVネックのセーター。これまた10年は軽く履いている、当初は白かったであろうスニーカー。つーか、ノーマンはいつも面白いけど、今日は特に大ウケ。なぜかノリノリ。MCもオヤジギャグラブのあたし的には、爆笑で、例えば、

『拍手と、イエ〜!!をどうもありがと〜!』

あー、文字にするとつまんねぇな、あのいつものノーマンの立ち居振る舞いを想像しながら読んでいただけると面白いかも。他には、弦が1本切れて、スタッフがギターを替えていくときに、

『弦一本1.5£だから捨てないでね〜!』

(↑いちおうMC!)などなど。スコティッシュけちぶり炸裂か!?そのほかにも、いちいち作曲者紹介、踊り気味のステップなど、この日のノーマンはウケた。いや、何度もいうようだがいつも面白いんだけど。

レイモンドもやってくれました。しぬほどステージでプレイしてきたであろうヴァリシミリチュード、なんと歌詞を間違えて、マイクを通して笑ってごまかす。さらに、これはレイモンドのミスじゃないんだけど、客から、

『ヴィクター!』

と呼ばれ、

『ヴィクターって誰のことずら?』

ヴィクターネタはノーマンに引っ張られ、ライブの最後にはギャグにされる始末。

あらー。全然ライブレポになってないわ、コネタばっかし…。しかし何だか今日のライブはいいんだけど、いつものTFCと比べると、楽しさ度が低いのであった。ネタはおもろいんだけど。なんでなのかはだんだん判明してゆきます。アンコールのエヴィリシング・フロウズが終わって、お客さんが、

『He'd Be A Diamond!!』

と叫ぶ。ノーマンそれに答えて、

『Good guess, we did it in Sheffield!』

そしてコンセプト→サタンのパターンで終了。勢いでセットリストをゲットするとなんと!やっぱり!シェフィールドのライブと全く同じセットリストだったのです。ほら、左上にちいちゃく”シェフィールド”とあるでしょ。
左上にシェフィールドってかいてあるでしょ〜!
つーわけで、わたしがシェフィールドライブレポに載せたセットリストは今日もらったやつなのでした。今日は会場にたくさんニルヴァーナキッズがいました。イギリスでは(たぶんどこの国でも)、ゴスキッズがたくさんいますが、その子たちは誰もがといっていいほどニルヴァーナのTシャツやらなんやらを着て真っ黒い恰好をしています。ゴスじゃなくてニルヴァーナっつージャンルじゃねぇのかと思うくらいであります。ニルヴァーナに対する見方ってこうもかわるもんかと。まぁ、それはいんですが、カート・コバーンの日記がちまたでは発売されたようす。そこでカートが、”ティーンエイジ・ファンクラブは世界一のバンド!”と書いたことで、TFCは若い音楽ファンからも注目を浴びるようになってきた模様。今回のツアーには、そんなキッズたちがたくさんいました。前座のヴェラ・クルーズが、グランジ臭い音をならしているのですが、そんなキッズたちが目を輝かせていたわ。

おっと、ユージンのことを書くのをすっかり忘れていましたが、ユージンは真顔でオモロイ事をゆうのでかなり面白いということで今日のところはとりあえず。ユージン・ケリーはこのツアーでずっとTFCと一緒に廻っていました。

で、ライブも終わり。出会ったりょっけくんと、会場となりのバーでしばし音楽談義。りょっけくんはマジでいいやつ。ほんとにあとでも書きますが、今回のツアーでは、旅先で知り合ったTFCファンとの出会いが一番素晴らしいことでした。TFC自体ももちろんいんだけどね!まつわる出来事の方がステキだったりするっしょ。ほら、来日の時に久しぶりの友達にあって飲み屋でTFC談義とかさぁ〜。んで盛り上がりすぎてふと気付くと、開場時間をとっくにすぎてたりとかして。


しばし飲んでいい気分になった我々は、ハラが減ったのでレストランに行こうとスキップしながら街を歩き始める。すると、げこが突然、

『の〜ま〜ん!』

と叫ぶので何事かと思うと、本当にノーマンがちょうど会場から出てきて帰るところでした。自然すぎてあやうく気付かない所だった。ダフ屋から20£も払ってチケットかったのに、シェフィールドのギグと同じセットリストとは何事じゃ〜!と文句をいって、ノーマンを、おーのー!おーの!そりぃ〜!そりぃ〜!とあわてふためかせてみたり、グラスゴーのローカル話などをしばしかわしてみたりする。そんじゃブリストルで!と別れ、我々はバルティー屋、ミッドランド名物(?)のカレーを食いに深夜営業のレストランへと足を運んだのでした。めでたしめでたし。いや〜カレーうまかったなり!…やっぱインドの街。

『まじでノーマンかなり普通の人だよね。普通にめっちゃいい人。挙動不審だし。』

とげことオレが2人で会話するところへ、りょっけくん一言。

『ああ、そうか。そうだよね。だからオレ、サインもらおーとか思わなかったのかぁ!普通すぎた(笑)。』

一同爆笑。この一言がわたしにとってのバーミンガムライブのすべてだったりする。ハハ!!

つーか!ノーマン!アータはオレらのヒーローなのっ!まるで自覚無し!頼む、気付いてくれ〜!
ついでにブリストルも読む

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