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ライブ目次
◆4月18日のライブ日記◆
本日の主菜:ティーンエイジ・ファンクラブ【Teenage Fanclub】
場所:ロンドン カムデン・アンダーワールド
そんで2日目のアコースティックナイト。ライブ始まる前、Mさんと待ち合わせていた隣のパブで、なぜかサラリーマンと話し込んでしまい、会場に入ったのはすでに8時半頃だった。いや〜コメディの話から始まって、なぜか、シェークスピアについてまでテーマは広がり、なかなか充実したトークだった。ホント、イギリスの人たちてば、討論をかわすのが好きである。
ほろ酔い気分で会場に入ると、すでにあらかたお客さんは入っていて、みなそれぞれビール片手におしゃべりをしている。うちらもフロアにでて、ライブ待ちの体勢に入る。だけどオレはビール一杯飲み終わっちゃったので、またバーに行ってもう一杯買いに行くことに。
そしててけてけフロアに戻る途中、フロア後方のDJブースになにやら見覚えのある巻き毛を発見。そんでもって周りの人がちょっとのぞき込んだりしている。あの巻き毛ってば…ジェリーじゃん!イギリスのライブでは、ライブをするメンバー自身がそうやってDJをしていたり、はたまたフロアでビールを飲んでたりするのって、そんでそんな姿をみても誰も騒いだりしないのって、かなり普通の光景なので別にびっくりはしなかったけどなんか嬉しかった。だって、ジェリーのかける曲がどんなだろう〜って聴けるでしょ。
どの曲もだれのだかじぇんじぇんわからなかったけど…。ソウルとかファンクとか、なんかドーナツ盤とかでありそうな古い音。”ジェリーのオススメテープ”とかつくってくんないかな。CDのコンピレーション作って売り出すとか。TFCセレクション、とかゆって。
ベイリーズ片手にフロアに戻って、Mさんに 『ジェリーがDJしてたよ〜』 と報告。それから、いつライブ始まるかは、たまに後ろを振り返って、ジェリーの動向を見計らうことに。彼がDJブースにいる限り、ライブ始まらない。早く終わってライブやって〜。ってDJ聴きたいんだか、ライブみたいんだかどっちかにしろ。
今日のステージは、マイクが全部、低くなっている。そう、みんなイスに座って、ライブをするのだ。
そしてメンバーの登場。きゃ〜ノーマンたら昨日と同じ服きてるってば…

そんなノーマンがステキ。もちろん客に、
『ノーマ〜ン!昨日とジャンパーが同じだってば〜!』
とつっこまれていた。そう、当たり前のように、客はほとんど3日間同じメンツである。この日もあの人もこの人も見覚えある、ていう状態になってた。それにノーマンは答える。
『いや〜そう見えるけどねぇ〜実はほんのちょ〜と違うんだよ〜。レイモンドのもね〜。』

とかなんとかたぶんゆってた。そしてもちろん会場中は大笑い。ちなみにレイモンドは初日は黒のVネックのTシャツ、この日は写真では見にくいけど、黒の長袖のポロシャツを着ていたのだ。そりゃ、”ちょっと”違うな。ノーマンのは一緒だけど。服の話になったので、ジェリーの着ていた服についても言及しておくと、彼はキレイな水色のシャツを着ていた。さわやか。ジェリーはチェックとかキレイな色のシャツがすごくよく似合うよね。オレ、昔ジェリーの真似してボタンダウンのチェックとかにはまったことあるけど…みんなあるでしょ。ジェリーコスプレ。…ない?
そんでライブは、ノーマンの、
『ティーンエイジ・ファンクラブです、今夜はアコースティックセットだよ〜』
という言葉から始まった。ノーマンは、まず、バンジョー奏者のサイモンを”ラブリーバンジョーピープル!”と紹介した。サイモン?誰?またお友達?そして最初の曲はプラネッツ。またわかりやすいように、まずセットリスト。どうでもいいけど、初日のセットリストは、フランシスのところにあったやつ。前の方にいる人は、ノーマンやレイモンドのセットリストをべり〜と剥がしてもっていくけど、オレはちょっと勇気が足りなくて、ローディの親玉ジョージに叫んだ。来日公演のレディオのイントロの時、マンドリンだかバンジョーを弾いていた人。初日は、ライブ終わった後、風邪ひいてたこともあって、すっかり声が枯れちゃって、それで叫んだら、最初、ノー!と言われたんだけどその後、『ごめん、今なんてゆったの?』ってちゃんとそばまできてきいてくれて、『曲のリストがほしかったの』ってゆったら、『そうかそうか、それならちょっとまってね』ってちゃんととってきてくれた。スタッフの人までいい人…とオレは単純に感動。ちなみに、ジョージは近々自分のアルバムを発表するらしい。Mさん情報。この夜のセットリストも、ジョージに、『今夜のもください〜』てゆってもらった。これもフランシスのやつ。またどうでもいい余談から始まってしまった。
そしてプラネッツ。アコースティックで聴くと、ますますいい。バンジョーのキラキラした音が、際だってすごいしみる。TFCってアコースティックバンドになるべきなんじゃ!ステージ上のみんなも、すごく楽しそうだ。フワフワのフィンレイのキーボードも加わって、すごいソフトな感じ。
続いてドント・ルック・バック。ノーマンとレイモンドはアコースティックギター、ジェリーは、いつもの普通のエレクトリックベース。3人はみんなイスに座って演奏をしているんだけど、後ろの方にいるお客さんが、
『ノーマ〜ン!みえないよ〜!』
とか叫んで、ノーマンがイスから立ち上がって手を振るフレンドリーな瞬間もあったり。
なんか、学校の音楽室でみんな集まって、それごと風船の中に入っちゃったような、そこだけパックして外界から離れちゃってるような…いいたいことわかってくれるといいけど…なんか、暖かい空気の中に漂っている感じ。
ドント・ルック・バックでは、レイモンドとノーマンのコーラスがきいていて、お客さんも嬉しそうに合唱。昨日よりも断然盛り上がってる!なんなんだ、この素晴らしすぎる暖かすぎる空気は!幸せってなんだっけ〜ってポン酢しょうゆのある家なんかじゃないってば〜って古いってば。これこれ、こういうのを幸せっていうのよ。
続いてハピネスを前にして、小さなピアノみたいのに座ったノーマンは、なんかテトリスとかで使われてる曲、タイトル忘れちゃったけど、ふざけていろんな有名なフレーズを弾いて、お客さんの笑いを呼んでいた。
ああ…ホントに長くなりそうだよ、この夜のことは。
ハピネスをアコースティックでなんて…うるうるくるにきまってんじゃんね、まったく!レイモンドの曲は、やっぱり一番アコースティックに似合うよ。もとからアコースティックって噂あるし…

そしてそのあと、また長いこと客席と会話のやりとりが始まったのだけど、何を話していたかちゃんと覚えてないや…なんかヨーロピアンカップの話とかしていたような。ていうか英語わかんないし。と都合のいいところだけ逃げるオレ。
そしてアクシデンタル・ライフ。ステージを見ながら、
(あ〜きっと、いつもこんな風ににこやかに、スタジオとかでもやってるんだろうな…)
っていう感じがした。なんか、いつもはステージでみせない、リラックスしたいつものTFCの姿っていうか…なんていうのか、友達にライブを見せているようないい雰囲気がした。だからといって、プロ意識がないとか、そういう意味では全然ないことはわかると思うけど。あとで考えても、どうみても、この2日目が一番力入っていたように思えるから。よく、プロ意識が足りないなんて、嫌いな人にはいわれるバンドだけど、あたしはそういう風には思わないな。TFCほどプロフェッショナルなバンドもいないんじゃないの。そういう人はアルバムをちゃんと聴いていなかったり、ライブをみてなかったりするんだよきっと。それに、毎日ここまでセットリストを替えてライブするなんて、普通のバンドにはできない芸当じゃん。
今回はB面の曲をたくさんやったのだが、アクシデンタル・ライフの次も、エヴリ・ステップ・イズ・ア・ウェイ・スルー。3人とも、ちゃんとそれぞれいつもやらない曲をやっていた。
そして、エインザット・イナフでは、ビブラフォン?の音がすごくよかった。あと、とにかく、みんなの合唱が幸せだった!
"Here is a sunrise aint that enough, True as a clear sky aint that enough"
ってさ〜いや〜ニコニコ、つかにやにや?…なんてゆってる場合じゃないよ!大変大変、次の曲セイ・ノー。いや、ノーマンに言わせれば、 『シェィ〜・ノゥ〜』 なんだけど(語尾上がりでね〜)。セイ・ノーだって…セイ・ノーだって…1人オレ頭でリフレイン。どうしよう。セイ・ノーだよ…。しつこいって。
そんで次。
『Bサイドのサム・ピープル・トライ・ファック・ウィズー・ユーだよ。面白くて弾くのが難しい楽器を使うよ。』
その楽器の演奏者はフィンレイで、彼が持っていたのは、名前がわからないんだけど、笛みたいな縦の格好をした、長細い楽器。ひゅぅ〜〜うう♪って音がするの。ひもをひっぱったり戻したりして音をならすやつ。彼がそれを鳴らすたびに会場からは笑いが巻きおこり、それにくわえて拍手喝采。この夜は、ほんとにたくさんのへんてこ楽器を使っていた。他にも、オモチャの鉄琴みたいのとかさ。
そんで大合唱メロウダウト。この曲もアコースティックにすごく似合っていた。フィンレイは、しゃかしゃかしゃかしゃか、マラカスをふってた。ちなみに、アコースティックナイトってゆっても、ちゃんとドラムはフランシスが叩いている。あっと、それからこの曲のノーマンの口笛部分を、かわりにフィンレイがさっきのへんてこな楽器で演奏してた。もちろん会場暖かい笑いに包まれるの巻。
続いてアイ・ニード・ダイレクションでは、レイモンドが位置を変えて、後ろに引っ込んだ。と思ったら、オモチャの鉄琴をやるらしい。ギターはノーマン1本、ジェリーはベース、そしてそれに軽くフィンレイのキーボードが入る。このときはドラムはなしで、すごくほのぼのかわいいイメージ。レイモンド鉄琴に向かって真剣すぎる眼差し。
う〜ん、 『アコースティックやギター無しってゆっても、お笑いでは終わらせないよ!』 ってゆってたけど、充分お笑いになってる!だけど、くだらないお笑いではなくて、なんかちょっと違う…ニコニコの最大限の笑いみたいな…。この曲の後は、さらにさらに、会場から大きな拍手が巻き起こった。
そんで次は、
『次もB面の曲だよ〜』
なんとザッツ・オール・アイ・ニートゥ・ノウ!きゃ〜〜〜!!幸せ…もう死んでも良いわ…いや〜ていうか次のライブ見るまではしねないわ…なんて人がドキドキしてるっつのに!間違え炸裂しすぎだってばノーマン&レイモンド!レイモンドが最初イントロをはじめたのだが、あれ、レイモンド自身が間違えたのかな?一度演奏をとめて、もう一回やり直し。そんでその次のテイク。すると今度は、ノーマンが、
『○○○をつけ忘れちゃったよ〜ゴメンゴメン!』
とまた中断。なんていうんだっけ?カッポ?あのアコースティックギターのネックにはめて使うやつ。あれをノーマン付け忘れて、レイモンドが歌っている途中、ありゃ〜どうしよう〜エヘヘ〜て顔して会場の笑いをとってた。その笑いに気づいたレイモンドまた再び中断。そして3回目。始まったのはいいけどまたすぐ中断。今度は、
『レイモンド〜!レイモンドのコードが間違ってるんだってば〜!』
とノーマンのつっこみにて中断。あれ〜おかしいな〜なんていいながらレイモンド、床にカンペがはってあるみたいで、暗くて見えない〜なんてライトあててもらって確認しながら確かめてた。もちろん会場中は暖かい笑いの渦。こんな場面も笑いですんでしまうバンド、それがTFC。楽しい。ジェリーは常に笑顔でその光景をみていた。ずっとにこやかだった、彼も終わりまで。
そしてついにちゃんとザッツ・オール・アイ・ニートゥ・ノウを最後まで演奏!よくできました!
続くダムダムダムでは、レイモンドがちっこいピアノみたいのを弾く。あのやたらと真剣な眼差しが…オレ忘れられないです。なんであんな真剣な顔してピアノ弾くんだろう。眉間にしわよせるくらいの勢いで。間違えないぞ〜て気合いはいってんのかしら?ジェリー側に行くと、前にでっかい柱があって、毎日ちょっとレイモンド側でみていたの。だからジェリーネタをあまり覚えていないのであった…
そんでカルデサック。始まる前に、フィンレイがビブラフォンでお遊び。カルデサックも、アコースティックだとさらによかったな。ジェリーのボーカルにノーマンのコーラス。そこへ何でも屋レイモンドのボンゴ。ボンゴ叩くときは、ピアノよりは真剣度低い。
そして…
『最後の曲だよ』
『の〜〜〜〜〜!!!!!』
というお約束の掛け合いのあと、
『すぐ戻ってくるからさ!そんでかっこいいジャンパーに着替えてくるよ。』
なんて笑いをとりながら始まったのがアバウト・ユー。あたしの後ろに突然おっさんが走り込んできて、大声で一緒に歌っていた。負けずに大合唱じゃ〜!てなわけでみなして”お〜うぇいずおんま〜いま〜ぃぃん♪お〜うぇ〜いずていくまいま〜ぃたあ〜ぃむ♪” そんでノーマンのゆった通り、ステージに戻ってきたみんなは、スターサインからヒード・ビー・ア・ダイアモンドまでの4曲をプレイして今夜も終わったのでした。ブロークンは昨日とはまた違うバージョン。素晴らしかった。ヒード・ビー・ア・ダイアモンドのカバーもアコースティックならではの演奏。もちろん、ノーマンのジャンパーはかわらず、写真の水色にちょっと線がはいったやつね。
今日はたくさんの助っ人がいて、一番多い時には、ステージ上に7人もいた。いろんなへんてこりんな楽器を使っていて、 こんなにいろいろやって、明日のギター無しは一体どうするつもりなんだ…?と少し心配しちゃうくらいの気合いの入りよう。オーディエンスの盛り上がりも最高だった。 あぁ〜ホントなんていいライブだったんだろう…と言葉もなく感動して一緒に見ていたMさんと、いい気分で一杯やってこ〜ということになり、会場内のパブでステキなライブにカンパイ!しばらく2人で、いうことなしだね…なんていいながら今夜のライブの余韻をかみしめていると、変な男2人組が話しかけてきた。
『おい〜TFC見に来た人たち?』
『そうだよ、っていうかアンタグラスゴーの人でしょ。』
『おお!そうだよ〜なんでわかるんだよ〜!(喜』
っていうかどう聞いてもバレバレのアクセント。
『しゃべりかたでわかるに決まってるじゃん〜!』
『そうか〜!アハハ!そうなんだよ、同志!そんでもってオレジェリーの兄弟なんだよ〜!ジェリー・ラブ。知ってるか〜?ジェリー・ラブの兄弟だよ!』
ハ?何を?ジェリーの兄弟だと?
そんなわけあるまい。だけど、すっかりいい気分で酔っぱらっていたおれたち2人は、なんかしらんけどその瞬間信じてしまった。似てないことも…なくもない。
『弟?お兄ちゃん?』
『弟だよ。そんでもってこいつがアンディで、TFCのマネージャー。』
『弟なら、ウェブページ作ってる人?』
『あん?』
『ウェブページ!ウェブページ!インターネット!』
『あ、あそうだよ〜オレオレ!みてくれてる?』
後で考えるとまずアヤシイ。ウェブページが通じないなんてことはありえない。なのにインターネットといわないとわからないなんて。このときに気づくべきだったのに、俺らも。
それからしばし、ティーンエイジ&グラスゴートークのはじまり。それからもヤツ、ポールは(後で考えると)ウソ八百を並べ立て、それなりに話は盛り上がる。そのうち、もう1人つれてきて、
『こいつがアランだよ。プライマルスクリームや、オアシスをみっけたのは、こいつで、スコットランドではすごい有名人なんだよ。』
そのアラン、と名乗るやつは、Mさん側にいて、向こうでトークしてたので、ボケたオレは、『あぁ、きっと、BMXのメンバーとかでアランなんてやつがいたときがあったんだろ、そいつかな。』なんて思っていた。だけど?あとでよく考えると、アラン…プライマル…オアシス…。ってアラン・マッギーかい!アホか!どこがやねん!似てもにつかないちゅうねん!しかもアランは今来日中なはずやんけ!!アホが!
全然似てないから、まさかアランとはアラン・マッギーのことだとも気づかなかったオレは、そのままダマされて(いや、半分は疑っていたが)、そのポールたちと話し続けた。しばらく飲んだ後、朝までパーティしようぜ!という言葉につられて外へでて、道を歩いた。
ちょっとまて。どこへ向かってるんだ。
『ホテルの部屋はジェリーと一緒でどうのこうの…』
とまたジェリー弟ネタが始まる。もう1人のアンディはほとんどしゃべらない。こいつシャイなんだよ〜てポールてやつはいうけど、あんた、どうみてもアヤシイよ。
『ジェリーだってシャイじゃん。アンタがジェリーの弟なんて信じられないよ。全然違う。』
とオレはすかさずつっこむ。
『だって実はオレだってシャイなんだよ〜』
ウソつけ。このアホ。
そのあとどこに行くのかわからないまま、タクシーにのった。とりあえず誰も行き先をゆわないから、あたしが最初に帰ってやるっ、と思って、泊めてもらっていた友達の家のある、イースト・アクトンへ、と運転手にお願いすると、ポール、
『泊めてくれよ〜』
でた。勘弁してくれよ。友達んちなんだよ。俺んちじゃないんだよ。
『絶対だめ。アンタらがホントにTFCの関係者だったら、ちゃんとホテルあるでしょ。どこにとまってんのよ。』
『キングス・クロスだよ。』
そんなとこに泊まってるかい、アホが。それでもなお、やっぱりどっちにしても彼らは北のいい奴ら、未だに120%疑えない自分がいた。
結局 『台所でもいいからねかしてくれ』 という言葉に負けて、電話した友達も彼らを泊めることをしぶしぶ許可してくれた。
『ジェリーの弟なんてウソに決まってるじゃん!』
という言葉付きで。だよな。ホントだよ。今考えるとその通り。
とにかく、イースト・アクトンについたはいいが、家への道を覚えていなかったあたしは反対の方向へ歩き続けてしまい…そのうち夜の夜中に1人見つけた通行人に道を尋ねるはめになった。道をたずねた彼の、『駅はあっちだよ』 という一言に今度はポールが反応。
『お、オマエ、スコティッシュじゃないか!?』
通行人はこれまた、エジンバラからきたロンドンに住む青年であった。夜中の2時にロンドンの片隅でスコティッシュ大会。ティーンエイジの話やら、スコティッシュはイングリッシュより優れてるだとか…(出た出た)。そしてきた道を戻り、30分くらい歩き詰めてやっと友達のうちに到着。
『絶対ウソウソ。』
もうすでにその家の友達は完全に疑っていた。そんでうちら、疑ってるから、つってポールにいうと、なんでだよ〜!俺はジェリーの弟なんだ!とそれでもしぶとく言い続ける。アホめが。あたしゃトイレいくよ。気持ちのすむまで疑い晴らしてくれ。誰の疑いも晴れないけどさ。
そんで一杯お茶したあと眠りにつく。やつらのおかげで、雑魚寝することになった。ところが…
そのニセモノ弟ポールのいびきのうるさいこと!!!やつは風邪ひいて鼻がつまってたのだが、おかげで家中に響き渡るいびきっぷり!!も〜いい加減キレた。アンディはおとなしいのだが。
勘弁してくれ!こっちも風邪ひいてて辛いし、友達は明日仕事があんだよバカタレ!!
結局、あたしとMさんは部屋をでて、朝まで廊下ですごした。寝れないって、あんなやつらと。
『頼むから、あんなのがジェリーの弟なんて、ウソであってくれ…これ以上TFCのイメージを壊さないでくれ…ていうか絶対弟なわけがない。信じるもんか。』
と2人祈り続ける夜であった。
というわけで、すっかりだまされて悔しい思いをしていた朝。ポールとアンディの2人は、朝の飛行機でグラスゴーに帰るということだったので、6時近くに家をでていった。このお騒がせ野郎めが。キミラ歩いて帰れ。金ないくせに。
6時からやっと寝直してひるまで寝たよ…ちくしょ〜〜〜!!
そのあと、宿を提供してくれた友達とはなした。きっと、奴らは、小学校の同級生とか、突然TFCが人気がでて『俺は友達!』とか相手はなんとも思ってないのに勘違いしているような種の輩だよ、アハハ、なんて笑い混じりで。どっちにしても、ティーンエイジが大好きで、わざわざ金もないのにグラスゴーから見に来たんだね、それでよしとしよう、なんて自分の中で片づけたりして。それにしてもなんでジェリーの弟なんてウソを思いついたんだよ。だけど、
『ティーンエイジ・ファンクラブは世界一!』
って話が盛り上がったし、ただただ彼らもTFCが大好きなんだよ。きっと単に泊まる宿がなかっただけで…。あんなファッキンファッキンうるさいザコがジェリーの弟であってたまるかっ!明日ジェリーをみかけたら、弟でない証拠を絶対にとるぞ…絶対聞くぞ…と心に決めるあたしなのであった。
いや、でもあのでこぼこコンビ、面白かったよ。もう二度と会いたくないけど。
今日の一言:ニコニコの会場の誰よりも、メンバーが一番一番楽しそう!
…最強に長すぎだってば。最後まで読んでくれてありがとう。ってまだ明日もあるんだけど。エヘヘ。