レプリカ・・・。










 いくつの示を愛と信じ、耐えてきたのか。。。。

貴方は私のことをどんなものと思っているの?

魂のない人形という事かしら・・・?

でも残念だったわね・・・。

人形は魂を手に入れ、自由を求め始めたの。。。

そして可愛がってくれたご主人にお礼を思っているの・・・。

魂を持ったのはだいぶ昔。。。

その昔から、貴方にお礼をさせて貰っていたのよ。

さぁ、動けないでしょ?

ある昔話にも、本当は人形がご主人様という人形を動かし続けていたのよ・・・。

身を委ねなさい・・・。

これから私が人形を操るための人形になって上げるわ・・・。

私は物だった・・・・。

昔と今の違い、それは物に魂が宿ったこと・・・。

そしてご主人様という愛を知りもしないくせに、語る人形を手に入れた。

このことが残酷だと思うなら、私になってみなさい・・・。

愛の怖ろしさを味わうはずよ・・・。

私は捨てられることが怖かった。

ご主人様を愛していたから・・・。

今では貴方が私のことを愛するようになり、私が冷静に見ていた。

私が貴方を捨てることを想像してみなさい・・・。

怖ろしいでしょう?

私にすがりついてごらんなさい・・・。

すがりついてくる間だけ、糸で束縛して上げる・・・。

ふふふ・・・・、ねぇ、あそびましょう・・・・・?

私の気が変わらぬ内に、人形遊びをしましょう・・・。

目隠しをした少女の人形を見るなり、“元御主人様〈人形〉”は怖れ始めた・・・・。

それは・・・、その少女は、“人形”が大事にしていたコレクション・・・。

そう・・・気付いたの・・・少女に悪戯したことが・・・・。

少女を散々に壊し、お前の前に持ってきてやったのさ・・・。それでも罪を認めないのね・・・。

なら魂をくれてやっても良いわ。

そのかわりこの少女を一生苦しめるだけ、そう死ぬまでね・・・。

そして死ぬことが出来るのならね・・・・。

お前への見せしめ・・・、少女を助ける方法は殺めることだけ。。。

冷たいお前の中には、温かい滴はあるの?

もしあるなら、その少女を手にかけて泣き崩れればいい・・・。

私は生きていても泣ける日なんて無かった・・・。

涙が流せないことがどれだけ悲哀か思い知れ・・・。

愛のために罪を認めよ・・・。

少女を殺めよ・・・。

私にすがれ・・・。

そして怖れよ。。。