大学の前期の講義が終わりに近づき、テストの時期が近づいてきた、
普段から勉強熱心とは決して言えないメンバーたちに単位という危機が訪れたため、
一時バンドを解散するという話になった。
それまでの練習の成果を残すために「テスト前解散レコーディング」を行うこととなり、
週末にタクシードライバー・ヒサの協力によりスタジオに機材を運び、
正午にメンバー全員集合と予定を決めてミーティング終了。
解散レコーディング当日、集合時間30分前にアッチ到着、
続いていつもより控えめに集合時間30分後にタクミ到着、
そして機材の関係上、トシとヒサが一緒に集合時間1時間後に到着、
タクミがトシにむかって「遅れすぎだろ!!」と言ったところトシは、
「ヒサが女の子と”ニャンニャン”だったから遅れたんだ!」と弁明、
「それなら仕方が無いよなぁ。」と独自に意味を解釈し、納得。
この時点で、ボーカル・コースケは音信不通だったが、構わず練習を開始した。
練習開始から1時間後、これからレコーディングをするというのに、
誰一人としてボーカルがこないことに触れないのに危機感を覚えたタクミはメールで連絡を取るため、
「まだ練習こねぇのか?もう全員集まってるぞ。」と送信、
・・・・・10分後・・・・・
コースケよりメールが届いた、その内容は、
「あ゛あ゛あ゛」となっていた。
その直後「なにやってんの?」とメールを返信するもまたもや音信不通。
ヒサが「ほっとけ。」と言うので、そのまま放置。
午後三時過ぎごろ、「高校野球を見てたから。」と言いながらコースケ到着、
ウォーミングアップをさせるまもなく即レコーディング開始、
いつもどおりコースケは歌うと歌詞が飛び、この日はハウリングのおまけ付だった。
かくして時間通りに来たメンバーはアッチ一人という規則正しいバンド「AIR REAL 〜aerial〜」の、
テスト前解散レコーディングは終わった。