ホリゴメラヂオ 2000/02/23(水)
スティーリー・ダン「two against nature」特集
byユリコ
泰行:え〜、キリンジの堀込泰行です。
高樹:堀込高樹です。
泰行:キリンジがお送りするホリゴメラヂオ。
高樹:今日はなんと、先週に続いて、またスティーリー・ダンを。
泰行:うん。
高樹:特集するという。
泰行:はい。
高樹:ただ違うのはですね、新譜を・・・
泰行:新譜。
高樹:・・・紹介します。
泰行:お。
高樹:たっぷり聴いちゃいますので。
泰行:はい。
高樹:お楽しみに。
泰行:お楽しみに。
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高樹:え〜、キリンジのホリゴメラヂオ。先週は僕の選んだスティーリー・ダンの名曲の・・・
泰行:はい。
高樹:・・・数々をかけましたけど。
泰行:かけましたねえ。
高樹:『ガウチョ』は嫌いだったというね。嫌いだったいうかその・・・。
泰行:『ガウチョ』っというか、「バビロン・シスターズ」ね。
『ガウチョ』全般かもね。子供のときの話だけどね。
高樹:うん。でね、今日はいよいよ来週に2/28に・・・
泰行:ん〜。
高樹:リリースされる、スティーリー・ダンの20年ぶりのニューアルバム。
…あまり話題になってないですね。ちょっと残念ですね。
泰行:…そうなんスかねえ?あんまり雑誌とか読まないからさ。分かんないけど。
高樹:雑誌はでもどうやっていいか分かんないでしょう。
泰行:どうやっていいか分かんないか。あと、どの雑誌が取り上げるのか予想つかない。
高樹:だってさ、「ロッキング・オン」と取り上げないじゃん?
泰行:ん〜。
高樹:あと「クロスビート」も取り上げないじゃん?
泰行:ん〜。
高樹:あと何よ?「スヌーザー」とかも違うでしょ?
泰行:ん〜。「ジャズライフ」とかになんのかな?
高樹:「ジャズライフ」とか「ミュージックマガジン」とかさ。
泰行:あ〜。(笑)
高樹:そんぐらいじゃない?
泰行:そうか。そーいう雑誌だ。
高樹:一般の人の目に届かないよ(怒)
泰行:ん〜〜。残念だが。
高樹:まあ、いいんですよ。でもいいんですよ!僕は・・・
オレは聴いてるから!
(りきむ)
泰行:ああ(笑)なるほどね。
高樹:そういうことに関わりなくね!
泰行:うんうんうん〜(頷く)
高樹:で、今日はこの『two against nature』ってアルバムですけど。
お互いに好きなのを2曲ずつ、選んでかけようと。
泰行:ん〜。
高樹:で、まずキミからいって下さいよ。
泰行:はい。えーとね、じゃああの、日本でも最初のシングルになったらしいですね。
聴いてみましょうか。スティーリー・ダンで「what a shame about me」
♪スティーリー・ダン 「what a shame about me」 ♪
泰行:え〜、お送りした曲はスティーリー・ダンで「what a shame about me」でした。
高樹:う〜ん。これが1発目のシングルなんですね。
泰行:ん〜。
高樹:分かるような、分からないような。分かるような気はします。
泰行:ん〜。でもいいじゃないですか。ね。
高樹:ん〜。なんかアレね。全体的にこう・・・前よりシャープというかさ。
泰行:あぁ。音…?
高樹:なんかこう・・・より研ぎ澄まされてるというかさ。
泰行:ん〜。
高樹:あんまポップな部分ないもんね。もう。
泰行:あぁ、ポップというかその…あぁぁ〜。う〜ん(濁す)
高樹:前は結構・・・なんだろ?センチメンタルなメロディとかあったじゃない?
泰行:ん〜、まぁ、あるっつってもね。
高樹:ふふ(笑)
泰行:まあ、ないほうなんだけど(笑)
高樹:うん(笑)
泰行:かなりないほうなんだけどありはしたっつう。
高樹:そうそう。そんで変な展開の中に甘いメロディが出てくると、ちょっとグッときたりするんだけど。
泰行:ん〜。
高樹:それも、ま、ないことはないけど、かなり減ってるね。
泰行:う〜ん。そうねえ。
高樹:ニガイね。かなりニガイ(笑)
泰行:うんうん〜(頷く)そうねえ。でもコレが一番甘いわけじゃないけどシングル向きという意味で…
高樹:そう。どっちかっていうとキャッチーだよね。
泰行:ん〜。
高樹:で、アレですよ。先週も話したかも知れないスけどアメリカのFMではロックの専門局では
かからないらしいですよ。ジャズの専門局だけでかかるっていう。
泰行:ねえ。それはスティーリー・ダン側がそーいう風にゆったんじゃないの?
高樹:言ったっていうかさ、レコード会社側がコレをプロモーションするときにどこでかけるか?
ってなると、まさかオルタナばっかかかってるとこでかけられない訳じゃない?コレ。
泰行:ん〜ん〜。
高樹:そしたらさ、ジャズとかの、専門チャンネルに行くしかないんじゃないの?
もうなんか、行き場がないね。スティーリー・ダンは。
泰行:ん?行き場?
高樹:うん。そういう受け皿というかさ。
泰行:あ〜あ〜。
高樹:メディア側に。
泰行:そう、そうかもねえ。
高樹:ん〜。でも人気は高いわけよ。
泰行:らしいよね。ん〜。
高樹:アメリカってよく分かんなくって。フィッシュっていうグループがあるんだけどさ。
泰行:ん〜。
高樹:レコードは凄い売れてる訳じゃないんだけど、ツアーはスタジアム級のをバンバンやってるとかさ。
泰行:へえぇぇ〜〜〜。
高樹:延々4時間ぐらいのライヴをやって、っていう昔のグレイトフル・デッドみたいな・・・
泰行:ん〜ん〜。
高樹:・・・っていう展開になってるけども、レコードはそんなに(売れてない)とかね。
泰行:あ、そおいう・・・
高樹:そういう謎のグループがあったりするのよ。
泰行:ん〜ん〜。
高樹:結構スティーリー・ダンもそういう域に来てるね。
泰行:あ〜そうだね。楽しまれ方の幅が広いんだろうね。いろいろとね。
高樹:そうそう。きっとミリオンとかいくか分かんないけどね、
それに近い数字は売れるけども、カルトなニオイがするじゃない?それが面白いね。
泰行:ん〜(笑) ん〜。さあ、では。
高樹:次の曲ですね。次の曲はアルバムの1曲目ですね。この曲が一番はじめに出来たらしいですよ。
この『two against nature』というアルバムほ作るにあたって。
泰行:ふぅ〜ん。
高樹:で、サビといえるのだろうか?っていうこの・・・(笑)
泰行:ふふふふ(笑)
高樹:このサビの部分は(笑)
泰行:ん〜(笑)
高樹:というエグイ展開をしてますけど。じゃ聴きましょうか。
スティーリー・ダンで「gaslighting abbie」
♪スティーリー・ダン 「gaslighting abbie」♪
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泰行:え〜、キリンジのホリゴメラヂオ。今日は2/28にリリースされる
スティーリー・ダンの20年ぶりのニューアルバム、
『two against nature』を特集してお送りしています。
え〜、ここで今回のニューアルバムが作られたいきさつを紹介しましょう。
高樹:はい。
泰行:え〜、今回のアルバムの発想はもともと1992年だそうです。
高樹:ちょっと昔ですね。
泰行:ん〜。
高樹:ん〜。
泰行:ドナルド・フェイゲンのソロツアーのプロジェクトにウォルター・ベッカーが参加してライヴで
スティーリー・ダンのナンバーを演奏したら会場が熱狂したという。
高樹:そりゃするでしょう。
泰行:ん〜。これがね、スティーリー・ダンのライヴツアーに繋がって新作を作るキッカケになったという。
高樹:あ、コレ日本に来たツアーですね? 2回ぐらい来たもんね、日本に。
泰行:あ〜はぁはぁはぁ。
高樹:ん〜。
泰行:それでね、曲の殆どは97年にかかれたもの。
高樹:ほお〜。
泰行:「ガウチョ」時代には2日かかった作業が現在のスタジオ技術では2分で出来るようになったと。
高樹:なるほどね。
泰行:ん〜。でもこれ20年ぶりっていうけど、そんなにかかった・・・そういう感じもしないスね。
高樹:あんまね(笑)関係ないね(笑)
泰行:しないし(笑)昔やつもさ、進んでるじゃない?
高樹:進んでる進んでる(笑)
泰行:圧倒的に。
高樹:うん。曲そのものが進んでるからね。よく分からんとこいってるからね。
泰行:うん。だから全然20年ぶりって感じはしないね。
高樹:でも制作に2年間かかってますね。
泰行:2年もかかったんだ。(笑)
高樹:2日かかった作業が2分で出来るようになったといいつつ、2年かかってるからね。
泰行:ん〜、凄いね。
高樹:編集とかいっぱいしてるんだろうか?
泰行:編集。
高樹:昔はホラ、リズムのズレがヤだからってそれを直すのに一生懸命やったりとかしてたらしいけど。
泰行:ん〜。
高樹:今はもう関係ないもんね、そんなものはね。
泰行:そうだよ。すぐ出来ちゃうもん。チョチョイ。
高樹:あとヴォーカルのピッチがヤダとかさ。
でもそういうことはしないと思うな。オレ。なんとなく、この人らは。
泰行:あ、自分で完璧に(歌う?)
高樹:ん〜。やるような気がするよ。ビデオでも言ってたじゃない。完璧なサウンドが欲しいんじゃなくて
より自然に聴こえるサウンドが欲しいんだって。何回も聴けるものが欲しいんだって。
泰行:ん〜ん〜。言ってたね。
高樹:ちょっと感動したね、オレは。
泰行:感動したね(←と言う割には淡々と言う)
高樹:ハハハ!(笑)何その無感動な言い方は?(笑)
泰行:いや、オレもだから「さすが」と思ったよ。
高樹:「さすが」と思った?(笑)
泰行:上手い人にやらして、ただ完成させたいんじゃなくて、それが更に自然に演奏してるかのように
聴こえるまでまたやる訳でしょ?セッションを。
高樹:そうそう。ん〜。
泰行:それが凄いなあ、と思ったね。だからこんな凄いのかって。ん〜。
高樹:・・・もう1曲聴きます?今度はキミが好きなやつを。
泰行:はい。えっとね。アルバムのタイトル曲を。なにやら意味ありげな。
「two against nature」という曲を聴きましょう。
♪スティーリー・ダン 「two against nature」♪
泰行:え〜、お送りした曲は「two against nature」でした。
高樹:なんかあります? 有名アーテストで最近出してなくて、出してほしいなぁっていう人。
泰行:あのね、なんだろうな。ポリス。
高樹:ポリスね(笑)
泰行:ポリス再結成して欲しい。
高樹:(笑)しないと思うけどね(笑)
泰行:ポリスブーム来て欲しい。
高樹:ポリスねえ(笑)今の曲ちょっとポリスぽかったじゃない。「シンクロニシティー」とかさ。
泰行:そうそうそうそう(笑)ちょっとね、ワンコードで引っ張るとことかね。
高樹:ん〜。
泰行:そうそうそうそう。
高樹:オレも「シンクロニシティー」は凄い好きだったなぁ〜。
泰行:ねえ。ポリス面白いんだよ。ドラム凄いしさ。
高樹:そうそう。僕はだれかなぁ? (ガウスハード??)のソロが聴きたいね。
泰行:あそう。
高樹:あのオッサンの。
泰行:それはどんな人なの?
高樹:バンドのシンセ部門の人(笑)
泰行:あ〜はいはい。(笑)
高樹:あのオッサンの・・・なんか変なモノ作りそうでしょ?
泰行:ん〜、ビデオとか見るとやっぱ凄いね。
高樹:凄いね。
泰行:あの〜、みんなから可愛がられてんなっていう・・・
高樹:ハッハッハッハ(笑)
泰行:みんなの愛情を受けてる感じがしたね。
高樹:この人才能が凄いからね。サックスとかもバリバリ吹けるからね。
泰行:あ、そうなんだ。へえ〜〜。それは面白そうだね。
高樹:そうですよ。じゃもう1曲聴きましょうか、最後にね。
泰行:はい。
高樹:え〜とね、僕はこのアルバムの中で一番好きですね。この曲がね。
泰行:ん〜。
高樹:それではアルバム『two against nature』からスティーリー・ダンで「janie runaway」
♪スティーリー・ダン 「janie runaway」♪
泰行:え〜、キリンジがお送りしてきたホリゴメラヂオ。お別れの時間です。
番組ではお便りをお待ちしています。
(あて先を言う) それではお送りしたのはキリンジの堀込泰行と、
高樹:堀込高樹でした。さようなら〜。
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