ホリゴメラヂオ 1999/07/07(水)
 待望の2ndアルバム『47’45”』特集
                             byユリコ


泰行:キリンジの堀込泰行です。

高樹:堀込高樹です。

泰行:キリンジがお送りするホリゴメラヂオ。

高樹:え〜、7月ですけどね。

泰行:はい。

高樹:7月はですね、僕らにとって重要な月なんですよね。

泰行:そうですね。

高樹:なぜならセカンドアルバムが発売されるからです。

泰行:はい。え〜、ということでですね、今日はニューアルバムの特集をしたいと思います。

高樹:お楽しみに!



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高樹:え〜、キリンジのホリゴメラヂオ。待たせしました!

泰行:はい。

高樹:今日は、7/28にリリースされるキリンジのニューアルバム、
   『47’45”』の特集をしてみたいと思うんですが。

泰行:はい。

高樹:『47’45”』ですよ。

泰行:・・・ねえ。

高樹:うん。・・・まぁそれはいいんですけどね。

泰行:ハハハ(笑)

高樹:(笑)7/28という日は、どういう日かというとですね。

泰行:はいはい。

高樹:フフ(笑)え〜、渡瀬恒彦さん。55歳。

泰行:はぁ〜〜。うん。

高樹:大滝詠一さん、51歳の誕生日。

泰行:ん〜〜。

高樹:大滝詠一さんの誕生日に発売っつのは、これは別に・・・

泰行:はぁ〜。

高樹:・・・なにかあやかってます?

泰行:なんスかねえ?・・・プレゼント、しちゃったりしてね。

高樹:大滝詠一さんに?(笑)

泰行:ふふふ(笑)

高樹:「出来たよ」って?(笑)

泰行:そうそう(笑)

高樹:生意気だね(笑)

泰行:あげちゃったりしてね。

高樹:「サンプル送られてこないよ!キリンジの!」(←ダミ声で小芝居)

泰行:ふふふ(笑)(大瀧さんはキリンジのことを)知らないっしょ(笑)

高樹:そうね(笑)

泰行:名前は気にいるハズなんだよ。センス的に。

高樹:あぁ。多羅尾伴内とか好きだもんね。

泰行:そうそうそうそう。「イエローサブマリン音頭」とかね。

高樹:そうそうそう。

泰行:名前は大好きっていうかもな。

高樹:音はちょっと(好きかどうか)分かんないスけどね。
   そしてね。この『47’45”』というアルバムですけどね。

泰行:はい。

高樹:レコーディング期間って、どのぐらいかかったっけねぇ?

泰行:これは・・・曲作りとか入れると・・・半年ぐらいですかね?

高樹:半年ね。実質、スタジオに入ってたのは3ヶ月とか?

泰行:はい。

高樹:そんなもんか。プリプロとか曲作りを入れると。

泰行:そうっスねえ。

高樹:だから年が明けてずっとなんだよね。

泰行:ん〜。

高樹:1999年、半分使っちゃった。

泰行:ちょっと、惜しい気も・・・

高樹:(笑)

泰行:そんな惜しいっていっちゃ…(笑)

高樹:いや、別に惜しくはないんだけどね(笑)
   コレ何曲入り?

泰行:11曲。

高樹:11曲。

泰行:はい。3059円。

高樹:税込みですね。

泰行:はい。

高樹:じゃあまずこの『47’45”』から1曲聴きましょうかね。

泰行:はいはい。

高樹:え〜、キリンジで「Drive me crazy」



♪キリンジ 「Drive me crazy」♪



高樹:え〜、キリンジで「Drive me crazy」を聴いてもらいました。
   コレどうですかね?

泰行:コレはテンポといい、今までにない「いい8ビート」ですね。

高樹:そうそうそう。(笑)「いい8ビート」ね。
   じゃあね、今回の『47’45”』の「セルフライナーノーツコーナー」。

泰行:セルフライナーノーツね。

高樹:いきますよ。でね、「アルバムコンセプト編」ね。

泰行:そういうのあるんだ(笑)

高樹:じゃあね、1問目ね。

泰行:1問目(笑)

高樹:1問目じゃないけど(笑)
   「ニューアルバム『47’45”』何故このタイトルになったんですか?」

泰行:コレはなんででしょうねえ・・・? 要するに、ジャケットがですね、タイトル決める前に
   出来上がりつつあったんですよね。

高樹:ん〜。

泰行:で、使う写真ってのがもう絞られてきてて、その写真にタイトルをのせるじゃないですか。

高樹:はい。

泰行:それに言葉をのせると、意味が広がり過ぎたり、面白すぎたり。

高樹:「面白すぎる」はヤバイですからね。

泰行:そうそうそう。という危険があると思ったんで、数字とかのほうがいいだろうと。

高樹:あぁ、記号とかね。

泰行:はい。

高樹:ジャケットの写真とかどんな感じなんですか?

泰行:あの〜、兄がですね。

高樹:兄とは僕のことですね。

泰行:はい。なんていうんだろ、VIP。

高樹:はい。VIPのふりをして。

泰行:VIPか、成り上がり者か分かんないスけど、そういう人が、
   え〜、健康管理のために公園でマラソンをしている、
   ・・・というところに、特派員というかパパラッチというか。

高樹:突撃レポーターですね。

泰行:まぁ、質問攻めに・・・

高樹:してるという。

泰行:ん〜。

高樹:そういう内容だからね、ちょっと言葉をのせるのは難しかった訳ですね。

泰行:はいはい。

高樹:じゃ、次の質問ね。「なにか新しい試みは?」

泰行:え〜とまぁ、コレはアルバムの曲じゃないんですが。シングルの「牡牛座ラプソディ」は

   一応、初めての共作という。

高樹:そうですね。どうでした?やってみて。

泰行:共作はね、やる場合はもうちょっとこう、コール&レスポンスっていう・・・

高樹:ああ(笑)

泰行:・・・作業をね(笑)

高樹:そうですね(笑)

泰行:ある程度1往復以上やらないと(笑)

高樹:ハッハッハッ(笑)

泰行:今回1回で終わったから。(笑)

高樹:そうなんですよ(笑)泰行の既にあった曲があったんですけど、埋もれてた曲があって。
   その曲の断片というか、その曲の前半部分を使って、僕が後半を作って。

泰行:ん〜。

高樹:「出来たから!」って言って、かなり強引に(笑)

泰行:そう。

高樹:コトが済んでたりしたんですけどね。

泰行:ちょっと変わってたりもしたんスよね。

高樹:「そんな一方的な共作があるか!」っていうね(笑)

泰行:そうそう(笑)そう思ったんだけどね、周りはそれで済んでる(笑)

高樹:「あ〜、コレ面白い面白い!」っていってね。

泰行:「共作いいねぇ〜」って。

高樹:そうね。

泰行:もう止めらんなかったね。それは。フフ(笑)

高樹:ハハハ(笑)

泰行:あのムードは。

高樹:ハハハ(笑)  そうそう。ちょっと凄いムードだったもんね。
   だって、僕らとナチュラルファウンデーションのスタッフと、ワーナーの制作と宣伝のスタッフ。
   あと販売のスタッフと、あとなんか偉い人とかいてさ、「なんでこんなとこにオレらがいるの?」っていう。

泰行:あぁ〜(頷く)

高樹:雰囲気だったでしょ?

泰行:あ〜、そうそう。

高樹:物々しい。

泰行:そうそう。

高樹:あとなんかサウンド的には?

泰行:あとはですね、ツインドラムが。「牡牛座ラプソディ」がツインドラムですけど・・・

高樹:そうですね。

泰行:・・・他にも1曲ありますね。

高樹:なんて曲ですか?

泰行:えーとね、「銀砂子のピンボール」というね。

高樹:ソレもあとで聴いてもらいますけどね。

泰行:はい。

高樹:こっちのがツインドラムっぽい、よね?

泰行:あ〜、どうなのかなぁ?

高樹:ツインドラム感が凄いね。なんでツインドラムにしたかというとね、単に派手にしたかったっていうね。

泰行:そう。

高樹:やっぱ迫力出るじゃん、単純に。

泰行:ん〜。迫力は凄いね。

高樹:あとなんスかね?作るときにちょっと気にしたことって。

泰行:なん〜・・・なんスかね?

高樹:前回はホラ、わりとフワッとしたサウンドで・・・

泰行:ん〜。

高樹:・・・仕上げたじゃないですか。

泰行:ん〜。

高樹:で、今回はその、エレピとかストリングスを廃して、ギターとか生のピアノとかさ、アタックのあるものを・・・

泰行:ん〜。

高樹:・・・中心に、アンサンブルを中心に据えましたね。

泰行:そうねえ。

高樹:それがアルバムの印象を変える大きな原因だったような気はしますよ。

泰行:ん〜。

高樹:そんな感じですかね。この『47’45”』というアルバムは(笑)

泰行:そう〜、ですね。

高樹:じゃ、この中からもう1曲聴きましょうかね。

泰行:はい。えーとね、コレもなかなかユニークな楽しい曲なんで
   聴いて下さい。キリンジで「唐変木のためのガイダンス」



♪キリンジ 「唐変木のためのガイダンス」♪



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高樹:え〜、キリンジがお送りしているホリゴメラヂオ。
   今日は7/28にリリースされるキリンジのセカンドアルバム『47’45”』を
   特集してお送りしています。
   後半はセルフライナーノーツコーナー「楽曲編」です。

泰行:ん〜。

高樹:「楽曲編」ですよ。なんかあります?

自分的に「コレはすぐ出来た、コレは大変だった」とかそういうの。

泰行:大変だったのはねえ、さっき聴いてもらった「唐変木(のためのガイダンス)」

高樹:はいはい。

泰行:詞がなかなか出来なかった。なかなか出来ないというか、・・・時間かかったかなぁ。

高樹:かかったよね。

泰行:うん。まぁ、かけてよかったかなと思ったけどね。

高樹:ハハハ(笑)まぁね。

泰行:ん〜。かけたほうがいいなぁ、と。

高樹:そんな(笑) そのせいでアレですよ?マキシシングルにキミのオリジナル曲が無かった訳ですよ?

泰行:そうそうそう。いやでもそこで無理にねぇ、やってたらちょっと曲のボルテージとかさぁ、
   落ちてたかも知れないし。

高樹:あぁ〜、なるほどね。そう、でその「唐変木のためのガイダンス」はさ、詞は凄い時間かかったけど、
   歌入れはね、非常にスムースでしたね。

泰行:そうそう。何故か。

高樹:アレなんだたんですか?

泰行:いや、分かんない。徹夜して詞書いて、明けて普通歌入れすることなんかないんだけど、
   やってみたらすぐ出来たんだよね。

高樹:そうなんだよね。難産だったのか安産だったのかよく分かんない曲だね、この曲はね(笑)

泰行:そうそう。なんかね、今までのキリンジのレコーディングだと味わい難かったことが
   味わえたかなぁ、というね。

高樹:そうそう。 あと全体的に今まで書いた曲とはちょっとテイストの違う曲が
   いっぱい入ってるような気がするんですけど。どうスか?コレは。

泰行:そう〜、スね。

高樹:でもキリンジっぽいですけどね、充分。 そのへんはなんか意識しました?

泰行:意識・・・を凄くした、という訳ではないかも知れないですけど
   ただ、前みたくこう・・・なにか特定の感じをイメージしてそれに向かってガーッと作り込んでく
   っていうやり方じゃなかった、っていう曲っていうのが割合として、結構増えてるのかなぁ〜と。

高樹:あぁ。そうなんだ。あの〜、作ってく途中でアレンジの方向性が決まってくっていうのが
   いっぱいあったもんね。ソレがデカイかな。

泰行:そうだね。きっと。

高樹:とはいいつつ、全編キリンジ節という感じはしますよ。僕は。

泰行:ん〜。

高樹:わりとホラ、僕と君の書く曲のタイプがだんだん離れてきたじゃない?今。

泰行:ん〜。

高樹:それでも通して聴けるしなぁ、と思って。

泰行:ん〜、ん〜。

高樹:そんな感じで今日はね、いろいろとセカンドアルバムの特集をしてきましたけどね。

泰行:ん〜。

高樹:この『47’45”』はいつ発売されるんでしょうか?

泰行:え〜、7/28ですね。

高樹:おっ、もうじきじゃないですか。

泰行:はい。

高樹:急がないとね。

泰行:ん〜。

高樹:何を急ぐのかよく分かんないですけどね。

泰行:はい。

高樹:あとこのアルバムのリリースを受けてね、ツアーもやりますね。

泰行:はい。

高樹:ちょっとその告知を、お願いします。

泰行:はい。言うんですか?

高樹:はい。言うんです!

泰行:(ツアースケジュールの紙が差し出される音)紙が・・・

高樹:紙が来ましたね。

泰行:え〜、9/17が名古屋のクラブクアトロ。9/18が心斎橋のクラブクアトロ。
   そして9/22が渋谷クラブクアトロ。

高樹:ほぅ〜。

泰行:チケットはですね、7/25・・・

高樹:えっ

泰行:・・・発売。

高樹:アルバムを発売する前に!

泰行:ん〜。

高樹:チケットが出てしまうという・・・

泰行:そうそうそう。

高樹:凄いですねえ。

泰行:うん。で〜、ツアーに出る前に。

高樹:あ、インストアイベントね。

泰行:はい。いくつかやります。

泰行:(全7箇所のイベントの日程を言う)

高樹:やりますねぇ〜〜。

泰行:多いいなぁ〜〜。

高樹:行脚しますね、行脚。

泰行:行脚だよ、ホント。で、10月には学園祭にも出るかもよ、という。

高樹:ま、とにかくね、この『47’45”』是非是非、お買い上げのうえ(笑)楽しんで来てください。

泰行:はい。じゃこのへんで『47’45”』から、もう1曲聴いてもらいましょうか。
   え〜、キリンジで「銀砂子のピンボール」(←何故か半笑いで紹介)



♪キリンジ 「銀砂子のピンボール」♪



泰行:さて、キリンジがお送りしてきたホリゴメラヂオ。お別れの時間です。
   番組では皆さんからのハガキ、FAXをお待ちしています。

(おたよりのあて先を言う)

泰行:それでは、お送りしたのはキリンジの堀込泰行と、

高樹:堀込高樹でした。さようなら。




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