洋楽な日々〜その5:PV

 

HSSSでも新曲のPVが見れるようになりましたね。

このPVの撮影場所が、カナダの「アイス・ホテル」と聞いて、誰しもが、N.Y.でも寒いと言っていたメンバーが、何故さらに寒いところへ行ったの?誰が言い出したの?と、いぶかったことでしょう。そこで、私は先日、その疑問を解くようなビデオをマイ・ライブラリーの中から、発見したのです。

ぬわぁんと、GLAYより先に、アイス・ホテルでPVを撮ったバンドがいたのだ。それは、天下のVAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)です。

彼らは「1984」というタイトルのアルバムを発表し、そのPVでもって成功を治めたバンドですが、ヴォーカルがデイヴ・リー・ロスからサミー・ヘイガーに代わってからは、いまいち感がぬぐえません。その彼らが98年に、さらにヴォーカルを元エクストリームのゲーリー・チェローンに替え、発表したWithout You(VAN HALEN IIIに収録)のPVです。こちらはとてもクリアな映像です。恐らく昼間に撮った映像でしょう。(GLAYのものは、夜に撮られていると思われます。)天井のクラシカルな飾りや、氷のブロックでできた柱から、同じ場所ではないかと思われます。結構内部は広いんですよ。別室には、氷でできたベッドもあります。

VAN HALEN IIIHISASHIは大きな氷の塊をノミと金槌でトンカチやっていましたが、ヴァンヘイレンでは黒いビキニのお姉さんが、大きなハンマーで豪快に、ぶっ叩いておりました。そのお姉さんが今度は、こん棒にもちかえて、氷の玉を叩き割ると、赤い絵の具が飛び散ります。JIROくんも赤ペンキをぶちまけていましたね。申し訳程度にスモークだって焚いておりました。

GLAYさんたちはレコーディングで忙しいから、おそらく、アイスホテル案は、製作会社のほうで出されたアイデアの一つだったのでしょうが、考えた人の頭にはきっとこのPVがあったのでしょう。世界中をロケハンして歩くわけにもいかないし、それに、一度撮影に使われた場所なら、受け入れサイドのNGが出ないからです。

戦慄ののマイライブラリーの最新のものは、GLAYのPVではなく、三波春夫(爆)です。

 

(2001年4月20日記す。同年4月30日加筆)

 

追記

 GLAYのPVについては、いずれ書こうと、ずっと案を暖めていたのですが、上のPVを見つけてしまったので、先にアップする事にしました。そして、ほかのPVについても、「製作会社の方、盗みましたね」、というものを、こちらで紹介しましょう。

 まず、U2(ユーツー)というバンドののNew Year’s Day(*1)です。雪原の中でバンドメンバーが手に楽器を持ち、演奏し、歌う。そう、Winter,Againです。この曲は、いつ聴いても鳥肌の立つ曲なんですが、私は、とてもGLAYのサウンドとダブります。きっと、このバンドのギターの音と、HISASHI&TAKUROさんのギターとが似ているからでしょうか。このバンドについては、もっと書きたいことがあるので、別の機会に書きたいと思います。

STING
Nothing Like The Sun 次にあげるのは、モノクロ映像のもの2本。STINGEnglishman In New York(*2)。題名から想像つくようにBE WITH YOU ですね。N.Y.の街の中を、STINGがひたすら歩く映像です。JIROくんとHISASHIも歩いておりました。

そして、もう一つのモノクロPV,SPECIAL THANKSは、貨車の中でギターを引いているシーンがありましたよね。これだけで想像できるPVは、2本あります。3大ギタリストにも数えられるJeff BeckとスーパースターRod Stewartのコンビで奏でるバラード、People Get Ready(*3) とBryan Adams
Cuts Like A Knife
 カナダのロックガイ、Bryan AdamsThis Time(*4)。この二つのPVは、似ておりますね。たぶんBryanが、意識して作ったんでしょう、と思ったら、こちらの方が先に作られていました。欧米のPVを見ていると結構、ヒット曲にあやかりたいのか、大物がパロディをつくっているんですよ。

ところで、MISSING YOU の映像ですが、TERUが二重映しになるところがありますよね。私はこの映像の、片方のTERUが、どうしてもロボットに見えるんですが、皆さんはどうでしょうか。なんとなく動きが、ぎこちないですよね。コンピューター処理をした映像なんでしょうが、どういう狙いがあるのでしょう。実は、私がこう思うのは、ロボットでつくったPVがあるのです。Lou Reedという人の No Money Down(*5)という曲なんですが、定点カメラでの顔のアップで、グラサンかけたLouが歌っています。しかし、曲の後半から、手で皮膚を引っ張ると、ちぎれて、中から機械がのぞいて、どんどん引っ張ると、あごが外れて、髪も睫もとれて、完全に機械になってしまう、というもの。初めはロボットだとは気づきませんでした。このロボットの動きと、先ほどのTERUの動きが重なるんですよ。今あげたPVは、もちろん全曲ライブラリーに入っております。

     1...アルバム「WAR」に収録されています。

     2...アルバム「Nothing Like The Sun」に収録

     3...Jeff Beck「Flash」に収録

     4...アルバム「Cuts Like A Knife」に収録

     5...アルバム「Mistrial」他に収録。

 

2001年5月5日記す)