< Musical >
僕も昔は、ミュージカルがあまり好きではありませんでしたが、
今は、大好きになりました。ミュージカルとは、言葉やしぐさだけでは
表現しきれない人間の感情を表現する手段です。
僕は、歌舞伎があまり好きではありません。というのは、
シーンとした中でコックリしそうになると、突然”火の用心”でおなじみ
のあれで「♪カンッカンッ!!」という大音量で起こされてしまいます。
あれは、眠気をさます為にあるそうですね。何が、好きではない原因なのかと
考えてみると、音楽かなという気がします。
お芝居などをあまり見ない人が、TVなどの中継を見ていても全然面白く
ない原因もそこにあると思います。
あと、全然歌詞のわからない歌などを聴いていてもストーリーは
浮かんできません。ストーリーは、言葉を聴いて初めて浮かぶのです。
もし、浮かぶ人がいたなら、それは歌の歌詞をメロディーとして
とらえているのです。そこに、自分のストーリー(例えば、受験勉強の時に
よく聴いていたなどの想い出)が合わさり”心に残る曲”になるのです。
・・・この様に、”自分のストーリー”ではなく、ミュージカルとは
”他人のストーリー”なのです。もちろんドラマや映画もそうです。
その境遇にどれだけ自分が近いか、または近づける事が出来るか、等で
そのストーリーが楽しいかどうかが決まるのです。
従って、ミュージカルの好きではない人は、残念ながら自分の境遇にあった
ストーリーをミュージカルで見たことがないのです。僕もいままでに
沢山のミュージカルを見てきましたが、心に残るミュージカルはそうは
ないものです。でも、心に残るストーリーを見つけられた時、それは
ドラマや映画以上に忘れられない存在になるはずです。
この解説で少しでもミュージカル好きな人が増えるといいなと思います。
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