■ ■ ■ ■ ■ 日本プロボクシング界の構図 ■ ■ ■ ■ ■
日本プロボクシング界では、"日本プロボクシング協会"及び、"日本ボクシング・コミッション"
という組織が運営を仕切っています。
■ 日本プロボクシング協会 ■ 日本ボクシング・コミッション
プロボクサーが練習する場所は"ジム"である。そして、全国には250余のプロボクシング・ジムが存在おり、各々のジムは独立運営しているが、その集合体の名称が"日本プロボクシング協会"である。
以前は"全日本ボクシング協会"という名称だったが、ボクシングを日本の代表的なプロスポーツとして発展させるという理念の基づき2000年3月に改名した。この日本プロボクシング協会に加盟していないと、プロボクシング・ジムとしての活動は不可能となっている。協会の代表者、つまり協会長の任期は4年で、2000年現在の協会長は元世界2階級制覇者の"原田政彦"氏(=ファイティング原田)が就任中。協会は全国5ブロックに区分されていて、"北日本" "東日本" "中日本" "西日本" "西部日本" それぞれに事務局が存在し、当然、各地域ごとに協会長もいる。
主要な活動は"年次総会"や"プロモーター会議"及び"理事会"などの開催。様々なジム会長の意見を吸い上げ、ボクシング界発展のための調整をしていく。更に、"健康管理委員会"も組織しており、ボクサーの安全や事故の予防について議論している。年に1回は日本ボクシング・コミッションと合同で、安全意識を向上のため医療機関を招いた"医事講習会"も催したりする。またトレーナー技術の向上のために、栄養学&筋力トレ等の専門家を招き"トレーナー講習会"も開講している。その他、毎年開催される"新人王トーナメント" "KSD杯争奪賞金トーナメント"も日本プロボクシング協会の運営興行。
1952年4月、日本初の世界タイトルマッチ開催に際し、日本で興行されるすべてのプロボクシングを統括する目的で創設されたのが"日本ボクシング・コミッション"。"コミッション"はプロボクシングが興行されている、どの国にでも存在している。レフェリーなどの試合運営に携わる人々は、総てコミッションの所属になるわけだ。協会同様に、全国を5ブロックに区分し、それぞれに事務局を置いている。そして、地域ごとの事務局が管轄下の試合を運営している。例えば、よく世界タイトルマッチで耳にする"コミッショナー・宣言"の"コミッショナー"とは、コミッションの最高責任者の名称。現在のところ、"株式会社東京ドーム"社長、"林有厚"氏が務めている。
こちらの主要な業務はプロボクサーの管理。"プロテストを実施" "プロ・ライセンスの発行"もコミッションの領分となる。別に、プロの試合に関わるプロモーターやマネージャーなどのライセンスの発行における適性審査もコミッションが担当。さらには試合記録やプロボクサーの戦績もコミッションが管理、保存している。月1で、プロ選手の日本ランキングを発表。世界のボクシング界の趨勢に適するように、適宜ルール改正も実施してきた。またルール・ブックを得たいなら、コミッションに問い合わせると良いだろう。
他にも"ボクシング広報"を隔月で発行。日本や近隣各国のランキング、1ヵ月の間に興行されたタイトルマッチの模様&新たなライセンス取得者などを掲載しており、こちらもコミッションに申し込むことで、購読が可能。
試合が決定した選手に対し、計量の日時と場所、試合でのウェートを表記した"計量通知"を送付するということもやっている。更に計量を実施、グローブの支給やバンデージのチェック、マスコミ取材場所確保等々、試合進行全般の業務がコミッションの管轄下でなされている。
■ 上記のとおり、各組織がそれぞれの役割を持ち、ボクシングのメインの試合を取り仕切っている。

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