■□■□■□■□■□■□■□■ REVIEW "B" ■□■□■□■□■□■□■□■

bop_perfectb.jpg PERFECT・BALANCE
BALANCE OF POWER
1.Higher Than The Sun 2.Shelter Me 3.The Fire Dance 4.One Voice
5.The Pleasure Room 6.The Killer Or The Cure?7.House Of Cain
8.Hard Life 9.Searchig For The Truth 10.Time Of Our Lives
11.The Other Side Of Paradise (10&11. BonusTrack) MICP-10257 / 2001年 8月
栄光への飛翔、英国(ブリティッシュ)誇り(プライド)を胸に・・・
新たなステージへと臨むB.O.Pの飽くなき挑戦。スピリット漲る渾身の4th。
アルバム毎に微妙な変化を伴いながら顕著な進化を遂げている英国テクニカルメタル集団の新作。以前からよりテクニカル・プログレ路線へと傾倒していってたが、今や1st時にあったハードポップ要素は完全に薄れ、変わりにドラマティックな色合いがメロディに強く表れるようになった。一聴したときの感想は、"音がヘヴィになったなー"である。単にヘヴィといってしまうと誤解を招くかもしれないので、更に詳しく説明するなら、より音が分厚くパワフルになり、前にも増してタイトになった楽隊がある。
ハイトーンを駆使するLance Kingは北欧系のキラキラヴォイスタイプではなく、強烈なほどメタリックを主張し力の滾りを迸らせながら歌う型。参加時よりその実力は買われていたが、今回は一段とパワーが増しただけでなく、高音だけに頼らない中〜低音域を使っての表現にも力をつけてきた。
また、成長著しいのはなにもLanceに限らず、手数も多く非常にタイトかつソリッドなLionel Hicksのドラムも実は、あまり目立たないが注目すべき部分である。テクニカルバンドにおいて、バックがガッチリと嵌るかヘロヘロな感じになるかどうかはドラムが負うところ"大"。その点、BALANCE OF POWERはLionelが他の楽隊を、その確かな技術で牽引できている。
@Aを聴くとやけにDREAM THEATERっぽくもあったり、ROYAL HUNT的なBとかが存在するが、けっして亜流ではない。Cなんかはテクニカルだがすごくキャッチーでメロディアスだし、DやEなど少々ダークなムードを漂わせるドラマティックな曲。特にDはゴシカルなテイストすら感じさせる哀しげなメロディが胸を打つ。うれしいのは本編とは別にある、ボーナスのI。この曲は初期の楽曲を思い起こさせる、ポップ寄りのフィーリングすらある良曲。
【T2−2001年8月24日;89pt】

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