■大槻ケンヂ■ のほほん学校 3時間目
1998年10月29日
at 新宿LOFT PLUS ONE
こんにちは、とーやまです。
10月29日の「のほほん学校3」に行ってきました。
今回は大槻さんが趣味でやっている(と、言い張っている)
フォークグループTPMのライブ。
リハーサルが長引いているのか、開始が1時間近く遅れました。
FCから届いた整理番号は102番。座れるかどうかの瀬戸際の番号。
はじめからあまり人が行きたがらないステージ真横の席を狙いました。
開始までの間、TPMの夏のツアーの様子を撮ったビデオが流れました。
加古川で大槻さんが猫と戯れるシーンはとってもほのぼのとしていて、
客席からは「かわいぃ〜〜♪」の声がたくさんあがりました。
7時45分位にTPMの末飛登さん、三宅さん、大槻さんがステージに登場。
ステージに用意された椅子にすわる。
(この頃、T.P.M.のTは三宅さんでした。現在は中村さん。)
座った順に向かって左から、三宅さんは紺のバンダナ、大槻さんは赤のバンダナ、
末飛登さんは黄色のバンダナをしていました。
大槻さんは坊主にした頭をすっぽり覆う様な付け方をしていました。
(そーいえば、昔格闘ゲームでこういうキャラクターいたなぁ・・・)
服装はTシャツにベルボトムのジーンズ、首にタオル、素足に下駄・・・
すばらしいトータルコーディネイト。(笑)
寒がりの大槻さんはTシャツの上にGジャンをはおったまま歌っていました。
私の座っている位置は末飛登さんの真横にあたるところ。
タバコを吸いながら登場した末飛登さんは、タバコを消す為の灰皿が欲しくて
キョロキョロしていたので、少し離れた座敷の席のお客さんが
そこにあった灰皿を差し出しました。
けれど、今一歩手が届かなかったので、側にいた私が中継して
末飛登さんに渡しました。なんだか小さい会場ならではのアットホームさ。
でも、やはりどことなく客席全体の元気がいつもとくらべて無い気が。
大槻さんの「お元気ですかー?」の呼びかけにもちょっとテンション低め。
筋少の休止宣言から初めて直接みんなの前に現れた大槻さんに、
客席もなんとなく緊張している空気があった様な・・・。
あいさつの後あまり話さないで曲へ。
しかし、出だしの伴奏で末飛登さんが間違えたのか「ごめんっ!」と言って
手をあげました。会場の空気が少し和む。笑いが会場に戻りました。
最初の曲はゆずの「夏色」。
個人的にもやってほしかった曲なので私もニコニコしてしまいました。
「寄る年波には勝てなくて・・・」という大槻さんの発言通り、
この曲はテンポを遅くしてキーも下げて歌っていました。
続いて大槻さんの持ち歌「あのさぁ」。ハモリがとてもいい感じ。
じっくりじっくり聞き入ってしまう。
その後、長渕剛さんや欽チャンの物真似も織りまぜつつ、
今日来ているお客さんからもらった質問に答えていきます。
自分たちのプロフィールを言っている時に飛び出した、
末飛登さんの西条秀樹の歌真似はすごく似ていてびっくりしました。
最近引っ越しが完了した大槻さん。その話題もでました。
大槻さんは引っ越し先がラブホテルみたいなとこ?!らしくて
末飛登さんにさんざんネタにされてました。
(末飛登さんは大槻さんの引っ越しを手伝ったそうですが、
その時、無くしモノの達人の大槻さんは家の中で無くしたと思っていた
カメラが5個、腕時計が15本ほど出てきたとか。
あと、プレゼントのぬいぐるみ20個位。)
あと、大受けだったのが「末飛登さん=MASAYA」発言。
フォークユニットを作ったのは末飛登さんにずっと、
「けんちゃーん、もうロックはあかんがな、これからはフォークやフォーク!」と
言われ続けられ洗脳された(笑)と、いう流れから末飛登さんは大槻さんに
「君はMASAYAだっ!」と言われる羽目に。
「君に会ったが為に、俺は髪を切ってバンドを休止し・・・」(会場爆笑)
なんだかやけに符合しておかしかったなぁ。
TPMにもオリジナルソングがある、という事で次の曲は
「猫見に行ったら犬がいた」。
続けてこれは筋少の曲ですが、「哀愁のこたつみかん」が・・・
この曲、いつもはのほほんと聞いていられるのにこの日は個人的に
なんだか切なかったな。
こたつみかんはやっぱり内田さんと大槻さんのイメージがあるから、
もうあの二人のこたつみかんはしばらく聞けないのかも・・・って
気持ちがそうさせたのだと思う。
MCナシで3連続次は「がんばったがダメ」。うう、切ない。
夜はけっこう冷え込むので、曲を聞いてる最中もなんとなく寒気が
足下から来ていました。
こんな時、素足に下駄なんて、さむそーだなぁー・・・と、末飛登さんの
足もとを見ると、椅子に腰かけてちょっと足首に力を入れた時に出来た
足と下駄との隙間から何か文字の様なモノが見えました。
そしてハンコの様な朱色の部分も。はて、あれはいったいなんだろう・・・?
「末飛登さんの下駄に何か書いてあるけどなんて書いてあるか見える?」 と、
隣りの知り合いに聞きましたが、わからなかった模様。
全員同じに書いてあるものなのかな?と思って大槻さんや三宅さんの下駄にも
注目していましたが、文字が書いてあったのは末飛登さんの下駄だけでした。
筆文字みたいな書体だったし、ハンコが押してあるならお寺とかのまわりで
売ってる縁起モノか何かなのかなぁ・・・などと勝手な想像を膨らましつつ
見ていました。 何みてんだか私も・・・。(笑)
3曲終わってMCに。
さっきのMASAYAネタがまたでて、「末飛登さんは語るよねー。」と、
うなずき合いながら話す三宅さんと大槻さん。
何でも言い切ってしまう末飛登さんに人生の質問をぶつけたい人はいないか?と
会場に聞く大槻さん。
一人の人が手をあげ、「私は働きたくないんですが、どうしたらいいでしょうか?」
といった質問が出ました。
末飛登さんヒートアップして人生説教を始めます。熱いです。(笑)
「働きたないって、なんやそれはーーっ!人間生きてるっちゅー事は
働くっちゅー事や! 見てみぃー、この大槻でも働いてるんやでーっっっ!」(会場拍手)
「前向きに生きなあかんっ! 人間の目ぇーはなんで前に付いてると思うんや!
前向いて生きるーっこっちゃーっ!」(会場大喜び拍手喝采)
うーん、確かにマインドコントロールされそうですわ。(笑)
次の曲にいこうとしたとき、末飛登さんのギターの弦が切れてしまっていたので、
マネージャーのGさんにとってきてもらう事に。
その間にもう一枚葉書を読む事にした大槻さん。
そこには「TPMはもうちょっと小綺麗な格好をした方が良いと思います。」
と書かれていました。
大槻さん「わかってないなぁー、コレは俺達のスタイルじゃん。」
末飛登さん「っていうかコレ新品よ。」・・・・・(一瞬の間の後会場笑い)
大槻さん「それは、抜本的に違うよ。」(笑)
今日はいろんな曲のリクエストにちょっとづつこたえていきました。
吉田拓郎さんの「流星」もワンコーラスだけ歌いました。
(ちょっとずつ歌った曲の中にはグレープの「精霊流し」や
村下孝三の「初恋」等もありました。)
TPMの中ではお一人だけ妻帯者の三宅さん、嫁ナシ連の大槻さんと末飛登さんが
「いいよなぁー。」とすねると、
三宅さん、「えー、なんでそう仲間外れにみたいに・・・」と言います。
「いいじゃない、幸せなんだから。」と、二人。
そこで、「うん、幸せだよ。」といい切る三宅さん。
なんかほのぼのぉーーー。
そして、そういう前振りの後の曲はやはりコレです。新沼謙治 の「嫁にこないか」。
続けて昔の青春ドラマの主題歌「俺達の朝」。
三宅さんの優しそうな声が結構好きな私は、三宅さんのソロパートに
特に耳をすませます。(帰りに私と同意見の人を見つけて嬉しかったなぁ。)
MCナシでそのまま筋少の曲「青ヒゲ兄弟の店」へ。
MCを少し挟み、すっかり定番となった「ルパン三世のテーマ」。
続けてエンディングで使われていた「ルパンのテーマ その2」が演奏されました。
この曲、やけにはまってました。私も好きな曲です。
筋少を休止した大槻さんはこれから何をしたいのか・・・という話しから、
最近の民放は好きじゃないという話へ。
そして、最近の音楽シーン、民放のタイアップ方式、キャラクターを前面に出した
仕掛け人が売るために作ったユニットの音楽。個人の表現したいものが無い音楽。
みんながテレビという大メディアから発信されるなんだかわからない人の
音楽を指示する事に対しての怒りというか、こんなんじゃいかーん! という警告を
大槻さんは熱く語っていました。
「来年何かユニットを組もうかなぁ。」などという発言もあり、
新しい事をやりたがっているようでした。
末飛登さんの口笛がイントロにかぶり「ぷかぷか」の演奏がはじまりました。
そして、大槻さんのセリフから始まる三上寛の「夢は夜ひらく」。
情念フォークと言いましょうか、怨念フォークといいましょうか、
大槻さんの歌い方がとてもはまる曲でした。
(普通の「夢は夜ひらく」の歌詞を三上寛さんがまったく書き換えて
歌っていたもの。)
桑名正博の「月のあかり」という曲をはさみ「香奈、頭をよくしてあげよう」。
今日は力込めて歌っていました。
さっきの情念フォークの余韻でしょうか?この時のMCでは、
フォークやってもし売れたら「対バンはゆずだっ!」などという話で
盛り上がったりしました。
そして、先ほど演奏した「夢は夜ひらく」の様な放送禁止の歌を集めて、
TPMがのほほん学校で歌う企画もやりたいと言っていました。
ラストの曲は大槻さんソロのCDから「オンリー・ユー」。
みんなの拍手と、オーケンコールに混ざってMASAYAコールもありましたが(笑)
一旦TPM退場。
アンコールの拍手が続き、もう一度ステージにあがるTPM。
「次ののほほん学校では何やろう?」とみんなに聞く大槻さん、
みんなそれぞれに考えている様子。
誰も何も言わないので、意を決して私は叫んでみました。
私が叫んだ言葉はズバリ「ドス竜上映会!!」。
筋少HPのV&Tでも何度かやって欲しいなぁーという発言を書き込みしていましたが、
だめ押しで言ってみたのです。会場からも歓声と拍手があがりました。
(シーンとしたらどうしようかと心配していたのでホッとしました。)
「ドス竜知ってる?」とみんなに問う大槻さん。
「知ってる。」という声がかなり多かった。
私の方をくるりと向いて笑いながら「それはホントに考えてたよー。」
と言う大槻さん。そして正面に向き直り、
「それでね、ドス竜上映会でねー、ゲストはドス竜本人っての。」(会場笑いと拍手)
なんだか、私の発言から話題が少しもったみたいでよかったぁぁぁ。
たまには勇気出して言うのも良いなぁ。
(いつも私は、あせって何も言えないんですがね。)
しめくくりの曲は大槻さん自ら自分のテーマ曲だと言う「海千山千」
そして、ポンキッキーズの主題歌で有名な斉藤和義の「歩いて帰ろう」
で、しめくくりです。拍手に送られてTPMは手を振りながら去っていきました。
今回は、なんだか沢山笑ったけれど、私自身も心のどこかがちょっぴり重い様な
複雑な気持ちでした。
次ののほほん学校は私自身心からニコニコと行きたいな。
[その後のお話]
気になって仕方がなかった末飛登さんの下駄の文字・・・
三宅さんに教えてもらう事が出来ました。
TPMの3人の下駄は、三宅さん以外は私物なんだそうです。
で、問題の(大袈裟な・・・)下駄に書かれていた文字は、
「網走刑務所」だったそうです。
さすが熱い男、末飛登さん!? 私物という所がなんともいえません。
<1998年10月29日・とーやま>