■大槻ケンヂ■ のほほん学校5時間目
さみしい人のクリスマス
1998年12月24日(木) 新宿ロフトプラスワン
その日、ほとんど寝ていないでフラフラしたまま昼過ぎに会場についた私。
なぜ寝不足かと言うと、大槻さんへのクリスマスプレゼントを
急遽用意する事にしたからなのでした。
準備というのは、もっと早くからするものだと反省。
すでにロフトプラスワンの入り口前から続く順番待ちの列には
見知った顔がありました。
「大槻さん達に渡すプレゼントは何にしたぁ?」なんて会話を
先に到着していた人達としつつ、階段に腰掛けて
私も順番待ちの列に加わりました。
途中で買ってきた朝昼兼用のハンバーガーをはむはむ食べ、
ぼんやりしたのーみそにコーヒーの差し入れ。
でも、あんまり効果はないみたい。眠気は残ったまま。
のほほん学校の授業中(笑)寝たらどーしよー・・・
なーんて心配が頭をよぎりました。
授業中寝る・・・ずいぶん久しぶりな感覚に苦笑したりして。
でも、「眠いけど寝ちゃいけない。」っていう授業は沢山あったけど、
「眠いけど寝たくない。」って授業はこれが初めてかも。
夕方の四時くらいになってお店の人が頻繁に外を気にして
様子を見に来だしました。
きっとまた今回も、待つ人の列が上のお店のじゃまになったら
近くの公園で開場まで待たされるはず。
かさばっているクリスマスプレゼントはじゃまになるんじゃないかと思い、
開場前にお店の人に渡してしまう事にしました。
5時半も過ぎた頃でしょうか、やはり並んだ人の列が上のお店の
じゃまになるという事で、公園のほうに移動となりました。
外は風がむちゃくちゃ冷たくてスカートなんて着てくるんじゃなかったと
大いに後悔する羽目となりました。
1時間以上外で待っていてやっとお店に誘導される頃には
すっかり冷えていた私。
眠いなんて気持ちはどこかに消えていました。
待ちくたびれたお客さん達は、走らない様に早足でお店に降りて行きます。
お店の中に入ると入り口から少し中に入った所に何人かの人と、
サンタさんの格好をした人が立っていました。
私より先に入ったお客さんが、一人ずつサンタさんから何か貰っている様子。
サンタさんの手に乗っているお菓子を見て「あーっ!クッピーラムネだぁ♪」
などと思って見ていたら、その手には黒いグローブ(指の部分が無いヤツ)と、
イガイガの付いたリストバンドが見えたのです。
びっくりして顔を見るとサンタ帽子をかぶった大槻さんでした。
私、最初誰だかわからなかったんですよー。(笑)
人間びっくりしすぎると、とっさには何も気の効いた事が言えませんね。
サンタさんからラムネを一袋もらい「ありがとうございますぅ・・・」
と言うのが精一杯でした。(汗)
とりあえず自分の席を確保してからドリンクをゲットしに行き、
一緒に並んだ仲間達とおしゃべりしながら開始を待ちます。
ステージの奥・私達の正面の壁に掛けられたスクリーンには、
1998年12月15日に大阪バナナホールで行われた
大槻さんのソロライブの時の映像が流れていました。
「ドリンク券をドリンクと交換していない人は、早めに後ろのカウンターで
交換してくださーーい!」
お客のざわめきを遮って何度もドリンク交換を促すアナウンスがされました。
「今日は、やけにこのアナウンスが多いなぁ・・・」と、思っていた矢先に
ライブの影像が途切れ、クリスマスらしいBGMが流れ始めました。
ジングルベルの音をバックに大槻さんがステージに登場しました。
第一声は「メリークリスマーーース!メリクマーーー!」
みんなも「メリクマー!」と返します。
「今日は、さみしい人のクリスマス・・・こんなに集まってくださって・・・
みなさんホントに淋しいんですね。」と、大槻さん。(笑)
今日はホントに凄い人数が集まりました。
体温で室温も上昇しまくりって感じで会場内は結構熱かったです。
事前に会場内の人にランダムに配られたクラッカーが、
大槻さんの「メリークリスマース!」のかけ声と共にパンッ!パパンッ!と鳴り、
乾杯をして(ドリンク交換のアナウンスはこの為だったのかと納得)
クリスマス会はスタートしました。
そして、すぐに今日一人目のゲスト伊藤ヨタロウさんが登場。
ヨタロウさんは12月26日にオンエアーイーストでライブをする
メトロファルスのボーカルの方。
このライブには大槻さんも出る事が決まっていました。
もうそのチケットを買っていた私は、どんなバンドか知りたかったので
すごく嬉しかったな。
大槻さん曰く「ジャパニーズ・ニューウエーブの長老」というメトロファルス。
昔、大槻さんと田口トモロヲさんがチワワというユニットを作って
活動していた時に、メトロファルスのライブに着ぐるみを着て
ゲスト出演した事があったという話や、子供達のCityツアーの時の話し等
昔話に花が咲いてました。
大槻さんが着ぐるみを着た姿って見てみたかったなぁ・・・(笑)
☆ ちなみにメトロファルスのオフィシャルホームページはここ。
ヨタロウさんが持ってきてくれたプロモーションビデオも上映してくれました。
なんだかヴァイオリンの音色が耳に残る曲です。
遊牧民の楽団っていうのがあったらこんな感じなのかしらん?って
勝手に想像してしまいました。
そして、クリスマスだからと言うことで、ヨタロウさんが
アカペラでクリスマスっぽい曲を歌ってくれました。
歌い終わってヨタロウさんが退場。うーん、独特の雰囲気を持った方でした。
そして、大槻さんの「いつもの二人ーーー!」と言う呼び声に奥から登場したのは
末飛登さんと三宅さん。(注・三宅さんはこの当時のT.P.M.のメンバー。)
出てきた方向のお客さんから笑い声が・・・???
何と二人は、髪をジェルだかムースだかダイエイスプレーだか
(もうそれって無いのかな?)で固めてステージに現れたのです。
まるで大友克洋のAKIRAに出てきた暴走状態の鉄雄の様な髪型になっていました。
そして、末飛登さんの首の所と三宅さんのおでこの所には
ヒイラギと赤いリボンとプラスチックで出来た金色のベルのクリスマスの飾りが
ペタンと張り付けてあって、まるで酔っぱらいの様・・・。(笑)
二人の格好を見て「安いなぁーー、人間の値段が安いよぉ、それ!」と
大槻さんは笑いながら非難。
「でも、そーゆーふうにしてはしゃぐクリスマスって、産まれて初めてで
ちょっと嬉しいかも。」とも。
そして、大槻さんが定番の父に500円硬貨をもらってケーキを買いに行った
寂しいクリスマスの話しをしている最中、財布を開けてあたかも
500円硬貨を探しているかの様な末飛登さん。
大槻さんが「何してんだよー!」と、突っ込むと、
「ピック探してた。」と返され、そのあまりの気取りの無さと虚を突かれた行動に
みんな爆笑してしまいました。
そーかー、末飛登さんは、ピックを財布の中に入れて持ち歩いているのかぁ。(笑)
そんな前振りの後、T.P.Mの第一曲目は、厳かにクリスマスらしい曲?!という紹介で
「死体のこもれび」でした。
どこがクリスマスらしい曲なんだー!と、突っ込み入れたくなる展開。
まぁ、これが、らしいっていえばらしい所ですが・・・。わはは。
ここで、次回の「それ行け放送不適切曲セカンド」の宣伝もしっかりしていました。
あと、最近大槻さんが見た映画で、ユアンマクレガーの出てくる
「ナイトウォッチ」という死体置き場の映画の話しをして、
「"死体のこもれび" がなんでこれのタイアップ曲にならなかったのか不思議だよ。」
とか言ってました。
クリスマスなのに死体の話をひとしきりした大槻さん。
末飛登さんに「この話題からどーやって次の曲に行くの?」と言われ、
「そんなものはどうにでもなる! (ここで一呼吸入れ)・・・
さて、厳かな雰囲気になったところで・・・」
(会場、その強引な力技に眉を八の字にしつつ笑う)
「クリスマスだから、まじめにやりましょっ。」とさらに強引に続ける大槻さん。
その、無茶な方向修正に翻弄されつつ次の曲へ。(笑)
始まった曲はやたらシリアスムードで大まじめな「きよしこの夜」・・・。
いきなりまじめモードに方向修正されても心の準備の出来ていなかった私達は
なんだかもぉーおかしくなっちゃって、会場中こらえきれずに笑ってしまいました。
「なぁーーーんで、そこで笑いが出るんだよぉぉぉぉ!! 」と
急に恥ずかしくなった様で笑いながら怒る大槻さん。
ここで少しMCを入れて気を取り直して再度チャレンジ。
また少し笑いがでましたが、途中から会場のみんなと合唱しつつ
今度は最後まで歌い切る事ができました。
そして続けて歌ったのは「ホワイトクリスマス」。
大槻さんがホワイトクリスマスを歌うなんて!!
私は今、とんでもなく貴重な体験をしているのかも知れないと
この時マジで思いました。でも、ステキでしたよ。
末飛登さんとのハモリもうっとりモノでニコニコと聞き入ってしまいました。
歌い終わって「笑いを超越したね。俺達は笑いに勝ったよ。
でも、ちょっと恥ずかしかったけどね。」と照れ笑いの大槻さんでした。
ここで、今年の重大ニュースをスケッチブックに書いて発表。
ニュースその1は「T.P.Mツアーに出る」。
8月にやった京都円山公園音楽堂のライブの想い出を少し語っていました。
「俺あの時、眉毛濃く書きすぎてたよなー。」(大槻さん談)
そして、メリクマな曲を2曲演奏〜♪
まず「赤鼻のトナカイ」。大槻さんと末飛登さんが交互に歌います。
お客さんも手拍子で参加。う〜ん、ほのぼのぉ〜〜♪
次は奥田民夫さんがいたユニコーンの曲「雪が降る町」。
でも、なんだか三宅さんと末飛登さん前奏のところで合わずに苦労している様子。
大槻さんが鈴を手に持ちシャラララララと鳴らし応援します。
何度か弾き直して歌に入る事が出来ました。
大槻さんの少し鼻にかかった高音がなかなか合っていたし、
末飛登さんのボーカル部分も音程しっかりしてて聞きやすかったです。
(末飛登さんは歌上手いなぁー。)
私は個人的に想い出のある曲なので、ちょっと当時の自分の事を思い出して
感慨深く聞いてしまいました。良い曲ですネ〜。
なんだか気分はどんどんクリスマス会ムード。
友達の家にギターの弾ける人と歌の好きな人が来てて
みんなでその演奏を聞いている雰囲気です。
良い雰囲気のところで「凄いゲストが来ています。」と、
この季節良く耳にする曲が・・・
「でも、陽水さんからのコネがあるー。この人ーーーーーっっ!!」
その曲は、なんと山下達郎の「クリスマス・イブ」。ざわめく会場。
大槻さんのひときわ大きな声でこう告げられました。
「ご紹介しましょう。驚いて下さい! 山下達郎さんでーーーーーす!」
会場驚きの声で騒然となります。
しかし、登場した方向から笑いがウェーブの様に起こり
そして新たな歓声が上がりました。
「山下達郎さん」と、言われて登場したのはなんと
筋肉少女帯のベーシストでお馴染みの内田さんだったのです。
もー、ホントに凝った演出が好きなんだからー。(笑)
久々の内田コールも起こり客席も興奮状態。
こういう事でも無い限り、なかなか内田さんのお姿を見ることが出来ないので
みんなそれぞれの思いで内田さんを見つめていました。
お変わり無く元気そうです。
「内田さんが来たので、今年の大ニュースはやっぱりコレでしょうね。」
と、スケッチブックをめくって出そうとした時、一瞬手が止まる大槻さん。
「俺、バカ・・・・」と絶句して固まってしまっています。
なんと、大槻さん「筋少活動休止」と書いたつもりでいたのに、
誤字を発見してしまったのです。
可哀想なのでどの字をどう間違えたかは書かないでおきますが、
見せた瞬間会場では大爆笑がおこりました。
内田さんに「君は(FCの)会報でも漢字間違えてたでしょ。」と、
すかさず突っ込まれてました。(笑)
「アレ、(ファンの人に)すっげー怒られたんだよ。」と、
大槻さんもバツがわるそうでした。
そして、「活動休止後の他のメンバーの活動はどうですか?」と、
プレスの人の様に聞く大槻さんに内田さんは
「そんなー、前もって言っておいてよー。」と 困ったなーって表情で答えました。
さすが、軽はずみな行動はしない慎重派な内田さんらしいお答えです。
「えー、そんなまじめに答えなくたって・・・。なにか聞いてませんか?」
と大槻さんも笑いながら聞きます。
うーむ、と内田さんは考え、橘高さんの子育て参加の様子をちょこっと言ってました。
どうやら、遊歩くんのミルクを橘高さんが作ったりする事もある様です。
そんな話もしつつ、内田さんも交えての歌に入りました。
「内田のビックショー」と銘打って演奏されたのは「哀愁のこたつみかん」
いやぁ〜なんだか私は涙出そうになりましたよ。
これぞクリスマスプレゼントって感じですかねー。
内田さんのいるこたつみかんはやっぱり落ち着きますね。
みかんむ〜くわぁ〜♪のところで大槻さんがみかんをむくゼスチャーをしていて
さらにほのぼの感が増しました。
歌い終わって大槻さんも「やっぱり元祖はちがうね。」と言ってました。
ほのぼの感漂う中でもどこか冷静な内田さんは、
「内田のビックショーって言って、曲が“こたつみかん”・・・?」と一言。
笑いながら大槻さんも「いやー、曲間違えたなぁーって思った。
内田君あんまり歌うところ無いんだよね。つぎの曲もそうなんだ。」と反省。
末飛登さんから「内田さんが歌ってた曲(北極星の二人)は出来ないかな?」と、
ナイスな提案が出たのですが、「・・・前もって言っといてよぉ〜。」と内田さん。
(会場あまりのほのぼのとした間に爆笑)
そして、2曲目は「俺の罪」。
アンプラグドの「俺の罪」は適度にやさぐれていて?場末の飲み屋な雰囲気。
聞かせ所の内田さんのパートは会場から思わず拍手が沸きました。
お猿になるところは、ちょっと大槻さん恥ずかしそうだったなぁ。(笑)
声を加工する機械もお酒もナシでお猿をやるのはやはり恥ずかしいのね。
そして、「ここでさらなるスペシャルゲスト登場です。水戸華之助〜〜!!」
という大槻さんの大きな声で水戸さん登場。
会場に集まっている人数を見てその混み具合にびっくりしている様でした。
ツアー帰りだという水戸さん、ライブでも歌っていたという歌詞をちょっと変えた
「赤鼻のトナカイ」を歌ってくれました。
不法滞在のトナカイさんを悪徳サンタが労働させて給料をピンハネするという
ブラックな歌詞です。
他にもブラッククリスマスソングシリーズがあるそうですが
さらっと説明してくれた内容はもっと凄そうでした。(笑)
私は、水戸さんを見るのはこれが初めてだったんですが、
キャラクターの濃い人だなぁ〜と言うのが第一印象。
そして、ちょっと怖そう。でも、心は少年の様にやんちゃ。
そんな、なんというか悪ガキが大人になった感じ・・・
と、いったらファンの人に怒られてしまうでしょうか。
歌に関してはもうプロ意識がはっきりしていて歌い方はマジホンモノだーーーーっ!
って感動しちゃいました。
次の曲は、水戸さんも筋少もカバーしているという、
大槻さん曰く「冬にぴったりの曲。」が歌われました。
曲は井上陽水の「氷の世界」。
水戸さんの声はそのキャラクターと同じで凄くインパクトがあり、
大槻さんの声もそれに負けじと振り絞る様にボルテージが上がっていきます。
ヒリヒリする様な緊張感 ! この二人が一緒にボーカルとると凄い迫力です。
心臓がドキドキいってきます。
息苦しいと思ったら私、息を詰めて聞き入ってました。(笑)
歌い終わった後の歓声はひときわ大きかった気がします。
みんなきっと同じ様に心にグッときたんだろうなぁ。
この後に歌う曲は筋少の曲で、水戸さんが作詞&ボーカル参加の「青ヒゲ兄弟の店」
なんですが、ここで水戸さんがおもむろにこの詞のモデルになったという
お店の話を始めました。
昔博多にえらく甘いぜんざいを出す店があって、体重百キロはありそうな
双子の男がお店をやってて、水戸さんは勝手に「サムとデイブのぜんざい屋」
と呼んでいたそうです。
そこでは、メニューが「ぜんざい大」と「ぜんざい小」しかないという男らしさ。(笑)
大きなおなべでぜんざいをぐるぐるかきまわしながら煮るサム(仮名)と、
脇で砂糖をザララーザララーとたしていくデイブ(仮名)の
絶妙なコンビネーションから産まれる極甘のぜんざい。
素人では「ぜんざい大」を食べきるのは無理があるくらいの甘さ。
水戸さんは最初「ぜんざい小」でも辛かったとか。
近所の常連さんは慣れたもので「ぜんざい大」を注文したら
テーブルの上にフリーで置いてあるたくあんをぜんざいの中に
グワァーっとぶち込んでグワッシャグワッシャとかき混ぜて
バリバリいわせながら食べていたそうです。
水戸さん曰く「物事にはノウハウというモノがあるんだなぁー。」
それを聞いた末飛登さん「それはもうぜんざいとはいわないじゃ・・・(笑)」
今はもう無いというそのお店、大槻さんはちょっと行ってみたそうでした。
インパクトのある店の話が出たので大槻さんも黙っていられなくなった様で、
「ボクと内田君が良く行く店でもインパクトあるオヤジがいるよなぁ?」
と内田さんに振ると、「ん、?どこだぁ?」とボケてくれる内田さん。(爆笑)
おいしい。おいしすぎるキャラだわぁ。
「あのずっと怒ってる店 !」と言われて、
「ン、あー。」と納得して話しはじめたのですが、その怒りまくっているオヤジに
なんと内田さんは気にいられているとか。
「(オヤジに)語りかけられたりするんでしょう?」と大槻さんが聞くと
内田さんはひょうひょうと「この間、巻きずしごちそうになったよ。」
と答えたので、前からそのオヤジを怖いと思っていた大槻さんは
「うそーーっ!そこまでーーーっ!?」と驚いてました。
水戸さんは「あー、おこりんぼに気にいられそうなタイプだもんね。内田君は。」
と言って納得。(同感& 笑)
その後、飲食店(特にまずい店)の話でひとしきり盛り上がってから
「青ヒゲ兄弟の店」へ。
本家ホンモノの二人のデュエットはこんな小さな空間で楽しんでしまうには
もったいないくらい。
でも、このくらいの広さでいろんなお客さん同士、肩を寄せ合い
同じ様にニコニコと聞いているのもまた良いのかもしれないなぁー。
歌の後、水戸さんを交えて今年の重大ニュースの続きを発表しました。
「まずコレですね。」と出されたスケッチブックには
「林●須美」と書かれていました。なぜかボルテージ上がる水戸さん。
「この、夫婦は絵になるよねー。
ワイドショーで●スミがケ●ジを支えている絵ずらを見た瞬間に
3曲ぐらい詞がうかんだもん。」
事件そのものは別として、この二人をシド&ナンシー以来の
ベストカップルと評していました。
(シド&ナンシーとはセックス・ピストルズのベーシストだった
シド・ヴィシャスとグルーピーの恋人ナンシー・スパンゲンの事を
指していると思います。ドラッグに溺れていく二人の破滅的な人生を
実話を基に映画化もされています。)
そして重大ニュースのその次は「マネージャーG氏消滅」。
消滅ってなんだー???って感じで客席から笑いとざわめきが起こります。
そして、次の重大ニュースとしてあげられたのは、「大槻免許取れず」。
でも、とりあえず第4段階までは行っているらしい。
内田さんが、「ボクが隣に乗ってあげるから、一緒に教習所に行こうよ。」
と応援半分冷やかし半分の言葉を言うと、「教えてよぉー。」と、
気弱な発言で返す大槻さんでした。
で、その次の重大ニュースとして、「猪木引退」それから
「水戸華之助体が腐る」・・・?!これはいかに?
なんと水戸さんは病気で足の指の爪のところがボロボロになってしまったそうで、
お医者さんからこれは一生つきあう病気だと宣告を受けました。
自分では、缶コーヒーの飲み過ぎが原因だと思っていたという水戸さん。
そんな所が、大槻さん的には水戸さんらしくてすごく好きだと言ってました。
そして重大ニュースは「三●和義逆転無罪」・「T●SHI洗脳」へと続く。
きっとT●SHI君は自分の存在が少し淋しくて誰かに洗脳されたい体質
だったんだろーねー。でも、とってもいい人なんだよ。
という話しの流れでこんなエピソードを水戸さんが話してくれました。
「昔、レピッシュのMAGUMIがどっかに飲みに行ったら、
そこにバイトで入ってたのがT●SHI君で、MAGUMIがカラオケ歌っている間
ずーーっとタンバリンを一生懸命叩いてくれてたんだって。」
それを聞いて大槻さん、猛烈に感動(笑)
「ホントーーー???? いい人だぁぁぁぁーーーっっっ! ! ! 」
確かに。カラオケって歌っている人の相手してる人って結構いないモノですよね。
いい人を象徴するようなエピソードでした。
その他、クリ●トンさんの不適切な関係とか、テポドン、等々・・・
今年のインパクトある事件を紹介していました。
そして、ステージ上は「ゲーム大会」になだれ込む。
ステージにもう一度スクリーンが用意され、そこにゲームの画面を映しだし
勝ち抜き戦で「闘魂列伝」(プロレスのゲーム)をやる事に。
実況中継を末飛登さんが担当。
一回戦は内田さんと水戸華之助さんです。
キャラクターにはバイソン内田と魅闘華之助とそれぞれ命名。
試合が始まるとすぐ、腰をくねらせて挑発したり技をいろいろ出し合ったり
見せる試合をする二人。(笑)
場外乱闘もあり、拝み渡りあり、なかなか面白い試合です。
いやー、人がゲームやってる画面を見てこんなに盛り上がるとは
思いませんでした。すでにみんな自宅モード。
昔、大槻さんがミステリー作家の方達と闘魂列伝大会をした時は
綾辻行人さんが優勝したというエピソードもなにげに話しつつ、
大槻さんは二人の試合を解説していました。
白熱した予選一回目は、かなり時間を押して内田さんの勝利で決着。
二回戦目は、おーけん3と巨大まいち。
末飛登さんはちゃんと自分のキャラクターを育てていた様なのですが、
セッティングミスで大槻さんの育てたキャラである巨大まいちを使うはめに。
「これじゃあ、技が分からないよー。」と、末飛登さんの嘆きを
「時間無いからこれでやれー。」と無情にも却下する大槻さん。
「それじゃあ金持ちのボンボンのわがままみたいじゃないかー。」
と水戸さんも笑いながら突っ込みを入れています。
大槻さんの扱うキャラクターは仰向けに倒れた巨大まいちに馬乗りになり、
顔を往復グー殴りという卑怯な技を何度も炸裂させ、客席からブーイングが。
大槻さんすっかりヒール(悪役)に。
末飛登さんもノッて「ウワー、痛いぃぃぃぃ〜〜非道いよぉぉぉー。」
なんて言うから、とうとう客席から「かわいそぉおお〜〜。」という声も。
「そんな、可哀想っていわれても言われた方が可哀想だよ。(大笑)」と水戸さん。
ゲームの事なのに客席も熱くなってきていて感情移入しまくり。
悪どい試合展開(笑)を見せた大槻さんは見事勝利を納め、そして決勝戦に。
決勝はバイソン内田とおおつき3です。バイソン内田の入場画面では
水戸さんが客席をあおり、内田コールがおこりました。
すっかり人気者。
ヒールの大槻さんは入場画面で帰れコールを浴びてました。
でも、そんな状況もけっこう楽しんでいる様な大槻さんでした。
みんなとても楽しそうです。
次々といろんな技を出し合う二人。さすがゲーマー同士。なかなか良い試合。
会場からは拍手や歓声が上がり大盛り上る。
かなり接戦に思えたのですが、(内田さんを応援する声がかなり多かったのです)
最終的には大槻さんの優勝で幕をとじました。
用意してあったチャンピオンベルトを腰にまいてもらう大槻さん。
ゲーム大会を猪木の物真似で締めくくっていました。
最後に全員で「じいさんはいい塩梅」を合唱。私も周りも一緒に歌っていました。
「メリークリスマス! 良いお年を! 」
その言葉で今回の「のほほん学校5時間目」は締めくくられました。
とても楽しいクリスマスイブを過ごせてホント満足な一日でした。
帰りに店内の喫茶部分に伊藤ヨタロウさんを見かけました。
最後まで残ってらしたんですね〜。
ヨタロウさんも楽しんでくれたかなぁ・・・なんて考えつつ、
ホコホコと暖かい気持ちでロフトプラスワンを後にしました。
<1999年1月24日・とーやま>