「きょーこ」 「………」 「恭子って」 「……んぇ?」 顔を剛くんのほうに向けられて、 やっと名前を呼ばれてたことに気づいた。 「おまえさぁ、生きてる?」 「生きてるよ…多分」 なんか昼過ぎたくらいから頭ボーっとしてて、 やっとウチまで帰ってきたはいいけど 少し熱あるし、ごはんも食べたくなくて。 ・・・・・・カゼひいたかもしれないよ、コレは。 そんな日に限って、剛くんは『突撃恭子の晩ゴハン』で。 電話くらいしてくれたら「カゼかも」って言えたのに・・・。 それでも「しょうがないなぁ」って元気なフリしてゴハン作ってあげた。 そんで、あたしはただ剛くんがゴハン食べてるのを見てた。 「………」 「った!!」 いきなり両手で頬をバシって叩かれたかと思うと、 手のひらをくっつけたままあたしの目をまっすぐにらむ。 「……あちぃ。」 それだけ言って、サイフを持って立ち上がる剛くん。 「……どこ行くの?」 「コンビニ」 「なんで??」 「絶対熱あるよ、おまえ」 「………」 「だからメシ食わなかったんだろ?」 「……うん」 「デコに貼るやつとか買ってくるから、おとなしく寝てろ」 「……ハイ」 ★★★ 20分くらいして、剛くんは帰ってきた。 コンビニの袋をガサガサさせて。 「おかえり…」 「デコ出せ」 「ん。」 剛くんは荒々しく冷えピタを貼ってくれて、あたしのおデコを叩いた。 それでもその手はやさしくてうれしかった。 「もっかい熱はかれ」 「…ハイ」 ピピピピ 「かせ。」 「…ハイ」 「うーわ、高けぇ! 早く言わねぇからこんなことになんだよ」 「ごめんなさい…」 それからご丁寧にレトルトのおかゆあっためて食べさせてくれたあと、 いつもよりだいぶ甘えてみた。ずっと手をつないだままで。 「……コスミックレスキューはカゼの人も助けてくれるんだ」 「何ソレ、ウケる」 「……でもありがとう」 「じゃあ、ゴホービくれ。ゴホービ。」 「な…ん!!」 あたしが「なに」って言う前に重なった唇。 ………うつっても恭子責任とれないよ? もしうつったら看病はせーいっぱいしてあげるけど。 「なに! うつるよ!」 「あーあ、うつったら恭子が世話すんのわかってる?」 「……わかってるもん」 自分がしたんじゃん…とか思いつつ、あたしは目を閉じた。 もちろん手はつないだままで。 ★★★ 朝、目が覚めたら剛くんはあたしの横にぴったりくっついて寝てた。 あたしの手ぎゅって握ったまま。 もう頭痛くないし、すごい元気になったと思う。 ・・・・・・何回言っても足りないけど、ありがとう。 ★★★ 恭子へ ってことで、初のプレゼントフォーユーvv これは、コスミックレスキューDVD発売記念でCRネタ使いました。 あたしカゼひかないからよくわかんないケド、最近カゼ流行ってるから書いてみた。 ありがちな感じでごめんなさいよ;; でも記念なので3人分書きあげるやも。 (つーか、『突撃恭子の晩ゴハン』て何。アホでごめんね)