すきなのは、オレだけ?



「剛くん。

すき、って言って?」

「は?」



・・・まただ。


最近のはすごく不安そうな顔をすることが多い。

で、オレに「すき」のコトバをねだる。

なぁ、何にそんなに不安を感じてるの?

なんでオレには「すき」って言ってくれねぇの?


のこと、すき?」

「・・・すきに決まってんだろ?」

「・・・よかったv」


オレは、コトバに出さなきゃ不安だから。

つぅか、コトバに出さなきゃやってらんない。

もう、オレの体の中、への「すき」で爆発しそうで。

コトバにしなきゃ、あふれ出ちゃいそうで。





はそんなことねぇの?


本当にオレのこと、すきでいてくれてる?


コトバにしてくれないと、そろそろ不安なんですけど。


オレが何回「すき」って言っても、が言ってくれることは滅多になくて。

オレのに対する「すき」は、のオレに対する「すき」の何倍あるんだろう。


がコトバに出してくれない分、オレがコトバに出さなきゃ、


不安で


押しつぶされそうになる。




「なぁ、は何で『すき』って言ってくれねぇの?」


「え・・・・」




「オレのこと、すきじゃないの?」



・・・・この質問で戸惑われるとキツいんですけど。


「・・・すき、だけど・・・」

「だけど?」


「ねぇ、のこと、どれぐらいすき?」




・・・ん?


「どれぐらい、って・・・」

「ねぇ」




思わず、眉をひそめる。



「珍しいな、その質問は・・・」


どう答えればいい?

どうしたら、君への気持ちを例えられる?


「・・・少なくとも、のオレに対する『すき』よりは大きいかな」


そう答えると、が意外そうな顔をした。


「何言ってんのー!!の『すき』のほうが大きいに決まってるじゃん!」


え?


「いや、それありえねぇから」

だって。

「なんで」

そんなの、理由は1つしかない。

「オレが想像する限りで1番の愛情、に注いでるから」



オレをここまで惚れさせた罪は重いぜ?



なんではこんなに可愛いんだろう。

赤く頬を染めて、すこし瞳を潤ませて。



わかってたんだ、本当は。

「すき」って言ってくれないのは、オレに対して不安に感じてることがあるんだって。



「じゃあ、剛くんが想像する限りで1番の愛情。からは感じてくれてないの?

が想像する限りで1番の愛情、剛くんに注いでるつもりなんだけど」


・・・コイツこういうとこ、やばい。


思わずニヤける。


「まだまだ甘いな」

お前が可愛いから


「なーんでぇ」


いけないんだぜ?

「だから、、、もっとちょうだい?」


そう言って、の唇を自分のそれで塞いだ。



キスが深くなるのと同時に、の体から力が抜けていくのがわかる。

唇を解放してやったときには、もうオレの支えなしでは立っていることもできない状態だった。


・・・最高v


のその顔、えっちぃ」


「えっちくない!!」


”えっちぃ”とか言うと、すぐに顔赤くするんだから。

純粋すぎ。


「シていい?」



我慢できねぇよ、そんな可愛い顔されたんじゃ。



「えー」


嫌じゃ、ないクセに。


が誘ったんだからな」


「誘ってないってば!!」




お前が意識しなくても、オレはいつでもお前が欲しい。


「オレへの愛情、みせてくれよな♪」


なぁ、


「・・・思う存分みせてあげるvvv」




オレがどれだけお前のことすきか、わかってる?



なぁ。



ずっとだいすきだから、

ずっとオレの傍にいて。








*反省**
「すき。」の剛くんver.でした。
男の子って、女の子が考えてるより、
いろいろ考えちゃうんだって。