フルーツバスケット










ドキドキ。








「じゃあ、今日の朝ご飯パンだった人っ」



ガタガタガタッ

みんなが急いで移動する。


でも、は座ったまま。



・・・実は、パンなんだけど、ね。



「やぁだ、また私ぃ!?」








今、彼氏イナイ組で、『フルールバスケット』やってるの。

12人で。

ウチのクラスは、結構フリーのコが多いんだ。



でも、は・・・。




本当は、世界一大好きで大切な彼氏がいます。

でも。

その人は、口に出して関係を公表しちゃいけない人。


V6の、森田剛くん、なのです・・・・・・・



剛くんは、本当に優しくて。

カッコよくて。

実は不器用で。

シャイで。

八重歯が覗く笑顔がすごく可愛くて。

うひゃひゃって笑う高い声も、心地よく耳になじんで。

本当に、世界一の彼氏なの。





「じゃあ・・・・実は、みんなに隠れて彼氏とめっちゃラブラブしてる人っっ!!」



ガタッ・・・・







!!!!!!!!!!!!



やばっ!!




「えっマジで!?」


「何、誰!?」


やっばい。


剛くんのコトばっかり考えてたから、思わず立っちゃった。




「ちょっと、水くさいじゃん!」

「そうだよ〜なんで教えてくれなかったの?」


「えっ、いや、あの・・・・・・」


「もう、言い訳はできないからね?」



みんなに詰め寄られる。


・・・・・どっ、どうしよ〜・・・・・・・・・・・っっ!!









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「・・・・・・・・・・・というワケでね、大変だったのよ」



「うひゃひゃ。で、どうやってクリアしたワケ?」


「必死にごまかした。『一瞬寝てて聞き間違えた』って」

「はは。それにしても・・・フルーツバスケット、ねぇ・・・」

「何、バカにしてるの?」

「イヤ、可愛いなぁと思ってさ」


そう言って、剛くんが、子供をあやすみたいに頭を撫でてくれた。


「オレだったら、何言われても動かねぇけどな」

「でも『フルーツバスケット』って言われたら動かなきゃ」

「みんな動いてんだから1人ぐらいわかんねぇだろ?」


・・・そりゃそうだけど。

「あ、でも1個」

「え?」

「『のコトが好きな人』って言われたら、絶対に動かなきゃいけねぇよな」





ちょっと照れながら、言ってくれた。



・・・剛くんは、やっぱり世界一だv



「じゃあ、『もう将来の相手が決まってる人』とかもじゃない?」


「気が早いな」

「だってもう結婚できるよ?」




「じゃあ、結婚したら、みんなでフルーツバスケットできるぐらい子供産めよな」


「・・・種付けするのは、剛くんなんだからね?」


「当たり前だろ?そのためなら毎晩でも頑張ってやるよ・・・あ、『ヤるよ』の間違いか」




「・・・もぉ。本当はソッチ目当てでしょ!?」



「当たり前じゃん。







なぁ、







今から・・・・仕込み、しようぜ?」






・・・・・・・できちゃった婚になったらどうしよ(笑)



*反省**
フルーツバスケットって意外と盛り上がるんだよね。