「・・・ふざけんなよ・・・」


只今の時刻、午前2時12分。
















事の始まりは、ツバメ。


オレの家の隣の家の屋根には、毎年恒例、ツバメの巣ができていた。

隣っつっても、オレの部屋の窓とその家の距離はわずか3メートルぐらい。

もちろん、ツバメの鳴き声は嫌ってほど聞こえるわけで・・・




「やだやだやだやだっっっ!!!」


その鳥の鳴き声にものすごい嫌悪を示してるのは、愛しい彼女の

まだ高校生で、すきなものが多い分、嫌いなものも多い彼女の、

嫌いなものベスト5に、鳥が入っていた。


「もぉね、目がだめ、羽がだめ、くちばしがだめ。

あと、鳴き声もだめなのー・・・」


一緒に街を歩いてて、ハトがいると思いっきり避けて通る。

カラスが飛んできたらコトバにならない悲鳴を上げて抱きついてくる。

ペットショップの中から見つめてくるインコやオウムとは、絶対に目をあわせない。


そんなにとって、ツバメの鳴き声が3メートル先から絶え間なく聞こえてくるというこの状況は、
まさに苦痛であって。

ずっと涙目なのが、それを物語ってる。


「ごぉくん・・・・・・・・」


「・・・よしよし」


オレの脚と脚の間にを座らせて、後ろからだきしめる。

が1番すきな体勢。


「一緒に寝ようか」

「本当!?」

「うん」



は、オレと一緒に布団にくるまるのがすきで。

身長もチビで、大柄と言える部分が1つもないとなら、

オレのベッドは大きすぎるほど充分な広さ。

2人でじゃれ合いながら、布団の取り合いっこをしてみたり、

パウダービーズの抱き枕を抱きしめてるを抱きしめてみたり。



「剛くん、もう寝る・・・?」

「・・・寝るか」


の目がトロンとしてきたら、もう止められない。

すぐ寝るんだから。


?」

「ん・・・」





もう寝たんですか、このお姫様は。



「・・・オレも寝よ」


只今の時刻、午前2時11分。



「・・・・・・ご、くん・・・」


「え?」


「・・・・・・すきぃ」



「・・・・・・・・〜っっ」




寝言でまでオレを夢中にさせてどうすんだよ。

もう、身も心もしか見えてないのに。


これ以上、オレに何を望む?




「絶対ぇ寝れねぇ・・・・・」




のせいで、落ち着いて眠れない。

でも、

がいなくなったら、もっと眠れない。


なぁ、



お前は、オレのこと、どれぐらいすきでいてくれてる?



・・・まぁ、オレがお前をすきな気持ちには敵わないだろーけど。







*反省**
恭子は鳥ダメなの。
毎年6月が憂鬱で(><)
ちょっと時期が遅くなっちゃった;;