ドジな彼女の白い指



その瞬間のオレの状態は。


ボーゼン。

その一言だった。





「おまえっ、どしたのその指!?」


「あっ、剛くぅん。

これね、この間ね、包丁で切っちゃって、そこからバイ菌入っちゃったのぉ〜;;」


オレの目の前には、愛しい彼女、



彼女の右手中指は・・・・


包帯ぐるぐる巻きだった。





   ++++++


「で、いつ治るの?」


「わかんないけど、とりあえず毎日ガーゼ交換のために、病院いかなきゃいけないの」


白くて細い指が、マンガみてぇにぷっくりと白い包帯で覆われてる。


「どんな治療すんの?」

「麻酔してね、爪、ちょっとだけ剥がしたっぽい・・・」

「っぽい、って」

「怖くてね、見てられなかったの」


うつむき加減に、そういうが可愛くて。

、右利きだよなぁ?」


「え?うん」


「じゃあさ、何もできねんじゃねぇ?」

「そうなの。お箸も使えないし、文字も書きにくいし・・・。

最悪だよ」

「濡らしちゃだめなの?」

「だめ」


・・・やっぱりv


「じゃあさ、しょうがねぇから、風呂は一緒に入ってやるよ」



「うん・・・・・・・

・・・・ん!?えっ!?一緒にお風呂!?」


「うひゃひゃ、真っ赤ーvvv」


「ちょっ、剛くん、本気で言ってる!?」

「ちょー本気」


の右手首を掴む。

「いや?オレと風呂はいるの?」


イヤなんて言うわけない。

赤い顔して俯いて。

ちょっと潤んだ瞳でオレを見上げて。


「・・・イヤじゃ、ない・・・・」


ほら。



が言い終わった瞬間、お姫様抱っこでを持ち上げる。

「うきゃっ!?」



「おとなしくしてろよ?優しくしてやっからv」


「えっ、ちょっ、優しくってぇ〜・・・・・・」



包帯ぐるぐるな、彼女の指。

痛くないように、そっと、そーっと。

・・・・でも、思いっきり。


愛してやるからさ♪



*反省**
えっとねぇ・・・今の恭子です(笑)
さすがにお風呂は1人で入るけど。