「ちゃん」
あの人に、名前を呼ばれるだけで苦しくなる。
でも。
苦しいのよりずっと、嬉しくなる。
よくね、「親友の彼氏、すきになっちゃった」って話、あるよね。
その人のことはね、最初は全然何とも思わなくて、オマケ程度なの。
でもね。
時間がたつに連れて、その人の魅力に気づいてしまうと──────。
抜け出せなくなっちゃう。
そして、がすきになっちゃったのは。
「彼氏の大事な仲間」
出逢いは、ただの偶然だった。
彼氏と2人でデートしてるとき、「カレ」に会った。
ただ、それだけだったの。
そのときは、軽く挨拶しただけで。
でも、彼氏から話しを聞いたり、たまに話したりするうち。
どうしようもなく、カレに惹かれている自分に気づいた。
恋するキモチは。
動き出したら、もう止まれないよ。
の彼氏は、アイドルグループ「V6」のメンバー、岡田准一。
出逢いは、共通の友達の紹介だった。
「ーーーーーーっっvvv」
つきあい始めて、もうすぐ1年半。
お互いのクセも好きなモノも感じるところも知り尽くした関係。
「もう、准くん。そんなに大きな声だしたら気づかれ───」
待ち合わせの場所に来るなり、大声での名前を呼んだ准くんに注意しようとした
そのとき。
「おうっ。邪魔してわりぃ」
───なんで。
「オレに、買い物付き合わせたいんだって。一緒でもいい?」
「え、あ、うん・・・・目立っちゃうねぇ・・・」
どうしよう。
うまく笑えない。
どうして、あなたがくるの?
「で、何買うの?」
「なんか」
「・・・・・買うものも決めてないのに、デートの邪魔してまでオレに買い物付き合わせんの?
勘弁してや・・・・」
「いいじゃない。准くんと一緒に買い物したいんだよ、ね・・・・?
剛、くん・・・・」
がすきになっちゃったのは。
准くんと同じV6の、森田剛くん───なんだ。
*反省**
初の長編です。長い目で見守って下さいv