不安なのは、だけ?
「剛くん。
すき、って言って?」
「は?」
「のこと、すき?」
「すきに決まってるだろ?」
「・・・よかったv」
ねぇ。
剛くんは、が「すき」って言わなくても不安になったりしないの?
は、剛くんに「すき」って言われないと、不安で不安で仕方ないのに。
なんで、そんなに余裕なの?
顔色ひとつかえずに、「すき」って言っちゃう。
が何回ねだっても、嫌な顔せずに「すき」って言ってくれる。
でも、はなかなか剛くんに「すき」って言えない。
だって、絶対絶対、の「すき」の方が、
剛くんの「すき」より大きい自信あるもん。
が「すき」って言うと、なんかもっと、「すき」の大きさに差ができる気がして。
言えない。
剛くんが、の何倍もコトバに出してくれなきゃ、
不安で
押しつぶされそうになる。
「なぁ、は何で『すき』って言ってくれねぇの?」
「え・・・・」
「オレのこと、すきじゃないの?」
「・・・すき、だけど・・・」
「だけど?」
「ねぇ、のこと、どれぐらいすき?」
「どれぐらい、って・・・」
「ねぇ」
剛くんが、カタチのいい眉をひそめる。
「珍しいな、その質問は・・・」
考えること12秒。
「少なくとも、のオレに対する『すき』よりは大きいかな」
・・・!?
「何言ってんのー!!の『すき』のほうが大きいに決まってるじゃん!」
「いや、それありえねぇから」
「なんで」
「オレが想像する限りで1番の愛情、に注いでるから」
・・・なんでこのひとは、こんなに嬉しいこと言ってくれるんだろう。
ささいなことで不安になって、
剛くんのコトバの重みをちゃんと感じられなくて、
ろくに「すき」も言えないようなに。
「じゃあ、剛くんが想像する限りで1番の愛情、からは感じてくれてないの?
が想像する限りで1番の愛情、剛くんに注いでるつもりなんだけど」
そう言うと、剛くんがちょっとだけ口角を持ち上げて笑った。
あ、のすきな笑い方。
「まだまだ甘いな」
「なーんでぇ」
「だから、、、もっとちょうだい?」
そう言って、剛くんがの唇を自分のそれで塞いだ。
剛くんのキスが深くなっていくのと同時に、体の力が抜けていく。
やっと唇が解放されたときには、剛くんに支えられないと立っていられないような状態だった。
「のその顔、えっちぃ」
「えっちくない!!」
「シていい?」
「えー」
「が誘ったんだからな」
「誘ってないってば!」
「オレへの愛情、みせてくれよな♪」
・・・。
「・・・思う存分みせてあげるvvv」
ねぇ。
ずっとだいすきだから、
ずっとだいすきでいてね。
*反省**
もーね、言葉に出さずに入られないの。
確かめずにはいられないの。
なんか最近、そんな感じ。