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はざまの時間

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はざまの時間を歩くのはいい 

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夜から朝に移る黎明 りゅいの淡い空の蒼茫

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雲に映ゆる薄紅は あと数分先だよ 

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夜の暴力はほどけて 朝の清汚はまだなくて

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そのつかの間 その微妙なわずかの時間に 
足元に溜った 静かな大気 

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くるぶしから下5cmの ひやひやで幾何学的キレイさの
足元に溜った 重い大気を

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一歩 一歩 つま先でかき混ぜながら
歩くよ

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すうすうといきを吐きながら

歩くよ

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木々はもう日光の期待にわくわくしてるね
でもまだもうちょっと  待ってね 

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体温が、安定した温度の層を撹拌してゆく
道筋が、うねうねとまだらの靄を作ってゆく

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静かな黎明の時間を 混ぜて歩くよ 

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歩くよ

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そうやって夜が明けてゆく

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やがて僕だけでなく 沢山の人々が歩き 
大気と温度を均一にならして

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そうやって 日が開かれる

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めしが花だらけ

。。

。、
緑の食事を作ったら 

野のはな咲いてる場所に行こう 
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密かにめっけておいたんだ

、、


いろんな色が形状が 勝手気ままに身勝手に 
散らばっている 凪いでいる
信じられないワイルドガーデン

 
ホワイト マゼンタ セルリアン ロイヤルパープル しょうじょうひ
烏野豌豆 小判草
ちと凶暴なハルノノゲシは、吹けば飛びたいわたぼうし


ユーラシアの極東の 五月の早い午後の陽が 

くそ無遠慮に白熱な 今日であるのはたまの事だから


自力で自分の為に咲く 野のはなコロニー 

膝丈のパル・ディス 


恒星熱灯向けて立つ あおの匂い 光りの匂い

 
君等の影は淡いな 僕の影は濃いな
かろく揺れるかろい影と 重く動かぬ重鈍な影
対照的で苦笑うても 全然気にもならないよ

。。


地表が花だらけだし


めしが花だらけだし


偽証

3Hも遠い河岸 
知らない泥色の川べりで 
黒豆を粉砕する高速ブレードを駆使


結核菌の出ない 
全く幸いな咳き込みに感謝する


あなた、偽証を止めなさい。
そういうのはいけない。

古い森の、じめじめした陰惨を


嫌いだった腐葉の感触を

きれいな古色で飾る事など雑作もない


南西.

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黒い瞳と黒髪の 
縁の光った声持つ魔女が
櫂をなでて みず進む
目をしばたいて てぃだ仰ぐ
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底抜けた水平
空振りの沖波
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舟上に火を
水上に火を置いて

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うたいでもない いのりでもない
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「びゅぅーんん るる hぅーんん んんん フーン」
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潮に渇いた唇の 奥の熱帯雨森から
吐かれる湿潤 重たい振動 
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「びゅぅーんん るるぅーんん んん フーン」

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波のうえの風のした 
確かな隙間を響いてく
上陸の位置を探るレーダ

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緑の声の魔女の念 あなたは銅剣胸に抱く
陽に晒された髪と目と 櫂をなでるコッパーの腕
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陸地まではまだ遠いのを
私は知っているけれど
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接岸するあなたの舟を 
私はまた知っている

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空色フルーツ.

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人工的濃淡の 張りついたよな鉛色
変ナ艶ノてかり 縁がてかっている

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縦切りのそら 今日のそらはそんな色
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くだものを びかびかどぎつい 新鮮なくだものを買いに 
つてててと鳴らす 鼻緒
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マンダリン ワイルドベリー ランブータン キワノ
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びかびかの黄金や赤を買いに 
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.鉛色のそら巻いて歩く 後ろに後ろに巻き込んで歩く.

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横切る公園には 木蓮花の重鈍な白
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,勃発の真っ最中.

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