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「紫の空」
「紫」が空を包み始める
艶めかしく怪しげな空気に酔わされ
息が零れる
・・・彼が来る
私の「女」は予感した
・・・そう予感は当たる
私は思わず微笑んだ
さぁ 用意しなきゃ
彼が来るまで私は窓辺で「紫」を浴びる
彼のため
もう一人の自分のため
二人の儀式のため
「紫」はゆっくりと私を飲み込んだ
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