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「ピリオドの雨」
貴方と私の愛の部屋
今は空っぽの空虚な空間
今の二人はあの頃とあまり変わってない
ただあの頃と違うのは
私に貴方より愛する者が出来て
貴方に私より愛するモノが出来たコト
だからもう
貴方を疎む事も
貴方から疎まれる事も無い
雨が・・・降り出した
ずっと天気が良かったから雨は"合図"のようにも感じた
たぶん 貴方も・・・
だから貴方は私をいざなった
そして二人は筋書き通りに求め合う
最後の儀式
でも それは愛の儀式ではなく
それは 情の儀式で
雨がそれを美しくさえ見せた
"さよなら・・・"
貴方が呟いたように聞こえた
それが惜しむように聞こえたのは
慣れた体温を手放すことを私が惜しんでいるせいだろうか
私は貴方の呟きに応えるように求めた
何度も・・・ 何度も・・・
"バイバイ"と心の中で呟きながら
まだ温度のある跡のついたベッド
今は・・・独りきり
雨はまだ降り続いている
少し冷たい「ピリオドの雨」
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