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僕は何処にいるんだろう
なんだか重さを感じない
浮遊してる感じだ
ああ・・・水の中にいるんだ
流れがあるから川なんだろう
いったいどれくらいココにいたんだろう
つい最近のような遠い遠い昔のような
とにかくココは何だか安心できる
僕は空を見上げながら流れに身を任せていた
橋の下をくぐった時 橋の上の少年と目が合った
少年は僕を見ると一瞬顔が歪んだ
けどすぐその目は好奇心でいっぱいになって
自転車に跨ると岸沿いに僕を追いかけ始めた
なんだか 楽しいね
おにごっこみたいで 楽しいね
楽しくて時間が過ぎるのも忘れてしまう
だけど もう 空は茜色
もう帰らなきゃ駄目だよ
帰れなくなってしまうよ
そんな目をしちゃいけない
僕とは一緒にいちゃいけない
・・・ホラ・・・こんなになってしまうから
そう もう お帰り
とても楽しかったよ さようなら
僕は流されていく
ただ 流れのままに
・・・僕は・・・僕は
どうしてココにいるんだろう
・・・理由は もう 忘れた
もう 忘れたんだ・・・
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