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私は貴方の匂い立つ色に堪らなく惹かれた
煙草を吸うしなやかな指先
物欲しげに見える眼差し
いつも口寂しそうな唇
貴方の首筋から香る匂いは甘く何処か危なげで
まるで貴方自身を象徴しているよう
貴方の曖昧ないざないはまるで私を試しているみたいで
私はその駆け引きに次第に酔わされていった
「騙されてはいけないわ」
私の理性が声高に叫ぶけど・・・もう遅いみたい
私はすっかり貴方の虜
クラクラする程の甘い罠に私は望んで飛び込むの
悪魔の囁きにも似た口説き文句は極上の愛撫
貴方の魅せる夢に酔わせて
夢は儚いものだわね
いずれ覚めてしまうものだわね
・・・それでもいいのよ
その後で幻想に苛むことになったって構いはしないわ
・・・だから
私を上手に騙して頂戴な
悦楽の甘い夜を・・・
貴方の創りだす艶かしい蜜の味を・・・
たった一夜でもいいから
ねぇ
貴方を私だけに頂戴
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