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Mansunのギタリスト、Dominic Chadは今回、特別にMaker誌に彼のアルコールとの戦いについて話してくれることになっている。彼は自己の経験にもとづいた教訓を語り、Paul Draperがアルコール依存症者自主治療協会へ行く事を説得してくれたことにより、回復への道を手助けしてくれた事を明らかにした。
この感動的なインタビューのなかでChadは言う。「僕が一番最後に誰か人の前で泣いたのはPaulの前でだよ。僕が酒を止めようと決めた日だ。もう十分やったじゃないかって気が付いた日だよ」
「僕達はツアーに出ていて、その最終日にこのホテルにいたんだけど、夜、僕はバーにおりて行った。次の日の朝11時になっても僕はまだそこに座ってウォッカとトニックを大量に飲んでいることに気が付いた。人々は朝食をとりにやって来て、そして去って行った。僕がそんなにたくさん酒を飲んでいたにもかかわらず、何も最悪な事が起こらなかったのは多分その時が初めての事だった。だから多分少し考えてみたんだと思う。
「それまで、翌日に大後悔するようなたくさんのいやな出来事があったんだ。窓をぶち割るとか、手を切ってケガするとかいった事がさ。だけどそういう事が何も起こっていなくて、さらに僕はいままで酔っぱらいとして過ごしてきた8年の僕の人生を後悔していることに気が付いた。」
ケガと酒の関連を認めて、Chadは言った。「2つのタイプの酒飲みがいるんだ。ひとつは酒を飲んで楽しんで、笑って家に帰る人達、もうひとつのタイプは自分の中のどんなに小さな問題でも大問題に作り変えてしまう人達。僕はそっちの方だった。僕はただ誰かに何かを言って欲しかった。簡単に僕を納得させてくれるような一言とか、とにかく何でも何か始めの一歩になるような。」
「そう。それが僕が酒を飲んだ最後の日だった。チェスターに戻って、もうこんなふうにいるのはうんざりだと思っていた。僕は今までに感じた事がないぐらいに、そしてこれからも感じたくないぐらいの悲しみにおそわれてしまって、落ち込んでいた。」
Paulは僕に「おまえはどうしたいの?」と聞くので、「僕は本当に酒をやめたい。でもどうやったらいいか分からないんだ。」と答えた。「そして彼は僕をアルコール依存症者自主治療教会の集まりに参加するように説得したんだ。幸運なことにそれ以来3年半酒を飲んでいないんだよ。」
Chad は独りで飲むのが彼の悪習慣だったので、Mansunの周りでみんなが酒を飲んでいても気にならないと言う。
「僕は家にこもリっぱなしの全くクズなアル中だった。」
「もし僕が飲み始めると止められない。今も僕は飲み始めると、何か最悪な事態が起きるまでやめられないしもしかしたらそれでもやめないかもしれない。いままで百万回と酒をやめようとしたけど、それはいつも誰かほかの人のためだった。だけど今回は、僕は何も悪い事をしていないし、ただ自分のためにやめたいと思ったんだ。」
「誰かにに酒をやめろと言われても効かなかった。Paulは僕が酒に酔って起こした行動で彼が良くないと思った時には教えてくれたけど、酒をやめろとは一度も言った事はなかったよ。」
「僕が酒をやめた時、彼はいままで僕からこうむってきたことにもかかわらす、本当に協力的だった。僕は彼にとって一番のひどい奴だったから。人はみんな、一番親しい人に対してそうしてしまうものなんだろう。」
「僕は自分を傷つけたかった。ひとつは、実際に自分の体を傷つける方法で、もうひとつは、僕にとって一番大切なものを自分から捨ててしまう方法。そのほとんどが僕の親しい友人だった。彼らの中で、僕が酒に酔った時に消え失せろ、死んでしまえ!って言われた事のない人なんていないよ。僕がそんな感じなのに、最後には僕はおまえの味方だからって言ってくれる人達がいるなんて、自分は本当に幸せ者だってことに気が付かなければいけないんだ。」
酒に溺れて過ごしてきた日々を振り返ってChadは言う。「問題のひとつは僕が今まで、何も誰にも話してこなかった事なんだ。確かな事は、僕が自己管理できなくなった時に死はやってくるって事。僕がどうやって克服したかって?いや、まだできていないと思う。だけど、前よりもっとオープンになってきているんだ。だいぶ良くなってるんだよ。」
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