歯を喰いしばって
(with teeth)
虫達が列を成して進んでいく様子を見ていると
そいつ等は自分のいるべき場所をちゃんとわかっているようだ
顔の滲みがクロムに映る
人ごみに紛れ、俺は独りぼっち
誰も俺の言うことを一言も聞かなかったし
俺の頭の外ではそれほど良いようにも聞こえない
それでも過去はどうやらここに居座るつもりらしい
俺は遥か遠くへ行ってしまった
お前は何故、世界中の全ての愛を得られるのか?
全ての尖った角は消え去る
お前が近くにいるときには全ての色が鮮明だ
星達は皆、空で燃えている
時々、俺はとても寂しくなる
お前は何故、世界中の全ての愛を得られるのか?
何故俺はいつも外側から見ているんだろう?
ガラスの反対側から
ガラスの向こうから
いつも皆と離れて見ている
見ているんだ、いつも
時が経つに連れ、これは次第に深くなっている
水は次第に冷たくなっている
俺はここで人々に囲まれ、それでも尚、独りぼっち
俺はいつだって独り
自分の頭の中に閉じ込められた俺自身といるときでさえ
そしてどうやらそこから出る方法は無いようだ
そして俺は本当にここにうんざりしている
あそこにいることができたらと思う
すぐ横はいまだに百万マイルの彼方
わだちの中にある遮断棒の向こう
他のどんな場所でもいい
なあ?
そうは思わなかったな
吹聴している
非難だけが入ってくる
ここにいれば誰にも俺の言うことは聞こえない
俺は忍び込んで向こう側へたどりつこうとした
俺は隠れるためにひび割れや穴を塞がなければならなかった
短い間だったら恐らくそれで持ちこたえられるだろう
それが本当に問題になるまでの間だけでいい
でも奴等は俺を見つけ、全てが腐り果ててしまった
お前は一体何様のつもりだ?
いいから、自分のいるべき場所に帰れよ
よく見るがいい、俺はクソまみれだ
俺は心からそれを信じようとした
お前はそれを着飾らせて、装ってみてもいいが
お前は何一つ変えられない
結局、お前は何一つ変えられない
お前は一体何様のつもりだ?
いいから、自分のいるべき場所に帰れよ
自分がどこから来たのか思い出せ
自分が何者か思い出せ
お前は奴等の仲間じゃない、俺達に属しているんだ
お前はただ自分を騙しているだけだ
いいから、自分のいるべき場所に帰れ
お前は奴等の仲間じゃない、俺達に属しているんだ
お前はただ自分を騙しているだけだ
お前のいるべき場所に戻ってこい
どこでもない場所へ戻れ
無へと戻れ
お前の頭の中の、その寂しい場所へと戻れ
お前のいるべき場所に戻ってこい
お前は本当に馬鹿で哀れだな
自分が何をしようとしているのか見てみろ
俺達はお前を行かせたりしない
あれは嘘だ、お前は信じたかったんだな
あれを本当に信じていたわけじゃないんだろ?
そう、それはあまりに深くまで走っている
友よ、それはあまりに深くまで走っている
違った観点から物事を見ることを始めた方がいい
お前は一体何様のつもりだ?
いいから
帰れ
帰れよ
自分のいるべき場所に帰るんだ
俺は物を拾う
俺は採集者
だから物は、そう物は徐々に積み上がっていく
俺はこの網を持っていて
それを後ろに引きずっているから
それは俺を肥えさせるための感情を拾い集める
何度も、俺はそれを手放したいと望んだ
でもそいつ等は呼吸を始め
そしてそいつ等は俺の中で育ち始める
何度も、俺はそれを手放したいと望んだ
でもそいつ等は、知りたくもない事を
俺に考えさせ始める
俺は全てを内に詰め込もうとする
俺は口を大きく開こうとする
俺は咽喉を詰まらせないようにして
全てを飲み込む 全てを飲み込む 全てを飲み込む 全てを飲み込む
俺は疫病
俺は群がるもの
お前の痛みの全てが俺に貼り付き
俺はそれを温めておく
そいつ等は俺を留め
そいつ等は俺を放してくれない
そいつ等が呆れるほど多いから
息をするのも辛くなってくる
俺は全てを内に詰め込もうとする
俺は口を大きく開こうとする
俺は内を詰まらせないようにする
俺は良い子だから
全てを飲み込む 全てを飲み込む 全てを飲み込む 全てを飲み込む
最後の一つまで
最後の一つまで
最後の一つまで
最後の一つまで
聞いてるのか?
そう、俺は世界より大きな何かを造っている
何か恐ろしいものを
この全てを使って
お前は列に並び、足並みをそろえて
上を向いて、ただいい気になっている
何故ならお前は
言われたことをやっているから
でもお前の心の中は黒ずんでいて、空虚で、冷え切っている
一体どれだけ深く信じているんだ?
飼い主の手に噛み付いてみるか?
血が出るまで噛み続けるか?
ひざまづいて無いで立ち上がれるか?
目にするだけの勇気があるか?
そいつを変えてみたいか?
この改革が見せかけだったとしたらどうする?
そしてその全ての裏には
神聖さや神性の名の下に正当化された
俺達の食事を賄うために
流された血への代償があったなら
一体どれだけ深く信じているんだ?
飼い主の手に噛み付いてみるか?
血が出るまで噛み続けるか?
ひざまづいて無いで立ち上がれるか?
目にするだけの勇気があるか?
そいつを変えてみたいか?
本当に無邪気な事だ
自分の信じたいことにすがり続けるのは
そして俺にはわかっている
それでも俺はずっと、ずっと、ずっと、ずっと、すがり続ける
お前は飼い主の手に噛み付くか?
それとも、ひざまづいたままでいるのか?
摂れば摂るほど
俺達は青ざめていく
それが何なのか思い出せない
俺達は忘れようとする
床のタイルが
刺すように冷たい
お前の目の中には覚えておくだけの価値のある場所がある
お前は行って、これを得てそれを粉々にすればいい
俺はこの忌々しい途を遥々やって来たが
巻き戻って、巻き戻って
振り出しに戻る
ヘイ、俺達は近づいたと思ったけど
たったこれだけしか来ていなかった
今、何か他に見せるものが残っているか?
いやいや、俺はそうは思ってなかった
ヘイ、すぐに俺達は気付く
自分達を嘘で覆ってしまうけど
その下の俺達はそれほどタフじゃない
そして愛だけじゃ足りないってことに
それは暗闇に隠れる
まるでしなびた血管のように
俺達はそれに口出ししなかったから
それは文句を言えない
本当は一度もチャンスなど無かった
俺達はそれをやり遂げることは出来なかった
そして俺は信じたことも無かったと思う
お前といれば良くなれると信じたことなど
ヘイ、俺達は近づいたと思ったけど
たったこれだけしか来ていなかった
今、何か他に見せるものが残っているか?
いやいや、俺はそうは思ってなかった
ヘイ、すぐに俺達は気付く
自分達を嘘で覆ってしまうけど
その下の俺達はそれほどタフじゃない
そして愛だけじゃ足りないってことに
置き去りにされ、疲れ果てている
俺は未来がわかると信じている
何故なら俺は同じことを繰り返しているから
俺はかつて目的を持っていたと思う
でもやはり、それも夢だったのかもしれない
俺はかつて言いたいことがあったと思うが
今では声を出すことすらない
俺はただ言われたことをやってきた
俺は本当に奴等には近づいて欲しくない
ああ、本当に
毎日が全く同じ
毎日が全く同じ
ここには愛も、痛みも無い
毎日が全く同じ
奴等の目が俺を伺っているのを感じる
再び俺が自分を見失うんじゃないかと
俺はここで幸せだと思う時もあるが
そう装っている時もまだある
この全てがどうやって始まってしまったのか思い出せないが
それがどんな風に終わりを迎えるか、お前に正確に言って聞かせることはできる
毎日が全く同じ
毎日が全く同じ
ここには愛も、痛みも無い
毎日が全く同じ
俺は小さな一枚の紙に書き綴っている
いつの日か、お前が見つけてくれることを望んでいる
そいつを何かの裏に隠そう
奴等は裏側を見たりしないだろう
俺はまだこの中にいる
ほんの少しだけが滲み出している
これが何か別のやり方だったなら良かったけど
俺にはただ、他に何が出来るかわからないんだ
毎日が全く同じ
そして俺は自分の台詞のリハーサルをした
だから俺は次に何が来るか知っている
彼女はやってきて
中に入ってくる
彼女はお前がどんなに努力するよりもお前を良くしてくれる
それは彼女のキスの中にある
最も黒い海
そしてお前が夢にも思わなかったほど深くまで走っている
歯を喰いしばって
彼女はしがみついている
歯を喰いしばって
過去の自分に手を振って別れる
ルールは変わり、境界線は曖昧になっていく
彼女はお前をとても固くする
それは強烈にやってくる
お前はついに自分のいるべき場所を見つけたんだ
歯を喰いしばって
俺には再びこれをやり通すことなんて出来ない
歯を喰いしばって
彼女は全てのうちで最も大きな嘘
彼女はお前を放さないだろう
しがみつき続ける
今度はもう俺は帰ってこない
俺は日々、曖昧になっていく
消え去っていく
(お前はこう言うかもしれない)
俺が焦点を失いつつあると
抽象に向かって流されていくような感じ
俺が自分自身を見つめる観点で言えば
時々、俺は自分の中を見透かすことができるように思う
世界に適合することに気を使わなくなった
お前の世界って意味だが
何故ならどうでもいいことだから
もう何もかも、どうでもいいことだから
そう、俺は独りぼっちだ
でも、俺はいつだってそうだった
思い出せる限りずっと以前から
俺が思うに恐らくその理由は
本当はお前など存在しなかったから
そもそも始めから
俺はただ自分を傷つけるためにお前を創り出した
そう、そして俺はただ自分を傷つけるためにお前を創り出した
そしてそれは上手くいった
そう、上手くいった
お前などいない
いるのは俺だけ
お前のような奴はいない
いるのは俺だけ
唯一
[パート2]
小さな点が俺の目にとまった
そしてそれがかさぶたであることに気付いた
そして、俺はこの可笑しな気分になった
まるで俺はそれが何か悪いものであると知っていたかのような
俺はただ、放ってはおけなかった
そしてかさぶたを剥がし続けた
まるでそれが自ら閉じようとしている戸口であるかのように
しかし俺はそれを上り詰めた
今や俺は自分のいるべきでない場所に来てしまった
そして俺は決して見るべきではなかった物を見ることができる
そして今、俺には何故かわかる
そして今、俺には何故かわかる
物事はその内側ではそれほど綺麗ではない
お前のような奴はいない
いるのは俺だけ
唯一
その場所は本当にこれだけ? その場所は本当にこれだけ?
少し常軌を逸脱しだした
そして俺は誰を信じればいいのかわからない
多分奴等は俺の心を読む方法を知っているんだろう
多分俺は慣れたんだろう
俺の腕はブラブラ
俺の頭は弾けてる
俺はお前を味方に付けたと思ってたけど
何も得ていなかった
俺は単に民衆の中の一人にすぎない
心配することなど何もない
目立とうとすらしない
俺はどんどん小さくなっていく
そして俺には言うこともない
それは取り払われてしまった
ただ行儀良くふるまい、従うだけ
俺は自分が薄れ去り始めてるんじゃないかと心配だ
俺が壁まで押し上げれば
ひび割れから何とか外を見ることができる
俺は見るために高々と立ち上がったりしない
俺は喜んで這い回る
握力は無くなりつつあるが
でも、まだ握り拳は作れるし
それに俺はまだ自由の利く腕がひとつ残っているから
俺は殴ることができる
こいつで俺自身を殴り上げることができる
俺は単に民衆の中の一人にすぎない
心配することなど何もない
目立とうとすらしない
俺はどんどん小さくなっていく
そして俺には言うこともない
それは全て取り払われてしまった
ただ行儀良くふるまい、従うだけ
俺は自分が薄れ去り始めてるんじゃないかと心配だ
おい、それでそいつに何の価値があるんだ
俺はかつて本気で信じていた
俺達に成し遂げることのできる何か偉大な物があるんじゃないかってことを
そして今、俺には違いを言うことも
何を感じればいいか知ることもできない
俺がずっと必死になって見ようとしてきたものと
現実として見えてきたものについて
俺の世界は日に日に小さくなっていく
ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ
でも、それでかまわない
太陽黒点がまぶしい光を俺の目に射る
時々、俺は自分が生きていることを忘れる
そいつがやってくるのを感じるから、俺は避けなければならない
そいつが呼ぶのが聞こえるから、逆らうこともできず俺は行く
耳を貸すべきじゃないし、信じるべきじゃない
でも、俺はそうしてしまう
そう、俺はそうしてしまう
彼女は俺をその気にさせる
彼女はそれを現実にする
俺は謝らなければならない
俺がこんな風に感じることについて
俺の人生は転機を迎えたようだ
神の名に懸けて
一体どうして戻りたいなどと思うだろう?
俺達の皮を剥がして、かつて自分達だったものを焼き払ってしまおう
炎の中でファックして、灰を全て撒き散らしてしまおう
残ったものをすべて殺し去ってしまいたい
そして、俺はそうしてしまう
そう、俺はそうしてしまう
彼女は俺をその気にさせる
彼女はそれを現実にする
俺は謝らなければならない
俺がこんな風に感じることについて
そして、今俺を止められるものは何も無い
そして、恐れるものは何も無い
そして、俺がずっと欲しかったものは全て
この中にある
この中に
今俺はただ太陽を見つめている
そして自分のしてきたことの全てを目にする
俺は別の何者かになっていたかもしれないと思う
そして俺には始まってしまったものを止めることはできない
今や、全てが語られ行われた
そして逃げる場所はどこにも残っていない
俺はかつて優れた何者かだったと思う
今俺はただ太陽を見つめている
俺が決してしないだろうと言ったことがある
現実になったと信じたくない恐怖がある
俺の魂はあまりに病んでいて、あまりに小さくて、あまりに手遅れ
そして俺自身は憎悪することにうんざりしている
俺がここに留まるほど
それは明らかではなくなっていく
俺がここに留まるほど
俺は消え去っていく
俺がこれまでやってきた限り
俺はどちら側にいたかわかっていたが
今や、俺にはよくわからない
境界線が曖昧になっていく
俺の上に誰かいるのか?
わからない、わからない
誰も俺を止めないのか?
わからない、わからない
俺は息を止めようとする
俺は一体どこまで降りることができる?
わからない、わからない、わからない
俺がここに横たわって見つめる間に
織物は裂け始める
修繕も効かないほど
でも俺はそれほど気にしていない
俺がこれまでやってきた限り
俺はどちら側にいたかわかっていたが
今や、俺にはよくわからない
境界線が曖昧になっていく
俺は今度は独りぼっち
時折、横から音が聴こえる
並行した場所、お前だとわかっている
小さな破片が滲み出すのを感じる
これは延々と続く
今、俺は留まらないことに決めた
俺は自分が消え去り始めたのを感じる
全てが元のあるべき場所へ
すぐに俺もお前の横に
これは延々と続く
俺達は決して死なない
やがてお前の横に
お前が建てた檻の中の獣を見ろ
お前が自分がどちら側にいるのか確信できるか?
あまり近づいて奴の目を見ない方がいい
お前は自分がガラスのどちら側にいるのか確信できるか?
お前が築いてきた人生の安全性を見ろ
全てがあるべき場所に
お前の心の中の虚しさを感じろ
それらは全てあるべき場所にある
もしもお前の周りの全てが思った通りのものではなかったら
もしもお前が知ってると思っている全ての世界が精巧な夢だったとしたら?
そしてもしもお前が自分の映った姿を見るならば
それがお前のなりたかった姿か?
もしもお前が割れ目から覗くことができたなら
お前は自分自身を見つけるのだろうか
見ることを恐れている自分自身の姿を?
もしも全ての世界はお前の頭の中にあって
お前自身の創造物にすぎなかったとしたら?
お前の悪魔も、お前の神も、全ての生きるものも、死んだものも
そしてお前は本当に独りぼっちだとしたら?
お前はこの幻想に生きることもできるし
信じるという選択をすることもできる
お前が探し続けても森は見つからず
その間、お前は木々に隠れている
もしもお前の周りの全てが思った通りのものではなかったら
もしもお前がかつて知っていた全ての世界が精巧な夢だったとしたら?
そしてもしもお前が自分の映った姿を見るならば
それがお前のなりたかった姿か?
もしもお前が割れ目から覗くことができたなら
お前は自分自身を見つけるのだろうか
見ることを恐れている自分自身の姿を?