OFFICIAL ALBUM

NO PAROLL FROM ROCK’N’ROLL (83)
イングヴェイ衝撃のメジャーデビュー作であり、
一般的にもそのことばかりが評価されている
アルカトラスの1stアルバム。
しかし、MSGの事件から甦ったグラハムの怒涛の
シャウトなくして、このアルバムは語れない!
キャッチーなポップソング「ISLAND IN THE SUN」や
ハードなJET TO JET」、
叙情的な名曲「HIROSHIMA MON AMOUR」など、
様々なタイプの曲が、バランスよく収録されている。
イングヴェイの様式美サウンドも堪能できる
良作といえるでしょう。

LIVE SENTENCE (84)
84年4月28日の中野サンプラザでのライヴを収録した
アルカトラス、そしてグラハムにとっても初のライヴ・アルバム。
・・・しかし、実際は中野サンプラザのテイクだけではないと
私は思いますが、果たして・・・??
オフィシャルビデオ「メタリック・ライヴ」や来日公演ものの
ブートを聴く度に、疑問は深まってゆきます。
演奏は、文句なしのベストテイクではないでしょうか。
しかし、アルカトラスのナンバーは冴え渡るように
聴こえるのに対し、RAINBOW時代のナンバーはイマイチ。
やはり、RAINBOWの曲は、あのメンバーの演奏でないと
駄目であるという事が証明されました。
アルカトラスの演奏では、陳腐な感じがしちゃいます。
それに、38分程度の収録では不満足度急上昇です。
編集も雑で、ライヴアルバムとしては、う〜む・・・。

DISTURBING THE PEACE (85)
グラハムとの亀裂、そしてメンバー間との亀裂が生じ、
新ギターヒーロー・イングヴェイはアルカトラスを去ります。
後任に、グラハムは当時まだ無名だったスティーヴ・ヴァイを
加入させ、新たな路線を探ります。
ヴァイは、助平なフランク・ザッパの元でザッパのサポートを
していた為、目立った活躍はしていませんでしたが、
ザッパのブートビデオ等を見ればわかるとおり、
ザッパと対等にプレイし、なかなかどうしてカッコイイ
ヴォーカルまで披露しています。
前作は、イングヴェイをフューチャーしすぎた内容でしたが
この作品では、グラハムが第一線に立って活躍しています。
個人的には、アルカトラスの最高傑作と思うのですが、
所属会社とのトラブル等もあり、ロクに宣伝されず、
結局セールス面では大惨敗となってしまいました。
トラブルの背後には、イングヴェイの影がちらつきます。
結局、ヴァイは元ヴァン・ヘンレンのデイヴ・リー・ロスに引き抜かれ
ここで事実上、アルカトラスは終わってしまったといっていいでしょう。

DANGEROUS GAMES (86)
名前忘れましたが、地味ながらも堅実なギターワークで定評のある
なんとか氏が新たにギターとして迎え入れられ、
復活をかけて製作されたこの作品は、決して悪い出来ではなく
むしろ時代の流れをグラハムは常に掴んでいたということを
証明してくれたような気がします。
しかし、前作までの有能ギタリストによる、ギターを前面に押し出した
ハードロックサウンドとは一線を画したこの作品は
やはり従来のファンからは受け入れられませんでした。
RAINBOWは見事にポップ路線に変更して、成功を収めましたが
彼らはそうはいかなかったのです。
原因としては、あまりにも地味なポップナンバーが並んでしまった、
歌の内容がやや暗い、ハードロック性が微塵も感じられない、
等々ではないでしょうか。
やはり、少しはハードなナンバーも入れてほしかったです。
この後、レコード会社とのトラブル説、グラハムの借金説、
様々な噂が飛び交いましたが、結局解散となります。
このまま、グラハムは音楽界からフェードアウトという話も出ましたが・・・
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