KANSAS

'79年(だったかな?)初来日の武道館行ったけど、アリーナ席が美人で一杯だった(実話)。


う、俺にとって「とても忘れられない」バンド。
このバンドの5thアルバム「Point of know return」こそ、俺がHR/HMにのめり込む
キッカケになった一枚。


きんた、カンサスを知る。
・・・あれは俺がまだ汚れを知らない(爆笑)高校生の頃。
当時の俺は洋楽で知ってるのって「ビートルズ」「KISS」「Queen」くらいの、
「特にHRに思い入れのない」少年でありました。

ある日、家のクルマのダッシュボードに普段音楽を聴かない筈のオヤジの持ち物らしい
カセットテープを発見。「何聴いてるんだろ?」と思った俺は、早速再生。
中身は「ツィゴイネルワイゼン」でした。ヴァイオリンはアルテール・グリュミオー。
ヴァイオリンと伴奏のピアノだけのその演奏の素晴らしさに、俺はいたく感動したのでした。
特に、グリュミオーのヴァイオリンは感情移入が激しくて、今思えば俺の
「インパクトのある感情表現大好き」って好みは、この時の感動こそがルーツなのかも。
泣き、叫び、こっちの琴線にバシバシ訴えてくる、すさまじいまでに「感情爆発!」な
そのプレイは、それまでの俺の「ただ綺麗な音、ってだけ」ってヴァイオリンに対する
認識をすっかり変えてしまいました。
で、突如「ツィゴイネルワイゼンマニア(笑)」と化した俺は、別の人が演奏したアル
バム等何枚か聴き比べるのですが、これが同じ曲でも演奏者によって全然違う。
「解釈の違い」ってものがあるのを、実体験で知ってしまったのでした。
やはり、俺にとってはグリュミオーが最高で、次がサラサーテ(作曲者自ら演奏した
奴)のヴァージョン。ツィゴイネルワイゼンにはオーケストラアレンジもあるけど、
あんなの論外(問題発言)。女性奏者は往々にして綺麗に弾き過ぎで、なんとなく
「情景描写」って感じ。中には「感情込める」人もいるけど、『ただのカナキリ声』
に聴こえちゃったりしてこれもマイナス要素。・・・かなり生意気な評価ですけど。

ま、そんな訳で俺は「ヴァイオリンっていいなー」と、知人・友人に事あるごとに
話していたのです。「すげーよ」って。

・・・ここで登場するのが、2年の時に知り合った「カギヤマくん」。
ロック好きだった彼の言葉が俺の運命(笑)を変えました。
「ヴァイオリンのいるロックバンドあるよ。」
「え゛?」

彼がテープにコピーしてくれた、KANSASの「Point of Know Return」。

・・・聴き終えた時、俺の身体には「アメリカ中西部の風」が吹き、目を閉じると
砂塵が舞っているのが見えました。ええ、幻覚ですよどうせ。
ロビー・スタインハートが奏でるヴァイオリンも、いわゆる「ジプシー・ヴァイオ
リン」で、時にせつなく、時に激しく俺の気持ちを揺さぶるもんだからもー堪らない。
「すっげー・・・ん?・・・へー、こういうのって、『プログレ・ハード』って言う
んだ? ハードロックっていいなー。プログレッシヴ・ロックもいいなー」
俺はすっかり、ロックに対しての認識をアラタメてしまったのでした。


ひとつ戻る
Topに戻る
BBSにダッシュ
[メールはこちらへどうぞ→kinta@namaste.club.ne.jp