テレビ

                      作詞: PO3

カーテンを開けて覗いた夜の街は
ネオンで照らされて人影もなくて
そんな街を見下ろしてると
これから僕はどうなってしまうんだろうっていう
何かに襲われそうになった。

とりあえず給料の封筒を開けて
これでいいのさと呟いてみて
寂しさを消そうとする僕が居た
テレビをつけて見たい番組を待ってると
野球中継の延長のせいで1時間遅れ。

時々僕は刹那の悲しみに真正面から押しつぶされて
それでも必死に抜け出そうとするから
僕自体が愚かに見えてくるんです。



1時間遅れのソレを見ながら
憂鬱を忘れようとしてる僕を思い出す。
一瞬ふと思い出してしまう
君の声さえも遠いこの街じゃ
テレビでしか救われないんです。

時計の針も深夜という時間帯に入り
そろそろ就寝を目標とする時間になる
ため息も涙も滅多にしないけど
自由奔放な毎日に憧れて
その為なのかよく判らないけど寂しいんです。

コンビ二で買ってきた弁当の温かさに
妙に切なくなってしまう僕が居て
一応無難な人生を生きてきたつもりだけど
そのシステムさえよくわかないから
余計に君の存在も忘れてしまうんです。

でもこれから忘れないっていう保証もないから
君に納得するまで話し合いたいんだけど
そんな暇のこの先ありそうにないから

ごめん、と独りで囁いてみた。

意味ないんだけど。テレビの電源を消した。

今日も明日になってまう。あしたになってしまう