幻の歌
作詞:桜李
作曲、歌:RAB
降り積もる埃が 私の体を
覆いつくす前に どうか吹き払って
風のように通り過ぎた あなたの声
どうしても聞きとれない 幻の歌
違う淵から 同じ孤独を
見下ろす二人の 虚ろな姿
光は闇に 海は氷に
すべてを追い越し 落ちる太陽
かすかに響いている
鼓動に揺られながら
まだ見ぬ遠い空に
心を焦がしながら
拭い取る端から 曇る視界の中
遠くかすんでゆく 背中を見ていた
輝きはとめどなく 色あせるまま
どうしても届かない 幻の人
眠れる私の 瞼に触れて
あなたが溶かした 偽りの夢
城は廃墟に 馬車は玩具に
一人歩き出す 枯れた荒野へ
かすかに響いている
鼓動に揺られながら
まだ見ぬ遠い空に
あなたを捜しながら
降り積もる埃が 私の体を
覆いつくす前に どうか吹き払って
風のように通り過ぎた あなたの声
どうしても聞きとれない
幻の歌を歌う