氷の時代

                        作詞:RAB

傷ついた振りして逃げていた 幼い日の俺達
何にも知らない振りして 全てから逃げていた

たとえ火の海に飛び込んでも 倒れない強い心
そんな強い心が欲しいけれど
何もかも信じられず何も信じたくない こんな心がある

傷ついた振りして寝転がって 空を見上げて空に沈んだ
夢が弾けて崩れ落ちて 何もかもが無意味に見えたあの頃は

何にも信じられず 信じないで
ただひたすらに眠った
誰も信じないで誰も見つめないで
ただ小さな殻に閉じこもっていた


覚めかけた夢の続きのように あの日の記憶が甦る
燃えさかる炎の向こう側に 大切な物が消えた夜

だから失う怖さに怯えて
小さな殻に閉じこもり
優しい人の温もりも寄せ付けない そんな今を生きてる

目の前に広がる青い空は 何も教えてはくれない
道に迷って眠れないで 世紀末へと落ちて行く

天使と悪魔が囁いて
別れ道を指すけれど
どちらも信じられず 何処へも行けないで
静かに静かに沈んで行く


それから幾つかの時が流れ 人々が道に倒れても
僕は手を差し伸べる勇気が無くて 手を差し伸べる力も無くて

そして僕が道で倒れて
それでも誰も助けちゃくれない
こんな時代にしたのはきっと
僕自身なのかもしれないね

冷たい雪が降っている
冷たい風が吹いて行く
冷たい時代が目を覚ます