地球に降る夢〜幸子のレクイエム

                        作詞:RAB

幸子は十五になりました 優しく明るい素直な子
白く輝く月のように 愛を与えてくれました

十二の春に告げられた 不治の病と告げられた
残り僅かな人生を 楽しく過ごして欲しかった
天使のような その笑顔 いつまでも見つめていたかった

幸子は時々言いました
「この地球(ほし)は なんて美しいの  
 生きているって
 なんて素晴らしいことなのでしょう・・・」
明るい未来を夢に見て 青春を駆け抜けてゆきました



幸子の十五の秋でした 落ち葉が風に飛ばされて
青く広がる空の下 深い眠りにつきました

一生懸命生きました 辛い治療にも耐えました
好きな人がいるけれど 告白はしなかった
自分の儚いその命 きっと気付いていたのです

幸子は最後に言いました
「もう一度生まれ変わっても パパの子どもがいいな 
 すごく幸せだったよ
 ただ、もう少しだけ生きていたかった・・・」
小さな夢を握りしめて 天に昇ってゆきました



幸子に最後に言いました
「もう一度生まれ変わっても 私の子どもに生まれておくれ
 精一杯の愛をあげるから
 宇宙で一番愛しているよ・・・」
優しい笑顔のそのままに 天に昇ってゆきました


だからお願いです
幸子の愛したこの地球(ほし)を 
これ以上汚さないで これ以上壊さないで・・・

だからお願いです
ダイヤモンドのような季節を
大切にしてください 諦めないで生きてください