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[エー]






現実的なものほど 淡く遠く揺らいで 今だ虚ろであるが 消え入るように 滲む君の 細く強い声 つむぐ ひとつひとつに 聞き入ってゆく 一体感 酸素ごと 吸収してしまう そのすべて 私の弱さを許し そのままでいい、と うつむいた 涙をこぼした 知ることを拒んだ君の その 押し殺した声を 痛み、伴ったとしても 届くようにと 届かぬ願いではあるが もう泣くのは すべてを 心地よく浮遊した身体を 投げ出して その先に 私は いた 最後に 許すと、 その言葉は すれ違うも いいのだ、と 君の歌で その柔らかな 声で 救うのだ 救うのだ すべてなのだ