Ink piece
絡めとる様にただ眺めている今が 眠る様に息を沈める今が 一つを共有することが 夢みたいに笑うことが 忘れない様に眼をつむることが いつしか不安に変わり 指が震えるなら 逃げ出してしまうなら ガラクタを捨てるようにおしまいにする 大事なことが表せない ほっぽり投げて 私は放物線を たどったあとは 焦げるしかなくて 居場所はなくなるだろう 抹消されたように 粉砕して 散らかる私は 私がいなくなったらもう一度 私がいなくなったらもう二度と その眼で誰を その眼で誰も こんな晴れた日に何かが死ぬのを見ているわたし 何故 並べてゆくのかを 何故 続けてゆくのかを 問うことをやめられない あなたはたすけてくれますか 許してくれますか 私は幸せだとおもいますか 信号無視で 病気で 誰かの意図で 自分の意志で 私が死んだときに 空気も天気もあなたの全てをとりまくものが とても安らかだったのなら 気づいて 手向けた花が枯れて もう二度と誰も 愛せない様に こんな晴れた日に遠くを見ているわたし。 何かが死ぬのを見ているわたし。