無題。
僕は何処に向かって歩けばいいんですか?
感情を作り出す力さえ残っちゃいない
君が笑いながら
ぼくのふさがれた傷跡を見て
君が笑いながら
それを引き裂いて
そしてそれでも自分にはなんの罪もないと感じているのでしょう?
明日からはきっと上手く笑えない
そのうち僕は歩き方さえもわからなくなって
立ち止まりそこにあったただ一つの点だけを見つめた
意識が遠くなり憎しみも怒りもこのまま全部
消えてゆくものとばかり思いこんでいた
恍惚状態の僕を引き戻したのは、また、あの、白い手。
僕をどうして消してくれない?
こぼれてゆく僕の欠片。笑いながら手を振る君。
明日からはきっと上手く笑えない そう笑う必要すらない
それでも泪が止まらないのは憎しみのせいだけじゃないと
思っても良いだろうか?
祈りの言葉は誰にも届かなかった
僕は唯一人この部屋に置き去りにされて