Kut Klose/Surrender

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*ハンドル・ネーム
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*投稿日時(年-月-日)
*おすすめ度
*コメント
*lisa
*R&B,Hip-hop,Pops
*
*01-06-19
★★★★★★★★★9
当時利用していたお店で、「SWV好きにおすすめ!」という文句が貼りつけられているのを目にして購入しました。確かに声質はかなり近い!しかし若さゆえにUPなSWVが好きだった私にとっては、少々期待はずれだったのでした。まだSLOWの良さとかわからなかったし・・・。それから月日がたち、今ではなかなかのお気に入りになっています。中でも(03)Get Up On It(08)Keep Onが好きです。その当時もこの2曲は好きで、(08)Patrice Rushenを使っているんだけど、ちょうどJunior M.A.F.I.A.の"I Need You Tonight"大好きだったので、同じネタ使いという意味でも好きでした。(03)(11)のRemixよりこちらの方が良いと思います。
*いっしー
*R&B
*SWV,Keith Sweat,
BLACKstreet,
*01-08-03
★★★★★★★★★★10
このアルバムはKeith Sweatが自ら設立したレーベル、「Keia」の第二弾アーティスト(第一弾は「Freak Me」で知られるSilk)として売り出したLavonn Battle,Athena Cage,Tabitha Duncanの三人組の黒人女性グループです。Duncanは当時のインタビューでこんな風に言っています。「It amazed all of us, that our voices were so close. I think that we're really meant to be together.」そう、この三人は出会うべくして出会った三人だったのです。 

当時はMary.J.Bligeの1stの影響から、ヒップホップ・ソウルの全盛期でありました。しかしそんな流行にとらわれることなく素晴らしいプロデュースを手がけたのが、御大、Keith Sweatでした。ここを見てくれてる方たちなら「うんうん」とうなずいて頂けると思うのですが、Keithの作る曲っていうのは時代と共に音楽がどんどん進化していっても変わることのない良さがあります。彼自身のアルバムも常にその時代、時代の流行のスパイスを取り入れつつも、どのアルバムも特にスロージャムにおいてはかわらない良さがあります。

さて、話をKut Kloseに戻すことにしましょう。このアルバムは全体にリードボーカルのAthena Cageの声の清涼感、彼女達三人の美しくも重過ぎず、素晴らしいハーモニーとKeithのアメリカ西海岸のビーチの夕暮れどきを思わせるような、切なさと甘酸っぱさが一杯のサウンドが見事に溶け合い、素晴らしいものとなっています。収録曲としてはkeithとのデュエットのスロージャム、で彼のアルバム「Get Up On it」にも収録されている、シングルとなった、も素晴らしいのですが、彼女らのアルバムの中で特に素晴らしいのが、この5曲目に収録されている「Lovely Thang」です。彼女らのアルバムの中でもちょっとBPM高めのナンバーなんですが、出だしのピアノとストリングスが絡むところやAthenaの声の入ってきかた、それとさびの部分での「You're Such a lovely thang, Yes, you are」というコーラス部分、どれも胸を躍らせるまさにこれぞ「らぶりー!」という珠玉の名作です。

このアルバム一枚だけで彼女らは自然消滅。そして彼女らはKeith Sweatのアルバム、「Keith Sweat」の中の曲、「Twisted」(1996)に姿をあらわしただけとなっています。しかし彼女らの才能はその類稀な歌声だけでなく、プロデュース能力においても素晴らしかったのです。このアルバムでは作詞、作曲でKeithと共作としてクレジットされてますし、リードボーカルであるAthena Cageは15歳のときから作曲もしており、実際、Chante Savageの2ndアルバム、「This time」ではKeithと共に「Come Around」という曲の作詞、作曲を手がけています。(彼女自身もその曲で歌っている)また、AthenaはAmy Grountのアルバム、「House of Love」('94)やRegina Belleのアルバム、「Reachin' Back」('95)にもコーラスとして参加してます。

Keithの最近のBlack Music Review誌のインタビューによると、Kut Kloseは正式に解散してるらしいのですが、Athena Cageは2001年になってから出たオリジナル・サウンドトラック「Save The Last Dance」の中で「all or nothing」という曲を歌っており、事実上、これがAthena Cageのソロデビュー作となっています。この曲はkeithが手がけた物でなく、Kut Klose色は全くありません。また、彼女の正式なソロシングルとして、「Hey Hey」がプロモではもう出ており、アルバム、「Art of a woman」も7月に出るとのことですが、こちらは今のところ音沙汰なし・・・。